宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

宝瓶宮時代と占星学

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宝瓶宮(ほうへいきゅう)時代とは、占星学による時代区分です。
今後、約2,160年間(計算値)続き、人類に新しい歴史パラダイムをもたらします。
宝瓶宮時代は新しい「アストロロジー」(通称:宝瓶宮占星学)に変わります。

宝瓶宮時代 : 新しい人類文化史の幕開け

みずがめ座

●第1稿 : 2005年 4月10日アップ
●改訂稿 : 2009年 7月10日アップ
●再改訂稿 : 2022年 3月28日アップ




現代西洋占星術の間違い

●上の星図は、黄道13星座の一つ「みずがめ座」を表わすイラストです。

春分点の移動に伴い、星座の「みずがめ座」と、現代占星術の「水瓶宮」(宝瓶宮)とは、すでに30度近くも離れてしまいました。

夜空の星座や神話と、ホロスコープのサイン(宮)とは、まったくの別物です。

なので本来、現代占星術では、正しく「○○宮」とサイン(宮)の呼称で使うのが正解です。

○○座と使うのは、ホロスコープの本質を理解していない大きな間違いなのです。

このサイトでは、夜空の星座は「みずがめ座」とひらがなで、本来、占星学(術)で使うべきサイン(宮)は「水瓶宮」と漢字で、宇宙的時代区分の一つプラトン月(グレートマンス)は「宝瓶宮」と 古典的呼称で表記しています。

「宝瓶宮占星学」の根拠となるのが、この宝瓶宮時代です。

宝瓶宮時代のはじまりとともに、双魚宮時代(そうぎょきゅう じだい)末期の現代占星術はその役務を終えます。

時代の要請によって、新しい“西洋占星術”、すなわち宝瓶宮時代のアストロロジー(通称:宝瓶宮占星学)が誕生していくのです。

《 宝瓶宮時代の幕開け 》

世界は今後、約2,160年間(計算値)続く「宝瓶宮時代」を迎えました。

宝瓶宮時代を迎えた今後、これまでの価値観や世界の在り方が、漸次、変わっていくとともに、新しい真実が次々と明らかになっていきます。

それは、超能力などの不思議なパワーや、超常現象の解明も夢ではありません。

なぜなら、水瓶宮(宝瓶宮:ほうへいきゅう)のシンボルマーク「同じ形の上下の波」に象徴される電磁波や宇宙放射線など、目に見えない「波動」の存在や影響力は、宝瓶宮時代において次々と解明され、その活用が広がっていくからです。

One-Point ◆ 現代占星術を学んでいる人なら、水瓶宮の象意は知っていると思います。もっとも不思議な特質は、魚宮も別の分野でそうですが、ご本人がどこまでご自覚されているのかはともかく見えないものを感じとる能力です。それは水瓶宮のシンボルマークとなっている上下二つの波(波動)によって示され、同じ形(共鳴)によって象わされています。

《 先の双魚宮時代は「宗教」の時代 》

宝瓶宮時代とは、地球の歳差運動に伴う宇宙的周期(約25,920年:計算値)を12等分したプラトン月(グレート・マンス)の一つです。

春分点歳差によって「春分点」が黄道を1周する約25,920年(計算値)を「プラトン年」(グレート・イヤー)といい、そのひと月分にあたる「プラトン月」は、約2,160年間(計算値)続きます。

ほぼ古代ギリシャ時代以前の約2,160年間(計算値)が白羊宮時代(はくようきゅう じだい)で、それ以降、今日までの約2,160年間(計算値)が双魚宮時代(そうぎょきゅう じだい)です。

そして、平成に元号が変わった1989年から、約2,160年間(計算値)続く、宝瓶宮時代(ほうへいきゅう じだい)がはじまりました。

水瓶宮(宝瓶宮)の象意に基づく社会に人類が突入したことを意味します。

ちなみに、これまでの双魚宮時代は、魚宮(双魚宮)のシンボルマーク「逆方向を向いた2匹の魚」に象徴されるように、魂と肉体、善と悪、宗教と科学など、相反する「対立二元論」を歴史パラダイムとした人類文化の時代でした。

ちょうど双魚宮時代の影響圏に入るころ仏陀(釈尊)が生まれ、双魚宮時代が正式にはじまったころイエス・キリストが生まれました。

その後、弟子や信者たちによって、仏教やキリスト教などの宗教が世界宗教として広まっていきました。

One-Point ◆ “魂”の救いを扱う「宗教」や、人間存在の根本を問う思想や哲学は、魚宮の象意だからです。 そのため、先の約2,160年間の双魚宮時代は、思想・哲学や宗教が人類文化をリードしてきたのです。
※古代ギリシャのアストロロジー(通称:古典占星学)や古典占星術における魚宮の“支配星”は、木星でしたが、海王星発見後の現代西洋占星術においては、魚宮の“支配星”は海王星に変わりました。

《 双魚宮時代以前の人類文化歴史 》

双魚宮時代の前の約2,160年間(計算値)は「白羊宮時代」でした。

この時代は、牡羊宮(白羊宮)の象意に基づく“闘い”と“正義心”などが中心の時代でした。

紀元前800年頃、武勇を誇りとするアッシリアがオリエント世界を統一し、新バビロニアを経て、ペルシャ戦争などによりアケメネス朝(ペルシャ)へと領土を拡大していったのもこれゆえです。

さらに、アレキサンダー大王の東征で有名なアレクサンドロス帝国が成立します。

その後、紀元前100年頃、ローマ大帝国建国によって、白羊宮時代の影響は終息します。

白羊宮時代の前の約2,160年間は、金牛宮時代(きんぎゅうきゅう じだい)でした。

牡牛宮(金牛宮)が象わす“物質”や“富み”が中心となるシュメール都市文明や古代エジプト・ピラミッド黄金文明が栄えた時代です。

世界文化は、このように占星学的な時代区分と歩調を合わせ、約2,160年(計算値)の周期でもって変化しているのです。

One-Point ◆ 金牛宮時代以前の双児宮時代(そうじきゅう じだい)になると先史時代なので、あまりハッキリした歴史記録は残っていません。双子宮(双児宮)の象意から考えれば、知性や言語(文字)やコミュニケーションが発達してきた古代ということになります。文化発祥の時代です。

《 世界的な友愛精神による宝瓶宮時代 》

さて、宝瓶宮時代は、ルル・ラブア師の書籍にも書かれていることですが、「今までの一切の思想や宗教、国籍や人種にとらわれない、水晶(クリスタル)のような透明な精神を持った新しい人類が現れてくる」と言われています。

やや文学的な表現ではありますが、宝瓶宮時代と共鳴する水瓶宮の象意の一端を象わした表現に間違いはありません。

この「一切の思想や宗教、国籍や人種にとらわれない…」という文言は、双魚宮時代をリードしてきた“思想”や“宗教”が、そのパワーをなくしていくということです。

それは人類歴史に対する「思想や宗教」の大きな使命が終わりを迎えたことを意味しています。

また「国籍や人種にとらわれない、水晶(クリスタル)のような透明な精神…」というのは、近現代の主流となった自由・平等・博愛の精神、が宝瓶宮時代の象意をもって発展した「友愛精神」(和、絆、民度)を象わしています。

これら世界的な友愛精神といえる“人類愛”の動きや、“プラトニックな愛”は、水瓶宮の特徴なのです。

これからは双魚宮時代の旧い価値観から、宝瓶宮時代の新しい価値観へと徐々に変化していきます。

One-Point ◆ 近年、すでにその変化が現れていることにお気づきでしょうか? 詳しくは、他のページなどで述べてまいります。思想や宗教といった魚宮の観念的な世界ではなく、自由な個性や平等(博愛:友愛)社会の実現といった現実理想が宝瓶宮時代の主な価値観になっていくのです。




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