宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

宝瓶宮時代の到来
―双魚宮時代の終わり―

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近世、人類文化社会は「自由と権利」を求めて大きく発展してきました。
これが宝瓶宮時代の影響によるものだと気づいている人は少ないようです。
いつでも新しい時代は、人知れず訪れるのかもしれません。

宝瓶宮時代の到来と新しい西洋占星術


宝瓶宮占星学イメージ

●第1稿 : 2006年02月01日アップ

トランスサタニアンって?

●トランスサタニアンとは、土星の外を回る天王星・海王星・冥王星のことです。 これらの発見は、いわば宝瓶宮占星学の揺籃(ようらん)です。
トランスサタニアンは、時代や社会的な出来事に大きな影響力を与える重要な星です。

天王星をはじめとするトランスサタニアンの発見は、古典西洋占星術に新しい展開をもたらしました。 それは現代のオカルトチックな西洋占星術への変容であると同時に、宝瓶宮時代の新しい西洋占星術=宝瓶宮占星学への序章でもあったのです。

《 天王星の発見と宝瓶宮時代の到来 》

1781年、水瓶宮(宝瓶宮)の共鳴星・天王星がハーシェルにより、太陽系の惑星として発見されました。
同年、ピューリタン(キリスト教プロテスタント=清教徒)の新大陸(アメリカ大陸)移民による独立をめぐるヨークタウンの戦いが起こります。
この戦いで、移民元のイギリスに勝利したアメリカは、実質的な独立を達成しました。 翌1782年、イギリスが独立を承認したパリ条約が結ばれました。
同時代(18世紀末)、旧大陸ヨーロッパでも、「自由・平等・博愛」を掲げ、フランス革命が起こります。
今日、世界人類の自由を標榜するアメリカや「自由・平等・博愛」の普遍的精神は、まさに水瓶宮の象意といえるものです。

One-Point ◆ これらの出来事は、宝瓶宮時代の影響が「社会改革」として現れたことを教えてくれます。 約2,160年前の双魚宮時代の訪れは、魚宮(双魚宮)の象意にふさわしく、「思想」や「宗教」といった非現実的な観念として登場しました。 今日、宝瓶宮時代の訪れは、水瓶宮(宝瓶宮)の象意にのっとって、個人の自由や世界的な友愛精神に基づく「社会改革」として現れてきたのです。


エイブラハム・リンカーン

●エイブラハム・リンカーン米大統領

《 個人の自由と権利と博愛精神 》

歴代アメリカ大統領の中で、最も尊敬されているのは、第16代エイブラハム・リンカーン大統領です。
彼は、1862年、南北戦争中に「奴隷解放宣言」を発し、翌年1月本宣言を行いました。 この年の11月、ゲティスバーグの国立墓地献納式典で行われた有名な演説が、「国民ための、国民による、国民主権の政治」(government of the people, by the people, for the people)です。
現代の私たちの主権在民の自由民主主義の立場から見れば、ごく当たり前の内容ですが、それまでは、当たり前ではなかったのです。
黒人は奴隷となり、自由はなく、人々に主権があるとも言えず、権利の平等もありませんでした。
わずか150年ほど前のことです。日本でいえば江戸時代後期にあたります。 日本でも、この数十年後、明治維新が起こり「士農工商」の身分制度が廃止されました。
これらは、宝瓶宮時代のキーワードである人を分け隔てしない「世界的な友愛精神(平等)」によるものです。リンカーンの誕生日が2月12日(水瓶宮)であることも象徴的でした。

One-Point ◆ 教科書では、「人民の、人民による、人民のための政治」と直訳されていますが、「人民」は、共産思想的な表現に近く、アメリカゆえ「国民」がふさわしいでしょう。 また、英文は最初が重要です。 最初の文節が「government of the people,…」ですから、日本語では「国民の(所有する)政治」で結語しましょう。 時代の流れを考えれば、「主権在民の統治」という意味です。

《 双魚宮時代の終わり 》

1848年、ドイツの社会主義者マルクスらによる「共産党宣言」と、1917年、ロシア三月革命に続くレーニンによる共産主義革命(マルクス=レーニン主義)は、「反宗教の宗教」と揶揄(やゆ)されたとおり、双魚宮時代の象意である「宗教」を完全否定する唯物主義でありながら、資本家vs労働者の対立二元論などの自己矛盾をもった双魚宮時代最後の思想でした。
「人民解放」の旗印を掲げながら、実体は国民を圧迫する党独裁に陥ったのはご存じのとおりです。
自由や権利の平等には、博愛の精神がなければ実体化できません。
このように見ていくとき、ガリレオ、ケプラー以降、近世科学思想が台頭した1,630年頃から、宝瓶宮時代の影響が徐々にではじめたといえます。
そして、ソビエト共産主義が崩壊した1991年頃には、双魚宮時代の影響は、宝瓶宮時代と逆転したと考えられます。

One-Point ◆ 双魚宮時代の完全な終息は、中国共産主義の思想的崩壊によってではないでしょうか。 蛇足ながらソビエト社会主義共和国連邦の幕引きを行った最後のゴルバチョフ大統領は、3月2日生まれの魚宮。 その後を受け継いだエリツィン・ロシア大統領は、2月1日生まれで水瓶宮でした。


占星学の変遷

●「古代オリエント占星学」は、ギリシャ(科学)文明の発達に伴って「暦」としての使命を終えました。
「西洋占星術」も現代科学文明の発達に伴って「占い」としての使命を終えたのです。
「宝瓶宮占星学」は今後、共鳴関係論に基づく実践哲理として、人類社会に貢献するようになるでしょう。

《 現代西洋占星術と宝瓶宮占星学 》

当然のように、トランス・サタニアン(天王星・海王星・冥王星)の発見は、古典的な西洋占星術に関わる人々に大きな衝撃を与えました。
それまで、土星までの惑星で判断していた根拠が揺らいでしまったからです。
しかし、イギリス人のアラン・レオ(1860-1917)や、セファリアル(1864-1929)らによって、19世紀末〜20世紀初めにかけて、現代の西洋占星術が再構築されました。
当時は、オカルトブームの真っ最中で、アラン・レオ自身も著名なオカルティストである霊媒師マダム・ブラヴァッキーの影響を受けています。
結局、西洋占星術は、双魚宮時代の新しい共鳴星=海王星の象意の一つであるオカルト的な要素を今も残したまま、混迷しているのが実状です。
宝瓶宮時代の到来を迎えた今日、西洋占星術は現実に役立つ、実学としての新しい占星学に変わらなければなりません。 それが「宝瓶宮占星学」です。

One-Point ◆ 宝瓶宮占星学は、水瓶宮(宝瓶宮)の象意に基づくものです。 それは、より科学的(哲理的)で実際的な占星学です。 宝瓶宮占星学は、アラン・レオらの現代西洋占星術の解釈をふまえつつも、オカルトチックな占いの要素を排し、現実を見据えた宇宙哲理に基づく新しい占星学です。将来的には、波動共鳴科学の解釈を加えていくようになると考えられます。

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