宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.187 / 2010.11.29 〜 12.12

●隔週土曜日に更新予定です。
※2010年11月27日アップ

今週の星の宮移動

今週は、金星が30日に蠍宮に入宮。
翌1日には水星が山羊宮に入宮します。
続いて8日には火星も山羊宮に入宮です。
今週後半は、水星、火星、冥王星、ドラゴンヘッドによる複合合(マルチプル・コンジャンクション=0度)が形成されます。
これらに対して、金星が六分(セクスタイル=60度)をとります。
この火星、そして射手宮の太陽は、魚宮の木星・天王星の合(コンジャンクション=0度)に矩(スクエア=90度)です。
天秤宮の土星は、太陽と六分(60度)、参考のケレスとは矩(90度)です。
12月5日夜(6日)は、太陽と月の合(0度)で新月。
12月7日は、冥王星をはじめとする複合合(0度)の位置を繊細な三日月(クレセント・ムーン)が通過します。
人によっては思い込みや感情にとらわれたり、情動的にもなりやすいので、無闇な衝動に走らないように、行動を正しい方向にコントロールしたいものです。

※2011年は、方向性(ディレクション)が変わって意識転換が必要な「霊識元年」になります。2011年以降の個人的な運勢方向は→「鑑定メニューご案内」からご予約ください。
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。

《 1.牡羊宮 = Sign Aries 》

牡羊宮に象意を持つ人は、今後の旺盛な社会活動に向けて、意識や環境や設備を転換していくときです。
今週以降、後半になるにつれて、仕事や社会活動に知識や技能など自分の実力を発揮できる舞台が整っていきます。
その舞台は、場合によっては長年愛用してきたモノが壊れたり、対人関係のトラブルとして生じることさえある時期です。

One-Point ◆ 逆の言い方をすれば、活動の舞台を整えるために「トラブル」が起きやすいのです。それをトラブルと思わずに、活躍できる状態に変えていくのが将来に対応する秘訣です。

《 2.牡牛宮 = Sign Taurus 》

牡牛宮に象意を持つ人は、多くのパワーが注がれるときなので、前向きさを失わずに対処していきましょう。
実際的な関係にある身近なパートナーや仲間に対して、意識や関心が向きやすく、気になる出来事も生じがちなときですが、今、重要なのは自分自身です。
表面的な出来事や状況に惑わされて右往左往しないようにすることが、まず重要なので、志や精神性を高く持って対応していくとよいでしょう。

One-Point ◆ 今週また今月は、良くも悪くも自分のあり方次第。自分自身のあるべき姿を描いて、意識チェンジやレベルアップをしていくことで、対人関係の進展を図ることができます。

《 3.双子宮 = Sign Gemini 》

双子宮に象意を持つ人は、今週は自分に見識や実力があるかないかで、運勢が両極に分かれるときです。
見識を持っていれば仕事や社会活動や立場などをめぐる問題に対して、絶妙な大逆転といえる妙手を打っていくことができます。
たとえ見識がなくても、奥深い洞察力や気力を持つことができるときなので、現状の問題から学んでいく姿勢を失わないことが重要です。

One-Point ◆ いちばん問題となる言動は、自暴自棄になったり、自己本位な感情のままに、半ば思い込んでしまったかのように対処することで、そこに社会的な運勢は開けません。

《 4.蟹宮 = Sign Canser 》

蟹宮に象意を持つ人は、自己本位でプライドが高すぎたり、頑固な人ほど運勢が落ちていく時期です。
何をもってマイペースなのかにもよりますが、他者に思いをおかないマイペースさは、いつも以上に周囲と根本的なトラブルを引き起こしてしまう人生期にあります。
自分の思うとおりに相手や周囲を動かしたい、隠れた衝動が表面化しやすい時期なので、今週また今月は情愛や優しさを心掛けて接しなければなりません。

One-Point ◆ 重要なのは、今、自分が真実や現実に意識を向けて、とらえ方や心構えといった根本から変わっていくべきことを知ることです。人から学ぶのも悪いことではありません。

《 5.獅子宮 = Sign Leo 》

獅子宮に象意を持つ人は、自意識を出しすぎたり、完璧性を求めすぎることによる対人関係の悪化に注意が必要なときです。
トラブルが一概に悪いことではありませんが、そこから何をどう悟り、自己のレベルアップにつなげていくかということは、ご存じのとおり重要です。
今週は、対人関係はいったん脇に置いてでも、行動科学とも意識の持ち方ともいえる根本的なスキルアップを図っていくとよいでしょう。

One-Point ◆ 何事も運だけでは長続きしないものです。本物の運勢をつかむためにも、自己表現や目的実現にふさわしい能力や実力を身に付けていく人生期に、ここのところずっとあります

《 6.乙女宮 = Sign Virgo 》

乙女宮の前半に象意を持つ人は、社会的な権力意識に向かうか、深い霊性などの精神性に向かうかはともかく、自我意識が高まっています。
それ自体は必要なことなので悪いことではありませんが、ひるがえって相手や周囲に対する配慮や思いやりも失わないでおきましょう。
乙女宮の後半に象意を持つ人は、意に沿わない対人関係や人事異動など、自分の周囲や環境に変化があっても、それによって自分の意志や内面性を顧みるときです。

One-Point ◆ 単純にいえば、変化は自分の意識や周囲に対する言動などの現われなので、そこからどう自分の姿を正しくしていくか、意識化を図っていくことが必要です。

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