宝瓶星学 ―宝瓶宮時代の新しいアストロロジー―
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「今週の運勢」は、牡羊宮〜乙女宮、天秤宮〜魚宮を1週間おきに交互に掲載しています。
「太陽サイン」だけでなく「ASC=上昇点」や共鳴星のサイン(宮)などもご参照ください。
※「天秤宮〜魚宮」は、「今週の運勢2/天秤宮〜魚宮」をご覧ください。
● 隔週日曜日に更新予定です。
※2025年10月12日アップ
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、マイナー・アスペクトを除いて太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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【気ままなブログ】
「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。
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※【ご参考】 よりロングスパンの「年間の運勢」のもとでの「今週の運勢」です。
◆ 今週(2週間分)の中日「10月20日」(月)午前0時のホロスコープです。
◆ 概 容
今週のホロスコープのポイントは、メジャー・アスペクトの許容度数(オーブ)ギリギリが多いので、何度にするかで、解釈が異なってくることです。
メジャー・アスペクトというのは、古代ギリシャ時代からある5つの代表的なアスペクトです。
合(コンジャクション=0度)、衝(オポジション=180度)、三分(トライン=120度)、矩(スクエア=90度)、六分(セクスタイル=60度)の5つです。
それらの許容度数(オーブ)は8度とするケースが多いのですが、「宝瓶星学」ではミス・リーディングを極力避けるため、6度を基本にし、最大で1.5倍の9度まで許容度数(オーブ)を広げる共鳴リーディングを行なっています。
今週は許容度数(オーブ)次第によって「金星」を頂点とする土星外惑星(トランス・サタニアン:冥王星、海王星、天王星)との大三角凧(トライン・カイト=60/60/120/120度)が形成されることになります。
また、「火星」と「木星」と「海王星」による大三角(グランド・トライン=120度×3)が、どれくらいの期間形成されるか否かで影響力が大きく異なってきます。
要は、大六角(グランド・セクスタイル=60度×6)の一歩手前のようなアスペクト・パターンで、何でもありの“混迷期”の今週になっています。
歴史の軸となる方向性と同時に、自分の軸をしっかりと持って、流れや変化を見定め、規律ある言動をとられるとよいときです。
◆ また、「太陽」が「天王星」や「冥王星」と矩(スクエア=90度)ながら、許容度数(オーブ)6度の場合、T矩(Tスクエア=90/90/180度)に至りません。ギリギリの綱渡りのような今週です。
今週は、14日に「金星」が天秤宮に入宮します。
同日、「冥王星」が水瓶宮1度で順行に戻ります。
22日に逆行中の「海王星」が魚宮に逆入宮します。
翌23日の13時頃に「太陽」が蠍宮に入宮します。
その直前から「太陽」は魚宮29度の「海王星」と双子宮0度の「天王星」を底辺の星とするYOD(ヨッド=60/150/150度)の頂点をとり、翌24日からは牡羊宮5度R〜4度Rに移動する「ケレス」が加わります。
また、「太陽」は蟹宮24度前後の「木星」と矩(スクエア=90度)です。
さらに「木星」は、蠍宮18度以降の「水星&火星」の合(コンジャクション=0度)と三分(トライン=120度)です。
その他、上掲の「今週のホロスコープ」の記事を併せてご参照ください。
One-Point ◆ 魚宮に逆入宮する「海王星」は、12月10日に魚宮29度のまま順行に転じます。翌2026年1月27日に春分点を正式に越えます。これにより、古代ギリシャ時代から約2,000年以上続いた双魚宮時代が完全終了します。
※同時に、完全に無くなるわけではありませんが、19世紀後半以降の「現代占星術」も歴史的な役割を終えていくことになります。
今週は10月21日が新月です。
天秤宮28度の「太陽」で、「月」がジャストの合(コンジャクション=0度)をとるのは、夜の9時半ころです。
「太陽&月」は、完全な衝(オポジション=180度)には至らない蟹宮終盤の「木星」と水瓶宮1度の「冥王星」と矩(スクエア=90度です。
他に上掲の「今週のホロスコープ」で述べたように、2つの大三角(グランド・トライン=120度×3)が形成され、大六角(グランド・セクスタイル=60度×6)もどきを形成し、社会の混乱が深まっていく今週です。
One-Point ◆ 混乱や混迷は、旧い時代が終わり、新たな社会秩序を見出していくために欠かせない混沌期に入っていることを象わします。
※「太陽&月」を頂点とし、「霊識開元」また“既存権力の崩壊”を象わす土星外惑星(トランス・サタニアン)の一端や「ケレス」を底辺とするこのYOD=60/150/150は、TOP(首相など組織の中心)の変化や交代を象わします。
牡羊宮の今週の運勢の見方のポイントは、今週(2週間分)の後半以降、アバウトになりますが蠍宮の「水星&火星」の合(コンジャクション=0度)と、いつもの春分点の「海王星」(&土星)と、蟹宮終盤の「木星」のゆるい大三角(グランド・トライン=120度×3)です。
許容度数(オーブ)を広めにとったのは“拡大”や“茫漠”さをもたらす「木星」と「海王星」の三分(トライン=120度)が、牡羊宮の共鳴星「火星」とほぼ大三角=120度を形成するためで、牡羊宮お得意の辛辣な皮肉めいた言動が、“思い込み”や、状況によっては“事実誤認”や“勘違い”を交えて衝動的に発しやすくなる今週です。
牡牛宮の今週の運勢の見方のポイントは、許容度数(オーブ)6度では今週(2週間分)の前半をメインに共鳴星の「金星」が、上方矩(アッパー・スクエア=90度)の水瓶宮1度の「冥王星」と双子宮0度Rの「天王星」を交えて大三角(グランド・トライン=120度×3)を形成することです。
この場合、許容度数(オーブ)を1.5倍の9度まで広げることが可能なケースとなりえるため、今週前半をメインに独自の個性や才能をお仕事や対外的な社会活動に発揮されたり、決定権を持ったTOPに立っていくことが可能な運勢変化のときなので、牡牛宮らしく謙虚さを伴なうほど周囲の好感を得てうまくいきます。
双子宮の今週の運勢の見方のポイントは、主には今週(2週間分)前半をメインとした双子宮1度Rの「天王星」と、水瓶宮1度の「冥王星」、そして天秤宮初頭の「金星」の大三角(グランド・トライン=120度×3)です。
今週後半は蠍宮の「水星&火星」の合(コンジャクション=0度)と、蟹宮終盤の「木星」との三分(トライン=120度)です。
自己改革の人生期で、己の理想像を目指す人、また倫ならぬ関係を含めて異性関係に陥る人、そして次第に新たな知的好奇心や活発な言論活動を伴なっていくことになる今週です。
蟹宮の今週の運勢の見方のポイントは、完全なものではなく上掲の「今週のホロスコープ」に書いた2つの緩い大三角(グランド・トライン=120度×3)です。
蟹宮からみて上方矩(アッパー・スクエア=90度)の牡羊宮と、蟹宮系の蠍宮や魚宮などの“情実サイン(宮)”がかかわり、仕事や社会活動期の今週(2週間分)後半へと向かい、異性関係への情動を伴なう今週前半メインになります。
それはともかく、本質的には深層の精神意識をメインに、理想の自己像への変革が強まる先週から今週になっています。
獅子宮の今週の運勢の見方のポイントは、昨今は「霊識開元」とそのウラ・ディレクションの“既存権力の崩壊”の時期にあって、今週は「太陽」が下方矩(ロウアー・スクエア=90度)の蠍宮に入宮していくだけでなく、対宮の水瓶宮1度で順行に戻った「冥王星」と矩(スクエア=90度)を形成することです。
組織の長など権力や決定権を持つ立場にある方ほど、双魚宮時代の“既存権力”の在り方や意思決定が通用しなくなる今週また昨今になっています。
アドバイスとしては、ヘタな自己保身や悪あがきは後々まで禍根を残しかねませんので、高潔なご判断によって王者の威厳や品格を保たれてご対応され、次につなげることを視野に入れられるほうがよいでしょう。
乙女宮の今週の運勢の見方のポイントは、魚宮の「ドラゴン・ヘッド」と乙女宮の「ドラゴン・テール」が、蠍宮の「水星&火星」の合(コンジャクション=0度)により調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけていることで、また蟹宮終盤の「木星」が「水星&火星」に上三分(アッパー・トライン=120度)をもたらしはじめることです。
仮に、ご自身の目標や理想また対人関係などで課題があっても、今週は得意のスキルや知識を最大限に発揮されて、“災い転じて福と成す”ことができますので、問題やトラブルも大歓迎のお気持ちで行かれるとよいときです。
One-Point ◆ 昨今は歴史的な「霊識開元」のときであり、また“既存権力の崩壊”のウラ・ディレクションも活性化するときです。とくに新月の前後、TOPの失墜や改革がもたらされ、“10月1日 天下(国家)の日”の実際的な発動の今週になっていきます。
*ご注意 : ここに書いた内容は、ご参考に留めおきください。不特定多数を対象にした「星のディレクション」をリーディングしたものなので、個々の出生日時によっては、時期や内容や範囲に個人差が生じます。また、今週の運勢単位では、個人の強い意志は、星のディレクションを超えて作用することが可能です。
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