宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.179 / 2010.10.04 〜 10.17

●隔週土曜日に更新予定です。
※2010年10月 2日アップ

今週の星の宮移動

今週は、4日に水星が天秤に入宮します。
8日には金星が蠍宮の13度で逆行に転じます。
今週は前半と後半とでは、かなり星の関係が異なってきます。
前半は水星が一時的ながら、冥王星や木星・天王星の合(0度)とTスクエア(90・90・180)をとり、土星はTスクエア(90・90・180)は解消したものの、今週前半までは、冥王星と矩(90度)をとり続けます。
今週後半になると、木星も冥王星との矩(90度)から抜けていきますので、かつての矩(90度)は冥王星と天王星だけになります。
ご参考に書けば、冥王星はケレスやドラゴンヘッドと三重合(0・0・0)です。
他には、相変わらず木星と天王星が合(0度)、今週後半は水星と太陽が合(0度)に入ります。
今週前半までは国内外を含めて、それぞれの立場からのさまざまな主張や対立がみられます。
今週も後半になるにしたがってトーンダウンしていき、場合によっては希望的観測が広がり、それに対する批判が起こるかもしれません。

※2011年は、意識転換が必要な「霊識元年」(仮称)になります。方向性(ディレクション)が変わります。2011年の運勢は→「鑑定メニューご案内」からご予約ください。
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。

《 1.牡羊宮 = Sign Aries 》

牡羊宮に象意を持つ人は、社会活動や仕事上のトラブルや課題は、今週週末に近づくにつれて、とりあえずは沈静化していきそうです。
しかし、楽観視できるところまで事態は進みませんので、安易に行動すると新たな問題や火種が生じてくることになります。
今週は将来的なビジョンをもって、情報収集による考え方の転換や、トラブルに対しては、将来を見据えた什器備品のバージョンアップを図るとよいでしょう。

One-Point ◆ いずれの状況であっても、結局、社会的にリーダーシップをとれる本物かどうかが試されている時期です。短慮や衝動に走ることなく、見識を持った対応を心掛けていくことです。

《 2.牡牛宮 = Sign Taurus 》

牡牛宮に象意を持つ人は、対人関係や恋愛関係に動きが出て、新たな転換が図られていきそうです。
女性の方の場合、今週後半以降の恋愛関係が一時的に盛り上がったとしても、来週以降の動きには、見誤りが生じていないのかご注意ください。
男性の方の場合は、自分のホロスコープ(出生天球図)次第によって、異性運に恵まれたり、単に人恋しくなるだけかはともかく、恋愛感情が高まるときです。

One-Point ◆ 男女とも状況によっては衝動買いをしたり、安楽さや贅沢志向が出て、出費ががかさむことになりやすいので経済に余裕のない人は、気分を戒めていくことも必要になります。

《 3.双子宮 = Sign Gemini 》

双子宮に象意を持つ人は、仕事が忙しくて課題が山積みだった昨今の状況から、今週末になるほど次第に一段落しそうです。
双子宮における星のディレクションからは、それ以外は、特に今週は課題となるものは見当たりませんので、自分の意識と実力次第になっていきます。
むしろ今週は、夢や希望が広がって意識を大きく持てるときなので、将来計画や未来設計といった願望が膨らんでいくことになるでしょう。

One-Point ◆ 今週は、日が進むほど、自分らしさを発揮しやすくなっていきます。夢と現実の両方を視野に入れて、情報収集を図りながら前向きに本領を発揮していけそうです。

《 4.蟹宮 = Sign Canser 》

蟹宮に象意を持つ人は、今週前半は特に意識や、精神的な面から生まれ変わっていく転換を図る必要がありそうです。
今週後半、また週末になっても、そういった転換のディレクションが改まるということはありませんが、いろいろなビジョンや考えを思い描いていくことになるでしょう。
そこで注意しておくのは、気力や闘志をもって臨むのはよいのですが、それがともすれば空回りする空虚な中身のない夢にならないように、足元の現実を重視することが必要です。

One-Point ◆ 今の人生期は、しっかりと足元の現実を見つめましょう。そこから情報を集めて一から学び、現実に適応しつつ転換を図り、そのうえで将来のビジョンを描いていくことです。

《 5.獅子宮 = Sign Leo 》

獅子宮に象意を持つ人は、どちらかといえばパワーダウンのときですが、情報収集や知的活動は活発化していくことでしょう。
乗りかかった船にそのまま乗って出航していきやすいかもしれませんが、本当に信頼できるのか、また自分が実力を発揮できるのかを考えてみましょう。
思わぬ裏切りとまではいかなくても、相手に期待しても期待しすぎるのは注意が必要なので、自分のパワーアップを図らねばなりません。

One-Point ◆ 今の人生期は多くの場合、社会活動そのものよりも、自分の内面やスキルの充実と、それに伴う人間関係への対処の仕方がポイントとなっています。ある種の充電期間です。

《 6.乙女宮 = Sign Virgo 》

乙女宮に象意を持つ人は、配置転換があったとしても新たな人間関係や組織活動に恵まれますが、今週前半は、その対応には充分な配慮や慎重さが必要です。
今週後半になるにしたがって対立や緊張は弱まり、次第に活発な人間関係や対応が可能になっていくでしょう。
仕事に関わる夢やビジョン、また期待感が高まっていくときですが、重要なのは、自分自身の態度や姿勢が現実に根ざした誠実さや謙虚さを、伴ったものであるかどうかです。

One-Point ◆ この時期の成功も失敗も、結局は自分自身の内面性と実際のスキルがどれだけ培われているかにかかっています。逆に権力意識を出すのは、今週までは慎重にしましょう。

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