宝瓶星学 ―宝瓶宮時代のアストロロジー―

ディレクションと未来予測
[トランシットの違い]
― 人為で未来を予測できる? ―

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星のトランシット(運行)は「ディレクション」(運勢)を象わす

●第1稿 2026年10月25日 アップ。


「ネイタル」と「ディレクション」は運勢の車の両輪になっています。

ホロスコープに詳しい方はご存じだと思いますが、占星術では星のトランシット(運行)によって“未来予測”を行ないます。

当サイトでは「トランシット」そのものが「ディレクション」を象わすという単純な解釈です。

“未来予測”とは前提が大きく異なるのですが、どこが違うのか以下ご賢察ください。

星のトランシットを見て“未来予測”を行なうのか、それともトランシットそのものが過去/現在/未来を問わず、「ディレクション」(運勢変化)を象わすのか…。


《 占星術の“未来予測”の前提 》


占星術の“未来予測”という考え方と、トランシット自体が“象意”という宝瓶宮時代の新しいアストロロジー「宝瓶星学」の“ディレクション”には、どんな前提があるのでしょうか?

占星術の“未来予測”が可能になるのは次の条件下です。

1、過去と同じ星の配置が訪れる。

2、過去と同じ時代与件が未来も変わらずに続く。

過去と同じ条件のもとで、占断が可能になるのが“未来予測”です。

ここに“事実誤認”が見られるのですが、お気づきでしょうか。

前者の「1」のようなアスペクトまで同じとなる星の配置は二度と訪れません。

後者の「2」の時代与件は、パラダイムシフトを迎えた今日、前人未到の宝瓶宮時代へと進んでいくために、過去と同じ時代ではなくなっていくことをご理解ください。

One-Point ◆ 「ネイタル・ホロスコープ」(出生天球図)も同じです。世界に2つと同じホロスコープはありません。というのも「出生天球図」自体が星のトランシットによる「ディレクション」(運勢変化)の一局面で、それを個人のネイタルな運勢として読んでいるからです。


《 マルキシズムの対極にある「霊識」 》

重大なヒントを書いておきます。

19世紀中頃以降の「対立二元論」を丸出しにしたマルキシズム(共産主義)の対極にあるのが、今後の宝瓶宮時代の「共鳴関係論」による「霊識」です。

2024年から「霊識開元」の複合ディレクションの影響圏に入り、今年2026年から本格化し、2030年頃まで続き、宝瓶宮時代の基礎を築いていく最重要ディレクションです。

“時代波動”による双魚宮時代にはなかった「霊識」という宝瓶宮時代の“宇宙波動”による新たな共鳴概念が、今後の宝瓶宮時代を運営し「天運」をもたらし発展させていきます。

時代の流れに伴なう宇宙的な運勢が「天運」です。

宝瓶宮時代の実働社会はマルキシズムと対極にある「霊識」によって築かれます。

それが今後、さほど時を経ずして人類社会の基礎の常識、素養となっていきます。

One-Point ◆ 「霊識開元」の複合ディレクションの本格化とともに、共産主義国や反日媚中の勢力が運勢を失っているのはそのためです。このような前人未到の時代変化の中にあって、過去の星の配置や出来事を参考にした“未来予測”は限界を迎えていきます。


《 「土星回帰」(サターン・リターン)を一例に 》

個々人の「ディレクション」(運勢変化)は、自身の「ネイタル・ホロスコープ」(出生天球図)をベースにもたらされます。

同じ星による「ディレクション」であっても、その象意内容は生まれ持つ「ホロスコープ」(出生天球図)によって相応に変わってきます。

例えば、「土星回帰」(サターン・リターン)を一例に挙げてみましょう。

まず、“占星術”でかつて言われたように「土星」は“凶星”で“制限”や“試練”をもたらしますという「対立二元論」の解釈は、双魚宮時代には通用しても、宝瓶宮時代では間違いになります。

ゆえに「土星回帰」は“試練の時”と占断するのは、マルキシズムと同じで、一部の事実を全体もそうかのように拡大解釈した大間違いです。

マルキシズムにかぎらず、スピリチュアリズムも、現代占星術も「海王星」の発見に伴なう初期の象意“まだ見ぬ理想”を夢見ている側面があり、実現可能と信じ込んで“事実誤認”を招来している点で同類です。

One-Point ◆ 「土星回帰」は、誰でも29歳前後と58歳前後に訪れます。その時期に結婚したり社会的に栄達する人も少なくありません。それを“成功”や“大凶”と十把一絡げに占断すること自体が間違いです。「土星回帰」は人生プロセスの重要な通過点にすぎず、その運勢内容はお一人ひとりホロスコープ(出生天球図)や「土星」が象わす現実的な“実力”によって異なります。

土星
●赤外線撮影のJWSTよりも、ハッブル宇宙望遠鏡による太陽光実写のほうが格段にキレイな「土星」。


《 「土星」を正しく解釈できる占星術師は… 》

「土星回帰」の際の「ディレクション」(運勢変化)は、個々人の「ネイタル・ホロスコープ」(出生天球図)によって異なります。

とくに「土星」は、“誤魔化すことのできない現実”を象わすために、正反対の形而上的なカテゴリーの象意を特徴とする「海王星」による占星術が、最も解釈を不得手とする星になっています。

それゆえ、古来から「土星を正しく解釈できる占星術師は一流である」と言われるのは奈辺の事情からです。

双魚宮時代の初期の支配星「木星」も、また末期の共鳴星「海王星」も、「土星」とは正反対の象意をメインに持ちます。

とくに19世紀中頃に発見された「海王星」は、地上の現実から離れた心霊や形而上的なスピリチュアリズムを象意の特徴としています。

そのため、「海王星」の発見に伴ない“心霊ブーム”こと「近代スピリチュアリズム」が起き、それによって設立された、霊媒師マダム・ブラヴァツキー率いる新興宗教団体「神智学協会」から生まれたのがアラン・レオの「星占い」でエソテリックな「現代占星術」へと変貌していきました。

One-Point ◆ “洗脳”は、自分が洗脳されているとは気づきません。誰でも大なり小なり学校教育やマスコミなどによって、洗脳的側面を持つのが双魚宮時代の末期でした。とくに新興宗教やマルキシズムは偏狭な洗脳に陥りやすく、現代占星術も例外ではない側面が見え隠れしています。


《 「ディレクション」の大前提は? 》

自分では気づくことができない双魚宮時代の過去の偏見の時代が終わり、真実が明らかになっていくのが「共鳴関係論」による宝瓶宮時代です。

〇か×か、善か悪か、敵か味方か、支配側か被支配側か、資本家か労働者かといった「対立二元論」は、単純なので洗脳に適しています。

省エネ脳に即して安易な判断がしやすくラクなためで、宗教やマルキシズムと同様に“吉凶/善悪”解釈の占星術においても陥るケースが見られます。

最後に「ディレクション」の大前提は宇宙根源の根幹法則「基本三数」が正しいかどうかです。

精神的にも、物理的にも、関係作用的にも、全宇宙的に適用できなければならず、当然、宇宙を忠実に写しとって解釈する「ホロスコープ」も「基本三数」によって解明や実証ができるために、ホンモノであることが確認できます。

One-Point ◆ ということがありまして、「霊識開元」の複合ディレクションは宝瓶宮時代を進めると同時に、現代人が「天運」を伴なって生き抜くために体得すべき基礎の基礎となっています。2024年から影響圏を含めて足掛け7年間続きます。今年2026年を挟んで来年2027年からが本番で、2030年頃まで3〜4年間が正念場となります。そのため、恒例の来年の運勢は「'27-'30の開元運勢リーディング」としてお届けしています。






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