宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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● 隔週日曜日に更新予定です。
※2025年 5月18日アップ
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、マイナー・アスペクトを除いて太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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【気ままなブログ】
「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。
※NEW「今週の運勢」の見方」をご参考にアップしました。
◆ 今週(2週間分)の中日「5月26日」(月)午前0時のホロスコープです。
◆ 概 容
今週のホロスコープの見方のポイントは、春分点の「土星&ケレス&海王星」の三重合(トリプル・コンジャクション=0/0/0度)です。
単純にみても、新たな現実とヴィジョンの一からのスタートのときで、過去が通用しなくなり、現実的にも混乱がもたらされることが象わされています。
さらに輪をかけて、いずれも宝瓶宮時代にかかわる水瓶宮3度Rの「冥王星」と牡牛宮27度の「天王星」の三分(トライン=120度)をとる両星が、春分点の三重合=0/0/0度を頂点にして、歴史的な小三角(ミニ・トライン=60/60/120度)を形成している今週また昨今であることです。
これ以上に重要なディレクション(運勢変化、時代変化)はありませんので、このことの真の意味を知れば、「天運」が伴なう方向が見えてきます。
今この時代にあたって、何を視野に認識して、どんな意識を持って動いていけば、ご自分のみならず人類にとってベストなのかということです。
◆ 現実的にもスピリチュアル的にも過去の社会通念やあり方また常識など依存が通用しにくくなっています。前人未到の宝瓶宮時代の実働社会が本格化していくためで、ウソかマコトかはご自身や社会の現実をみればお分かりだと存じます。
今週は、17日にケレスが春分点を超えて牡羊宮に入宮します。
魚宮29度の「土星」と牡羊宮1度の「海王星」を交えて三重合(トリプル・コンジャクション=0/0/0度)です。
21日の朝4時頃に「太陽」が双子宮に入宮します。
「太陽」もまた牡牛宮27度の「天王星」&26日に双子宮に入宮する「水星」を交えて三重合=0/0/0度です。
25日に「土星」が牡羊宮に入宮し、翌26日には「水星」が双子宮に入宮します。
これら2つの三重合=0/0/0度と水瓶宮3度Rの「冥王星」とで、歴史的な小三角(ミニ・トライン=60/60/120度)を形成する今週で、その概意は上述のとおりです。
ほかには、牡羊宮の「金星」と獅子宮の「火星」の三分=120度が継続しています。
One-Point ◆ 双子宮26度の「木星」を軸に、魚宮と乙女宮の「ドラゴン・ヘッド&ドラゴン・テール」がT矩(Tスクエア=90/90/180度)です。「木星」は「ケレス&土星&海王星」とも矩=90度です。
今週は、27日火曜日が新月です。
双子宮6度の「太陽」で「月」がジャストの合(コンジャクション=0度)をとるのは、お昼の12時頃です。
「太陽&月&水星&天王星」の四重合(クワドラプル・コンジャクション=0度)で、春分点周りの三重合=0/0/0度「土星&ケレス&海王星」を交えて、8つもの星による小三角(ミニ・トライン=60/60/120度)が形成されます。
なお、占星術で語られることのない『図解「宝瓶星学」初学講座』の第2回“象意の秘伝”に関する講座を、今月5月末に配信いたします。
One-Point ◆ 先回、満月と「霊識開元」の複合ディレクションの再スタートが重なりました。今回は「新月」と重なります。「天王星」による「宇宙法則への変化」(関係性の改革)のディレクションの影響圏の昨今です。
天秤宮の今週の運勢の見方のポイントは、対宮の牡羊宮0度の春分点で三重合(トリプル・コンジャクション=0/0/0度)を形成する「土星&ケレス&海王星」です。
同じく牡羊宮には共鳴星の「金星」が位置し、ご自身やプライベートに意識やご関心をもってきた人生期から、その過去をベースに、新たに仕事や対外的な社会活動へ「霊識開元」を伴なう転換期になっています。
蠍宮の今週の運勢の見方のポイントは、いつもながら下方矩(ロウアー・スクエア=90度)の水瓶宮の「冥王星」で、冥王星がとる牡牛宮27度の「天王星」をはじめとした「天王星&水星&太陽」との三分(トライン=120度)で、春分点周りの「土星&ケレス&冥王星」を頂点とした小三角(ミニ・トライン=60/60/120度)です。
言わずと知れた「霊識開元」の複合ディレクションがこれで、この中には「冥王星」による「深層の精神意識の変革」のデレクションが含まれメインとなっていますので、過去のご自分にこだわり過ぎずに新たな個性や独自の才能の発見など「霊識」を伴なった人生期に旅立つときです。
射手宮の今週の運勢の見方のポイントは、対宮の双子宮のカスプ(尖点=象意の最も強い点:境界線)周りの「天王星&水星&太陽」の三重合(トリプル・コンジャクション=0/0/0度)で、それらが「霊識開元」の複合ディレクションを形成することです。
とくには「天王星」による「宇宙法則への変化」(関係性の改革)のディレクションによって、「霊識」を伴いつつ宝瓶宮時代の新たな社会における個性や才能への転換を意識し関係性を築かれていく人生期の始まりが迫っています。
山羊宮の今週の運勢の見方のポイントは、下方矩(ロウアー・スクエア=90度)の牡羊宮のカスプ(尖点=象意の最も強い点:境界線)春分点での「土星&ケレス&海王星」の三重合(トリプル・コンジャクション=0/0/0度)がメインです。
「霊識開元」の複合ディレクションを象わす小三角(ミニ・トライン=60/60/120度)の頂点がそれで、運勢的に過去のご自身や生き方や考えなどにこだわらずに、まったく新しく「霊識」を伴ないつつ、宝瓶宮時代を生き抜ける新たなご自分に生まれ変わるべく一からの再出発を試みる人生期にはいります。
水瓶宮の今週の運勢の見方のポイントは、第一義に挙げられるのは、言うまでもなく「霊識開元」の複合ディレクションのメインとなっている水瓶宮3度Rの裏ボス「冥王星」です。
とくに今週や昨今また今後は、「冥王星」に下三分(ロウアー・トライン=120度)の共鳴星「天王星」で、今週は知的なご認識を含め「霊識」を伴なった自己変革を試みる昨今の時期となっています。
魚宮に象意を持つ人の今週の運勢の見方のポイントは、下方矩(ロウアー・スクエア=90度)の双子宮のカスプ(尖点=象意の最も強い点:境界線)での三重合(トリプル・コンジャクション=0/0/0度)の「天王星&水星&太陽」です。
「水星」と「太陽」はさほどではないのですが、宝瓶宮時代の共鳴星「天王星」は強力で、結論のみでいえば、実際的な「霊識」を伴ないつつ新たな宝瓶宮時代の自分自身の個性や才能に、過去にこだわらずに根本から変わっていき、人生を再スタートしていくことがうながされていく人生期に入っていきます。
One-Point ◆ カスプ(尖点=象意の最も強い点:境界線)上で、三重合(トリプル・コンジャクション=0/0/0度)が2か所も形成される今週です。ご自身のディレクション・ポイントと直接にアスペクトをとる人はもちろん、大なり小なり「霊識開元」にかかわらざるをえない昨今になっています。
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