宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢2/天秤宮〜魚宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.172 / 2010.08.16〜 08.29

●隔週土曜日に更新予定です。
※2010年 8月14日アップ

今週の星の宮移動

今週は、23日午後2時半頃に太陽が乙女宮に入宮します。
逆行中の天王星は15日に魚宮に戻り、再び牡羊宮に入宮するのは、来年2011年3月です。
牡羊宮の木星と合(0度)をなす魚宮の天王星、山羊宮の冥王星、天秤宮の土星のTスクエア(90・90・180)から、金星・火星が抜けて今週は天秤宮で合(0度)をとりつつ移動します。
水瓶宮の海王星と、獅子宮から乙女宮入りする太陽が衝(180度)。これに対して冥王星が調停(60・120・180)の座相を投げかけています。
乙女宮19度で逆行に転じる水星は、ちなみに参考ながら射手宮のケレスと矩(90度)。
ケレスは、今週後半は金星・火星と六分(60度)。また海王星とも六分(60度)をとります。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。

《 7.天秤宮 = Sign Libra 》

天秤宮の前半に象意を持つ人は、昨今のさまざまな状況変化に対して、今週は、自分らしく個性を発揮して果敢に取り組んでいくことができるときです。
天秤宮の中頃に象意を持つ人も、仕事や社会活動にふさわしい新たな感性を探りつつ、スキルや技能など、能力の発揮に積極的に取り組んでいくとよいときです。
天秤宮の後半に象意を持つ人は、ここのところずっと、自分で意識しなくても、夢やビジョンを追い求めやすい時期にありますので、今週は、それが単なる夢想や幻想に走り過ぎないよう、実体を伴うように注意しておきましょう。

One-Point ◆ 今の人生期は、自分の内面性の充実が必要なときで、より本物の自分自身になっていくことによって、近い将来、新たな関係へと展開を迎えていくことができるようになります。

《 8.蠍宮 = Sign Scorpio 》

先週も書きましたが、蠍宮に象意を持つ人は、良し悪しはともかく、これまでの生き方の結実を受け取る時期を迎えています。
それがどんな「結実」だといえるのかということから、理想の自分自身からみてどうなのか、また意図した目的や行動からみてどうだったのか、今一度みつめなおして省みるのもよいときです。
今週は、パートナーや協同者、また周囲の関係する人の中に、自分自身があるべき姿や方向性、また活力や本来のエネルギーを見出していくことになるでしょう。

One-Point ◆ 昨今の出来事から、状況の変化に伴って技能やスキルを新しく身に付けたり、レベルアップしていかなければならないことに気づいているはずです。今から検討しておきましょう。

《 9.射手宮 = Sign Sagittarius 》

射手宮に象意を持つ人は、これまでに身に付けた知識やスキルを活かして、仕事や社会活動に役立てていけるときです。
しかし、油断は禁物なので、想定外の出来事に考慮して、イザというときの代替機能やバックアップなど危機管理をしておくほうがよいかもしれません。
また、ほめられたり、逆にトラブルに対しても、口先だけで誤魔化そうとしたりせずに、しっかりと誠意をもった対応をしていくことが将来の信用につながっていくときです。

One-Point ◆ 「運勢」だけで仕事をしていく時期は長続きしません。今週からは実体を伴って、社会に根付かせていけるように現実化や定着化していくことが必要な時期に入ったといえます。

《 10.山羊宮 = Sign Capricorn 》

山羊宮の前半に象意を持つ人は、ここのところ人生の大変革期ともいえる自分の奥深い精神世界を見つめていく人生期にあるといえます。
そんな中で今週は、仕事や社会活動で実力を発揮していけるときにありますが、単なる権勢欲だけで上手く回していけるときではありません。
最初のディレクションのとおりに内面性を新しく整えて見識を深め、意識を転換をしていった分だけ、結果的に社会的な評価を得たり実績を挙げていくことにつながっていきます。

One-Point ◆ 山羊宮の後半に象意を持つ人は、職場で人気を得たり、実力を発揮できるときなので、今を無為に過ごさないことが、近々、責任ある立場を与えられることにつながっていきます。

《 11.水瓶宮 = Sign Aquarius 》

水瓶宮の前半に象意を持つ人は、先週と同じく、現実を見据えて対処していこうとする意識が高まってきますので、無為にしてはなりません。
今週また今月は、活力やパワーも得やすいときなので、無駄に使うことなく、現実に対処すべく発展性のあることに使うように心掛けるとよいでしょう。
水瓶宮の後半に象意を持つ人は、相変わらず現実離れした勘違いや、夢見がちな状況の中に身をおいている状態にあることを意識しておくことが、まず必要です。

One-Point ◆ フィクションや虚業分野においては、それを有効に活用できますが、誤魔化しの効かない現実や数字や経済に関しては、思い違いを起こしやすいので注意しておきましょう。

《 12.魚宮 = Sign Pisces 》

魚宮の最初のほうに象意を持つ人は、めまぐるしく変化する状況の中において、ビジョンや対応に転換を迫られることになるかもしれません。
この3年間は、社会自体が新しい組織運営体制を求めて、右に左に不安定に揺れ動きますので、正しくブレない軸を確立していくことが必要性になるからです。
同じ魚宮でも、魚宮の最後のほうに象意を持つ人が、良し悪しはともかく、不安定要因の当事者の一人だったりと、今週は、魚宮の最初のほうに象意を持つ人と、その影響を与えたり、受けたりするパターンもありえます。

One-Point ◆ いずれにしても、魚宮に象意を持つ人は、社会活動期に入りました。今週は、そのための考え方を再検討したり、関係者の見直しや強化をしていくことが必要になるともいえます。

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