宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.397 / 2014.12.08 〜 12.21


●隔週土曜日に更新予定です。
※2014年12月 5日アップ

今週の星の動きと傾向

今週は、8日に木星が獅子宮22度で逆行に転じます。
11日には金星が山羊宮に入宮です。
17日に水星が山羊宮に入宮します。
週末の21日には天王星が牡羊宮12度で順行に戻ります。
射手宮のケレス、太陽、水星は連続合(ローリング・コンジャンクション=0&0度)で、獅子宮の木星と三分(トライン=120度)です。
ただし水星は、今週中頃までで抜けます。
蠍宮の土星は、その木星と矩(スクエア=90度)で、魚宮の海王星とも矩(90度)です。
天王星はドラゴンヘッドと衝(オポジション=180度)で、山羊宮の冥王星を軸にT矩(Tスクエア=90/90/180)を形成します。
水瓶宮の火星は、天王星と六分(セクスタイル=60度)です。
土星と冥王星のミューチュアル・リセプションは、23日まで継続します。
ほかにも太陽と木星、また火星と天王星のミューチュアル・リセプションが続いています。
Point ◆ さすがに選挙期間中とあって、今週は、あちこちで対立がみられます。
しかし、組織のトップとは協力体制を築きますので、おおぬね組織的な対立の星回りです。
14日の衆議院選挙についての記事「衆議院総選挙2014の結果予測と本質」をアップしましたので、ご参照ください。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。

《 1.牡羊宮 = Sign Aries 》

牡羊宮に象意を持つ人は、今週はとくにありませんので「好きかって」になさってください。
というか、あれこれ書いても書かなくても、生まれ持たれる性格からも、また今週の星のディレクションからも、基本的にはご自分なりの個性を発揮をしてしまう星回りなので、しぜんとそうなるためです。
ただ、周囲は対立含みの今週なので、調子に乗って、傲慢になったり、ついワンマンになったりして、手前勝手に独りよがりの言動をしてしまうと、「すぐ」ではなくても、一発で立場を失うことが起こります。

One-Point ◆ 上記以外に関しては、牡羊宮のほかに生まれ持たれる運勢サイン(宮)に働くディレクションが、少なからず影響しますので、念のために、そちらも併せてご参照ください。

《 2.牡牛宮 = Sign Taurus 》

牡牛宮に象意を持つ人は、今週は実力発揮が可能な運勢期で、そうでなくても仕事など社会活動が忙しくなるなど、対外的な行動に意識をもって、活躍していかざるをえないときです。
それは、昨今の人生期のディレクションでもある自分の内面の精神性などを高めてきた人ほど、知識や個性の発揮が可能になるときでなので、要は、どこまで活躍できるかは人徳や内面性次第となるときです。
当欄でも書いてきましたように、社会活動の運勢期にありますので、その中でも、今週は実力発揮が可能です。

One-Point ◆ 繰り返しになりますが、メインは内面性つまり精神面の充実期にあるというのがベースになっていますので、表面的のみに、お金や異性を求めると一時的な活躍で終わります。

《 3.双子宮 = Sign Gemini 》

双子宮に象意を持つ人は、どちらかといえば気分や感覚のままに「理想」や「ビジョン」を夢見て、動きやすい人生期にあります。
そんな中で、今週は、気分や感覚のままに人と接することが、トップの人々の心をとらえたり、自分らしい個性発揮につながるのですが、最初はそうでも、結果が伴うかどうかは厳しいというか、やはり実力や見識が必要になっていくときです。
とくに今週は、そういった「夢」や「ビジョン」や「気分」や「感覚」と、誤魔化せない「現実」との間に、ギャップが生じやすいときなので、両方をみながら、対処できる針の穴を通すような見識や実力が試されていきます。

One-Point ◆ 大きな視点からみれば、「感覚」のままに行動されようとも、またどのような「結果」が出てもいいのですが、いずれも自分自身が大きく変わっていくべきときにあるのは変わりません。

《 4.蟹宮 = Sign Canser 》

蟹宮に象意を持つ人は、どちらかといえば日によって「感情」や「気分」がコロコロと変わりやすい今週になります。
もともとが、よくいえば感情が豊かな蟹宮ですが、逆に申し上げれば、我知らずとも、周囲を気にしいといったデリケートな感受性を持ちますので、その良い面は活かすとしても、無用に心が乱れすぎたり、心配性がすぎるのは、情況によっては考えたほうがよいでしょう。
とくに今週は、仕事面など社会的な活動面において、良し悪しはともかく、心が揺れ動くことが起こりやすいので、注意は必要ですが、活躍は可能です。

One-Point ◆ そういった仕事面を含めて、今週はご自身の個性にふさわしいスキルなどの技能ややり方を考えたり、きわめていく方向で動いてみると、習得できたり結果が出やすくなっています。

《 5.獅子宮 = Sign Leo 》

獅子宮に象意を持つ人は、どこまで結果が伴うかどうかは別として、今週は、気分も明るく前向きで、自分らしい華やかさのある表情や、自分らしい個性や、知性などのウィットを出していけるときになります。
人生の出直しを図っていく人生期も、半数以上の人が抜けて、新たな目標を見出していこうとされたり定めていける獅子宮ですし、いまだその渦中にある人でも、昨今では珍しく自分らしくなれる今週です。
ちなみに、獅子宮の最初のほうに象意を持つ人は、意識や活動内容を仕事や社会的な方向に向けて「意志転換」を図っていく今週になっていますので、いよいよ新しい人生のキッカケとなる今週になります。

One-Point ◆ ただし、周囲の情況は、獅子宮に象意を持つ人とは違って、対立含みの中にありますので、獅子宮の明るさが目立つこともあれば、逆に周囲から浮くこともある今週だといえます。

《 6.乙女宮 = Sign Virgo 》

乙女宮に象意を持つ人は、良いとか悪いとかに関係なく、自分や仕事を含めた人生を見つめ直して、今後どのような方向性をとっていくか、また人生の目的をどこに定めていくのか、模索していくときにあります。
もっとも、乙女宮以外に生まれ持つ運勢サイン(宮)によっては、そう単純にいえないこともありますが、乙女宮のみをみた場合、もはや過去にはこだわらずに、まずは周囲の現実を客観的に情報収集していくとよい今週です。
結論を出すのは、まだまだ早いのですが、これから社会はどのように動くのか、その中で自分は何を目指していくとよいのか、しばらくはヒアリングや模索をしていくとよいでしょう。

One-Point ◆ たとえば、完璧をめざすことが悪いとはいえませんが、星のディレクションによっては、それが周囲との摩擦を引き起こす時期もありますので、広く現実をみた客観性も重要です。



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