宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.273 / 2012.07.23 〜 08.05

●隔週土曜日に更新予定です。
※2012年 7月21日アップ

今週の星の動きと傾向

今週は、星の宮移動はありません。
ほぼ3週間にわたって続いてきた2つのTスクエア(90・90・180)は、今週前半で解消します。
今週は、獅子宮の太陽と水星の合(コンジャクション=0度)に対して、牡羊宮の天王星が三分(トライン=120度)、また射手宮のドラゴン・ヘッドも三分(120度)です。
双子宮の木星と参考のケレスは、天秤宮の火星と三分(120度)で、同じく双子宮の金星には、これまた天秤宮の土星と三分(120度)です。
山羊宮の冥王星と牡羊宮の天王星の矩(スクエア=90度)は、今後もずっと続きます。
Point ◆ 特徴的ながらも複雑に交錯した星の配置は、今週前半で終わり、4つの三分(120度)が残りますが、だからといって安心はできません。
今週も避けることのできない課題や変化は、カタチは違えども多くの人に起こります。
変化を嫌がっても「起こるもの」は起こりますので、前向きにとらえながら、次善の一手を打つなり、次を見据えて進んでいくほうがよいでしょう。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。

《 1.牡羊宮 = Sign Aries 》

今週の星の配置は、先回の「今週の運勢2/天秤宮〜魚宮」と同様に、基本的にどうしようもなく、良くも悪くも起こるものは起こります。
牡羊宮に象意を持つ人は、例えば、これまで愛用してきたものが壊れたり、また、これまでの生き方からとは、考え方や行動パターンなどを変えていかなければならないときにあります。
以前も書いたことですが、これらは決して悪い出来事ではなく、むしろ今後、仕事や社会で活躍のために、新しい自分自身に生まれ変わったり、環境設備を整えていく必要があるために生じていくものです。

One-Point ◆ 言い方は悪いかもしれませんが、良くも悪くもテッペン目指して進んでいかざるをえず、同時にそれは、自分の精神や霊性を高めていくものでなければ、長くは続かないものです。

《 2.牡牛宮 = Sign Taurus 》

今週の星の配置は、「今週の運勢2/天秤宮〜魚宮」にも書いたように、基本的にどうしようもなく、「イヤだ」といっても、良くも悪くも起こるものは起こります。
牡牛宮に象意を持つ人は、多くの場合、異性関係によってこれまでに体験したことにない精神意識の状態や、新しい状況や環境に進んでいくことになりやすいでしょう。
恋愛や愛情や結婚にかかわる出来事でない場合であっても、未体験の新しい世界、例えば宗教やスピリチュアルなどの精神世界へのかかわりや、故郷または現住所から遠く離れた土地や海外への出張や旅行、または移転などに、何らかのカタチでかかわることになりやすいでしょう。

One-Point ◆ 出張や旅行や移転ではなかったとしても、これまであまり付き合ったことのないセレブな人々や外国人との出会いやかかわりなどが、表面化することになりやすいときです。

《 3.双子宮 = Sign Gemini 》

今週の星の配置は、先回の「今週の運勢2/天秤宮〜魚宮」と同様に、基本的にはどうしようもなく、「イヤだ」といっても、良くも悪くも起こるものは起こります。
双子宮に象意を持つ人は、昨今は気分も明るく楽天的で、自身の魅力も高まるモテ期でもありますので、恋愛やステディーな関係に進んだり、また婚約や結婚などに進む人もいるでしょう。
その異性関係などを含めて、昨今の調子の良さが、良くも悪くも身近なパートナーとの関係変化にもつながりやすいときで、場合によっては、仲間を巻き込んだ組織的なトラブルとなって起こるかもしれません。

One-Point ◆ 今週の課題や変化は、自覚していてもいなくても、間違いなく自分自身の言動が根っこにあって生じたものなので、何にせよ誤魔化すことのない誠意ある対応が重要になります。

《 4.蟹宮 = Sign Canser 》

今週の星の配置は、先回の「今週の運勢2/天秤宮〜魚宮」と同様に、基本的にどうしようもないので、「イヤだ」といっても、起こるものは起こるものです。
蟹宮に象意を持つ人は、過去の自分の精神や言動が、何らかの結果となって現われやすく、パートナーや協同者をはじめとした対人関係の変化となって、起こるものは起こらざるをえないときです。
それはまた、少なからず仕事や家庭に影響し、さらには、自分自身の新しい人生の再スタートを図っていくべき、昨今のディレクションにかかわってくる可能性さえあるかもしれません。

One-Point ◆ どちらせよ昨今の人生期においては、人生の再出発は避けられませんので、結婚による再スタートでも、男女問題による出直しでも、過去にこだわりすぎないほうがよいのです。

《 5.獅子宮 = Sign Leo 》

今週の星の配置は、「今週の運勢2/天秤宮〜魚宮」と同様に、基本的にどうしようもなく、「イヤだ」といっても、良くも悪くも必要なものは起こります。
獅子宮に象意を持つ人は、組織や異性を含む仲間との人間関係と、新しい自分自身の挑戦や、そこにある課題ゆえに、そこで必要なスキルや技能や能力の分野で、何らかの「変革」や「成長」を求められそうです。
当然、過去の自分の位置や仕事のままであれば、さほど必要としないものですが、新たな世界へのチャレンジなので、否応なく、かつてない能力を身につけていくしか方法はないようです。

One-Point ◆ 早い人では、この7月や8月上旬までを昨今の人生のピークと考えて、思う存分、なすべきことを悔いのないようにやって、精神的にも経済的にも蓄えたり備えておくとよさそうです。

《 6.乙女宮 = Sign Virgo 》

今週の星の配置は、先の「今週の運勢2/天秤宮〜魚宮」にも書いたように、基本的にはどうしようもなく、「イヤだ」といっても、良くも悪くも起こるものは起こります。
とはいえ、乙女宮に象意を持つ人は、仕事や対外的な社会活動の分野においては、おおむね好調な運勢の時期にありますし、場合によっては、異性関係が進展したり、ハデ目にもなりやすいかもしれません。
仕事やこれまで行なってきた自分の言動の結果によって、良し悪しは別として、論功行賞的に、もしくは懲罰的に、地位や立場が上にも下にも両極端に変わりやすいときで、ホロスコープ(出生天球図)次第ては、精神意識の状態が変わったりすることもありそうです。

One-Point ◆ 人為ではどうしようもないディレクションなので、起こるものは起こります。仕方ないのです。重要なのは、本当に時代の流れにマッチしている結果や方向なのか理解すべきでしょう。



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