宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
−星のディレクション&西洋占星術―

No.027 / 2007.11.05 〜 11.18

●西洋占星術と宝瓶宮時代の新しい西洋占星術=宝瓶宮占星学による今週の運勢=星のディレクションをお届けしています。
※2007年11月03日アップ

■西洋占星術と宝瓶宮占星学

●広い意味で西洋占星術(占星学)というとき、宝瓶宮占星学をも含めることができます。しかし、狭義の意味において西洋占星術というとき、西洋占星術は古代メソポタミアに発生し、今後も永続する普遍的な占星学の一形態にすぎません。宇宙的な時代区分であるプラトン年に基づく双魚宮時代(先の約2,160年間)の占星学の形態が、狭義の意味における西洋占星術なのです。
すでに双魚宮時代は終わりました。これからの約2,160年間は、宝瓶宮時代です。この新しい宝瓶宮時代における占星学を、もはや西洋占星術というべきではなく、人類歴史の発展に基づいた宝瓶宮時代の現実的な象意解釈を加えていくため、「宝瓶宮占星学(宝瓶宮時代の占星学)」とでも呼ぶべきです。
宝瓶宮時代の新しい西洋占星術ということです。
宝瓶宮占星学は、宝瓶宮時代の新しい人類文化の方向性を人々に示し、宇宙哲理に基づいて人生の真実、すなわち個々人に運勢と発展をもたらす実践的な解釈を提示してまいります。

《 1.牡羊宮 = Sign Aries 》

自分の「活動パワー」を方向付ける星は、現在、ずっと自分の内部に向かう位置にとどまっています。
なので、牡羊宮に象意を持つ人の関心や意識は、自分自身に向いているといえるでしょう。 もちろん仕事や周囲の状況に対しては、いつもどおり対応せざるをえませんので、それをこなすのは当然です。
そういった日常的な状況を通じて、自分自身の行動の方向を考えたり見つめ直すのに良いときだということです。

One-Point ◆ 精神面での成長や変化、また自己の美意識や社会理想を検討する星も作用しています。自己の確立を前向き考えていくとよいでしょう。

《 2.牡牛宮 = Sign Taurus 》

今週も基本的には先回と同じです。
パートナーや取引相手とコミュニケーションが、次のステップアップに向けて、基礎を築いたり運勢を開くキッカケづくりになることでしょう。
自分自身が理想や目標とするカタチとは違う側面を相手は提示してくることが多いので、そこらへんの調整や妥協は必要になります。
現在の牡牛宮は、基本的には自分自身を明日に向けて立ち上がらせていく運勢期にありますので、先を急がずにじっくりと力を貯めておくことです。

One-Point ◆ 牛歩戦術ではありませんが、一歩一歩確実に歩を進めていくのが牡牛宮の強みです。一気に飛躍できなくても、確実に今は前に向かって進んでいるからです。

《 3.双子宮 = Sign Gemini 》

新しいアイデアの実現に向かって、活動を強めていけるでしょう。
先回この欄に書いた内容が、社会的により実体化していくということです。
ただし、自分のアイデアや理想とするとおりに、パートナーや協力者が動いてくれるとはかぎりません。充分なすり合わせや調整を行っておく必要があるでしょう。
今後の星の配置を考えると、あまり自我を張らないほうがよいのかもしれません…。

One-Point ◆ 本当の実力や、自分の意識を抑えてでも、目的を遂げる強い現実意志を持つ必要があります。簡単にいうと目的を抱いた「忍耐心」が必要になるでしょう。

《 4.蟹宮 = Sign Canser 》

現状を阻害する星の要因は、それほど見当たりません。
新しい分野にもどんどんチャレンジしていき、見聞や見識を広めるなど、積極的に行動していってよいでしょう。
そうやって現実的な新しい理想(目標)にチャレンジすることによって、自分自身の内面を充実させていくことが、今の星の配置からはふさわしいようです。周囲に気を回しすぎて臆することなく、進んでいきましょう。

One-Point ◆ 活動パワーは高いようです。ただし、対社会的に向けて発揮して仕事などをこなしながらも、結局は、自分自身をレベルアップさせていく時期に思えます。

《 5.獅子宮 = Sign Leo 》

今の時期は、社会で脚光を浴びるというよりも、自分を振り返るなど見つめ直すのにふさわしい星の配置です。
こういう時期は、闇雲に外に向かって飛び出すよりも、自分の思うとおりではなくても相手の力をうまく使って前に進める「無手勝流」の作戦がよいようです。
俗にいう「院政」にも似た手法ですが、ここでいっているのは、相手の力を活用して任せてみて、たとえそれが失敗したとしても、お互いに何かを悟るほうが、長期的に見て有益になるということです。

One-Point ◆ そういった広い心を本来の獅子宮であれば持っているはずです。いつでもどんなときでも何でも自分が出なければというのは、レベルの低い人の考えです。

《 6.乙女宮 = Sign Virgo 》

ここのところずっと、なんとも不思議な星の配置になっているように思えます。
この時期、あなたが評価され現実的立場を得るか、逆に失って人が離れていくかは、今までの自分の行いによっているので、乙女宮に象意を持つ人は一概に、こうですとは書けないのです。
人によっては、新しい人々や組織から評価される人もでます。一方で、自分の思うとおりにならなくて、これまでの付き合いや人間関係から離れていかざるをえない人もでそうです。

One-Point ◆ それらが良い悪いといっているのではありません。過去にとらわれずに、新しい環境や状況に対応して、新しいスタートの基盤築く方向で前向きにすすめましょう。

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