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宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しいアストロロジー―
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●2023年10月 1日アップ。 ●改訂稿 2026年 5月 8日アップ。
一般の現代占星術では“メジャー・アスペクト”に分類される六分(セクスタイル=60度)です。
ただし、ほかのメジャー・アスペクトの許容度数(オーブ)が8度をとることがあるのに対して、六分=60度は6度が多く、一段弱いものに定められています。
六分=60度が持つ特別な象意が関係しているためです。
ただし「宝瓶星学」では、五分(クインタイル=72度)を除いて、単独アスペクトは六分=60度も含めてすべて許容度数(オーブ)6度です。
どのような理由があって、一段弱いものとして扱われているのか、その理由と秘密が明らかになり重要なサジェスチョン(示唆)がもたらされると存じます。
先回の「五分(クインタイル=72度)」がなぜ現代占星術では“マイナー・アスペクト”に区分されるのか、その理由をお伝えいたしました。
「宝瓶星学」では、旧来のアスペクト分類“メジャー・アスペクト”また“マイナー・アスペクト”という区分は用いません。
6つの「単独アスペクト」と、6つの「アスペクト・パターン」の12個が、それぞれを象徴しているためですす。
12サイン(宮)や12ハウス(室)のように、「宇宙森羅の最小象徴数」は12数理なので、12種類のアスペクトを正しく知ればリーディングは可能です。
ただし「基本三数」に共鳴する4つを「基本アスペクト」と呼んで、象意も強いのでベースになります。
とはいえ12種類で最小の1セットなので、五分=72度も六分=60度も、YOD(ヨッド=60/150/150度)を形成する際の「転」(クインカンクス、インコンジャクション:インコンジャンクトとも=150度)も重要な個別の象意を持っています。
※「転」という日本語名は、その象意の特徴から「宝瓶星学」で命名したものです。
One-Point ◆ 「基本アスペクト」は、「合(コンジャクション=0度)」「衝(オポジション=180度)」「三分(トライン=120度)」「矩(スクエア=90度)」の4つです。宇宙この世界の根幹法則「基本三数」3(4)数に共鳴する象意のアスペクトです。
“メジャー・アスペクト”と呼ばれる理由は、古代ギリシャに発祥した古典アストロロジーの時代から用いられてきているためです。
合(コンジャクション=0度)
衝(オポジション=180度)
三分(トライン=120度)
矩(スクエア=90度)
六分(セクスタイル=60度)

著名な天文学者でアストロロジスト、また占星術師となったケプラー(1571-1630)は、多くの“マイナー・アスペクト”を定めました。
彼が「宇宙は調和に満ちている」ということを理解し、古典理論に精通していたために、時代の要請に応じて見出せたのです。
One-Point ◆ 「古典理論」が近代物理科学によって“疑似科学”(迷信)とされたあとも、彼は「古典理論」を用い続けてリーディングを行ないました。誰かの象意解釈の受け売りではなく、宇宙の調和からマイナー・アスペクトを見出したのは、天文学の知見はもちろん、本質的に宇宙が調和していることを実感してホロスコープを応用展開した解釈ができたからです。
すでに「アスペクト完璧講座」をご受講された方はご存じです。
古代ギリシャの世界観 「熱冷乾湿/火土風水」に基づいたアスペクト解釈と、宝瓶宮時代の新しい宇宙観 「数理法則とクオリアル・ワールド」の根幹となっている「基本三数」に基づいたアスペクト解釈のどちらが実際的なのか。
実際に12アスペクトを活用してリーディングをしてみれば、「なるほど、そういうことか」と分かります。
ホロスコープ・リーディングが格段に“先鋭化”したことを実感できると存じます。
先の五分(クインタイル=72度)が、現代占星術で“マイナー・アスペクト”に区分されているのも、その象意や正しい適応が分からなかったのも、論理的にご納得でき、ご自分で必要に応じて象意の応用展開した解釈が漸次できるようになります。
六分(セクスタイル=60度)も類似です。
これって、ホロスコープ・リーディングが確実にできるようになるコツであり“秘技”なんです。
誰も教えてくれなかったと存じますが、西洋占星術も宝瓶星学でも同じで、“占断”ができるホロスコープ・リーディングができるにはワケがあります。
One-Point ◆ 象意の内容は、構成要素のアスペクト(位相、座相:局面)それぞれに唯一で“個性的”です。そのホロスコープに個々に千姿万態のアスペクト(位相、座相:局面)の様相を象わす象意解釈をスルーして、星とサイン(宮)の象意だけを云々しても“占断”や正しいリーディングができるようにはなれません。
“吉凶”などの“アスペクト解釈”ではなく、「基本三数」の原意また「数理法則」の本意(基本の象意、ほんとうの象意)に基づいた「実学」のアスペクト解釈が有益です。
“相対的な位置関係”に伴なう宇宙的な象意が、宇宙この世界にはに根本的にあるためです。
「上方いろはかるた」に「餅は餅屋」という言葉があります。
宇宙太陽系を写しとった「ホロスコープ」も同じです。
“位置関係”を忠実に写しとることで「ホロスコープ」は成り立っていますので、位置関係を象わすアスペクト(位相、座相:局面)に最大の象意が秘められています。
Aspect、すなわち物理的には「角度」(座相)ですが、肝心要の象意をみれば、アスペクトにこそ物事の「局面」が象わされ、ホロスコープ・リーディングのキモになっています。
One-Point ◆ 宇宙太陽系の動きや配置など位置関係を正しく写し取った「ホロスコープ」が何を象わしているのかは、占星師に聞いても人間主観による象意解釈に留まりますが、素直に、ごく素直に「宇宙」に聞けば、原意や本意を教えてくれます。あとは個々のホロスコープと個々人また社会の現状に応じて、具体的な象意解釈に落とし込むだけです。
ご参考に、先の「五分(クインタイル=72度)」のコンテンツを掲載しておきます。
【CONTENTS】
1◇ はじめに
2◇ 数理法則「5数」:五分(クインタイル=72度)
3◇ 五分=72度の象意解釈
【五分=72度が“マイナー・アスペクト”とされる理由】
【特別な構成要素との関係による象意の発露】
4◇ 五分=72度の「相性」リーディング
5◇ 五分=72度の「星のディレクション」
6◇ ご自身のホロスコープにおける五分=72度
五分=72度は、応用展開や活用幅が広い「基本アスペクト」ではありません。
ですが、五分=72度にしかない象意の特徴もまたあります。
どのような場合に五分=72度の象意は強く発揮されるのか、当該アスペクト完璧講座からご理解いただけると存じます。
One-Point ◆ 「六分(セクスタイル=60度)」は、単独アスペクトの最後を締めくくるアスペクトです。これ以降お伝えしてまいります6つのアスペクト・パターンの多くに六分=60度は含まれており、重要な役割を担い象意を際立たせていくため、数々のアスペクト・パターンに欠かせない六分=60度です。
※講座概要
2023年に毎月1回1アスペクトずつ、12回にわたってメールでお届けした「アスペクト完璧講座」の終了に伴ない、いつでも、どこでも、必要なアスペクトにアクセスできるWEB版「アスペクト完璧講座」にしました。
個々のアスペクトに共鳴する「数理法則」の本意(基本の象意、ほんとうの象意)をはじめ、当該アスペクトの象意はもちろん、相性での解釈またディレクション(運勢変化)に応用した解釈、さらにはWEB版では個人情報に属するため割愛させていただきましたが、ご受講者自身のホロスコープ(出生天球図)における実践解釈例というように網羅的かつ実践的にお届けしたものです。
次の6つの単独アスペクトと、6つのアスペクト・パターンの12種類を掲載しています。
●「アスペクト完璧講座」のテーマと初回配信日
第1回 合(コンジャクション=0度) …5月31日
第2回 衝(オポジション=180度) …6月30日
第3回 三分(トライン=120度) …7月31日
第4回 矩(スクエア=90度) …8月31日
第5回 五分(クインタイル=72度) …9月30日
第6回 六分(セクスタイル=60度) …10月31日
第7回 調停(メディエーション=60/120/180度) …11月30日
第8回 YOD(ヨッド=150/150/60度) …12月31日
第9回 大三角(グランドトライン=120度×3) …1月31日
第10回 大十字(グランドクロス=90度×4) …2月29日
第11回 神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120) …3月30日
第12回 大六角(グランド・セクスタイル=60度×6) …4月31日
※ご参考「講座お申込みフォーム」。
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