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宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●第1稿 : 2026年 5月11日アップ
スピリチュアリズムで用いられる単語には独特の響きがあります。
「レムリア」「シリウス」「プレアデス」「ツインレイ」etc.
夢や幻想を掻き立てる語感を伴なっているために何かありそうだと未知の世界を想起させます。
信じるかどうかはご本人の自由ですが、クオリアル・ワールドから見れば真相が見えてきます。
物理現実的に実際はどうなのかに留まらず、エネルギー世界の“現実”を見極めないと真相は見えてきません。
「レムリア大陸仮説」の始まりは学術で次のとおりです。
アジアとアフリカ大陸との間、インド洋に約5,000万年前にあったとされる「レムリア大陸」が、19世紀後半(1874年)に提唱されました。
アフリカのマダガスカル島のキツネザルの生息と、インドで発見された化石(種)とから、両者を結ぶ大陸があったというわけです。
キツネザルは英名で「レムール」(Lemurs)、ラテン語のレムレース(幽霊、亡霊)に由来します。
そこから“レムリア大陸”と名付けられました。
日本語で直訳すれば“キツネザル大陸”です。
この“キツネザル”という言葉であれば、スピ系の方々が食いつくことはありません。
One-Point ◆ 「海王星」発見直後の心霊ブームこと近代スピリチュアリズムの真っ最中に、「レムリア大陸」は提起されています。「海王星」の“事実誤認”や“勘違い”また“まだ見ぬ理想”の象意を当時の人類は案外と強く受けていた時代です。

一見、合理的に見えますし、ダーウィンの進化論を広めた学者までもが“人類発祥の地こそレムリア大陸である”と主張しました。
といったことなどがあり、前述の語感の良さなども手伝って“夢”や“ロマン”を掻き立てられたことからスピ界隈で“レムリア”が広まったようです。
ここでアストロジカルに申し上げます。
「海王星」の“夢”や“幻想”に関わる時代背景があることが分かれば、シュメールなどもそうですが、一応、マユにツバを付けて検証しなければなりません。
事実、「レムリア大陸」は20世紀に入った1912年の大陸移動説によって疑義が投げかけられ、1968年の「プレート・テクトニクス理論」の完成によって、完全に否定されています。
現生人類ホモサピエンスが誕生したのは30万〜20万年前、「レムリア大陸」があったとされた5,000万年前とは相当の年代差があり、人類のカケラさえなかった時代です。
One-Point ◆ そんな時代背景や遠くはなれたインド洋といった地理的条件を勘案すれば、日本列島とレムリア大陸は関係ありません。実在しないので当然ですが、ただし形而上世界のスピリチュアルは、時間や空間を超えることが可能な主観世界のお話なので、その点においては“実在しない”と切り捨てることはできません。
通称「ニギハヤヒ」こと天照国照彦天火明櫛玉饒速日尊(アマテル クニテルヒコ アマノホアカリ クシタマ ニギハヤヒ ノ ミコト)をご存じでしょうか。
人のお名前ではありません。
名称の意味は、“天地(日本)に最初に和(にぎ:国)をもたらした尊い魂を持ったお方”、いわば日本の国づくりを最初に行なった人物を指します。
また「天照大御神」やその荒御霊(あらみたま)とされる「瀬織津姫」(せおりつひめ)も同様で最初の“かみ”の一柱です。
日本古来の“かみ”も、“レムリア大陸”も人間が信じ込めば、クオリアル宇宙に“実在”してしまいます。
正確には、共鳴作用によって創られてしまうことがあるのです。
One-Point ◆ 実在の「クオリアル宇宙」では、地上の物理的な存在だけが実在ではないからです。実在の宇宙この世界を「クオリアル宇宙」と呼んでいますが、1数、2数、3数の「基本三数」また12数理に展開された「数理法則」によって“クオリアル・ワールド”の住人たる私たち人類なのです。
信じられないことを書きます。
人間は“神”を創ることができます。
コペルニクス的転回以上の宝瓶宮時代の真実です。
正確に言い換えますと、「土くれから人間を創造したとする“天地創造の神(The GOD)”を人間は創ってしまった」という意味です。
そうして信仰支配され、悪い意味ではなく倫理規範を保ち成長と発展をしてきた双魚宮時代でしたが、今や共鳴関係論の宝瓶宮時代が訪れ、新たな時代の真理が明らかになっていくアストロロジカル・エイジ(星学的時代区分)が始まっています。
スピリチュアルの文脈で取り上げられ信じられている「レムリア」も同様です。
物理的には実在しませんが、“神”も“レムリア大陸”も、人間は内在する創造力によって“創る”ことができるためです。
One-Point ◆ “良い”とか“悪い”とか、“正しい”とか“間違っている”とか、対立二元論で述べているのではありません。双魚宮時代のまま“支配/被支配”や“善/悪”また“吉/凶”などが脳内にインプリンティングされたま残っていると共産主義思想がその代表ですが、そう捉えられるかもしれません。
●年末などに奏上される「大祓詞」(おおはらえのことば)の一節に、次のようにあります。
「ひきやまのすえより、さくなだりに落ちたぎつ、速川の瀬にます瀬織津姫という神、大海原に持ちいでなむ…」
『日本書紀』には出てこず、上述の「大祓詞」の一節のほかには、『倭姫命世記』(やまとひめのみことせいき)に出てきます。
伊勢神宮内宮の別宮「荒祭宮」(あらまつりのみや)のご祭神「天照大神の荒魂」と記されています。
「荒祭宮一座…皇太神宮荒魂、伊弉那伎大神の生める神、名は八十枉津日神なり。一名、瀬織津比唐フ神、是也、御形は鏡に座す。【別宮・荒祭宮】」
ここには、天照大御神の荒魂(あらみたま)が八十枉津日神(やそまがつひのかみ)であり、またの名を瀬織津姫と言い、鏡として祀られている、と記されています。
最後に、海中に沈んだと妄想される“レムリア大陸”と、龍神または水の女神とされる“瀬織津姫”には共通項があります。
九州南部のとある地域に瀬織津姫が来られたときに、速川(はやかわ)に呑みこまれて最期を迎えられたという言い伝えがあります。
足を滑らせたのか実状は確認のしようがありませんが、水没死したときのビジョンと、レムリア大陸が海没したときの妄想が形而上の主観世界(心霊世界)で、時空を超越して結びつくことがあります。
時間や空間を超えた主観は何でもありなので、いつの時代のお話か、何処で起きたお話かは関係がなく、同時に起きた出来事として関連付けられご認識されることが起こりえます。
奈辺を「クオリアル」から明確に認識しておかないと、“お花畑スピ”に陥ります。
実際的には“事実誤認”や“勘違い”を引き起こすことに繋がりかねません。
One-Point ◆ 「基本三数」また「数理法則」の12数理による「クオリアル宇宙」から、物質的実在の現実世界も、主観的な形而上世界の実在も、すべてが解明でき理解できます。「宝瓶星学」のホロスコープ解釈やリーディングは、そのような「基本三数」がベースなので、続けているうちに真相の解明が知らずに可能になっていきます。
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