宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢2/天秤宮〜魚宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
第2章:星のディレクション

No.722 / 2021.03.01 〜 03.14

“夢”も“現”(うつつ)も事実。


●隔週土曜日に更新予定です。
※2021年 2月27日アップ

今週の傾向と星の動き

全体傾向 ◆ 今週は“夢”なのか“現実”なのか、“希望”なのか“終末”なのか、実際の現実(パラレル・ワールド)が認識され、“衝撃”が起きる可能性がないとはいえません。
星の動き ◆ 今週は、3月4日に火星が双子宮に入宮し、牡羊宮のケレスと六分(セクスタイル=60度)をとり、今週中頃までは山羊宮の冥王星と三分(トライン=120度)です。
水瓶宮の土星と牡牛宮の天王星は矩(スクエア=90度)です。
双子宮のドラゴン・ヘッドと射手宮のドラゴン・テールは、魚宮の金星&太陽&海王星の三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)を軸に、T矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成します。
その一方で、水瓶宮の水星&木星の合(コンジャンクション=0度)が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
今週の月は、乙女宮27度〜牡羊宮7度をトランシットします。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。

《 7.天秤宮 = Sign Libra 》

「天秤宮」に象意を持つ人は、良し悪しとは関係なく、“目標”や“方向性”を見失うような今週また昨今になりやすいかたがいます。
その一方で、“夢”や“希望”を抱いたり、さらにはそれらを抱きつつも、実際とのギャップや課題を感じる一面があるなど、うれしいようなそうでないような複雑な星のディレクション(運勢変化)を受ける今週です。
それらは現実社会に対する“課題”が生じると同時に、“前向き”にものごとをとらえることができる今週でもあるために、事態をゴッチャにして混乱しないよう“夢”と“現実”をわけてとらえるとよいでしょう。

One-Point ◆ もっとも、今週は全員ではありませんが、天秤宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」の影響が相対的に強まりそうなので、そちらのサイン(宮)もあわせてご参照ください。


《 8.蠍宮 = Sign Scorpio 》

「蠍宮」に象意を持つ人は、昨今は“人生の転換期”にあるかたが多いのですが、“自暴自棄”にならずにセルフ・コントロールされれば、蠍宮らしく“集中力”や“ハイパワー”の発揮が可能な今週です。
自我意識にともない“夢”や“願望”が強まり、“理想の自己像”などを描きやすくなりますので、それは存分に活かされるとよく、ただ状況によっては“展望”と同時に“課題”をともないやすいかもしれません。
結局は、“高い精神意識”や“前向きな姿勢”をもちつつ“現実の課題”に果敢に立ち向かう今週になりそうです。

One-Point ◆ いずれにしても、蠍宮にかぎらず、昨今は社会全体的に異なる動きが生じる“パラレル・ワールド”が進行中なので、そのぶん“現実”の認識はだれであっても課題となるときです。


《 9.射手宮 = Sign Sagittarius 》

「射手宮」に象意を持つ人は、ある意味、自分自身をふくめた“転機”ともいえる今週になりそうです。
精神や心理的には“イメージ”や“ビジョン”が広がるなど、“スピ系”や“不思議系”また俗にいう“陰謀論系”への意識やご関心が高まりやすく、そこにおいて課題や疑問が生じやすいでしょう。
であっても、その一方で“知識”や“情報”に恵まれる今週なので、課題や疑問の解決も不可能ではなく、これまでの生き方や活動とは相応に異なる“意識”や“行動”の方向転換される昨今になりそうです。

One-Point ◆ 社会状況は異なる動きが同時に生じる“パラレル・ワールド”が進行中なので、真相や方向性を見抜きにくいのですが、今週の射手宮に関してはどのサイン(宮)よりも“秀逸”です。


《 10.山羊宮 = Sign Capricorn 》

「山羊宮」に象意を持つ人は、ご自分らしく個性や才能を発揮されようとして、どこかに“課題”や“矛盾”を感じたり、モチベーションも今一つ盛り上がらないかたがいそうな今週かもしれません。
例外的には、山羊宮の終盤(20度〜)に象意を持つ人は今週、タフネスやパワフルに動くことができますが、前半(〜15度)に象意を持つ場合、前述のような状況におちいりやすいでしょう。
ただし、それが必ずしも“悪い”とはかぎらないのは、昨今は軽々に動かないほうがよい“パワレル・ワールド”の社会状況が進行中だからです。

One-Point ◆ どちらの“世界”にスタンスをおくのかはともかく、異なる社会の状況が人知れず同時並行的に生じていますので、よく見極めないと“誤まった”行動をとりかねないためです。


《 11.水瓶宮 = Sign Aquarius 》

「水瓶宮」に象意を持つ人は、単純にわけられませんが、中盤以前(〜20度)に象意を持つ人は、異なる社会の動きが生じる“パラレル・ワールド”のなかにありながらも、比較的に現実を把握できています。
一方、中盤以降(11度〜)に象意を持つ人は、情報収集やインテリジェンスが高まる昨今で、そのぶん前向きに物事をとらえて情報発信されるなど、課題や問題を容易に解決できたり、こだわらないですすめる昨今です。
生まれもつ象意ポイントによって多少異なる昨今ですが、基本は地に足をつけて堅実ながら、発展性のある運勢期です。

One-Point ◆ さはさりながら、運勢はそうでも、個人的には今一つ“乗り気”になりにくい昨今にありますが、今週前後は、“やる気”や“馬力”がかかったように動けるかたが多いときです。


《 12.魚宮 = Sign Pisces 》

「魚宮」に象意を持つ人は、魚宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」や「ホロスコープ」(出生天球図)の状態を抜きにすれば、ご自身の感覚やビジョンによって、“マイペース”にとらえる昨今です。
このごろは、異なる動きが同時並行的に生じる“パラレル・ワールド”の社会状況にありながらも、ご自分が“感じ”正しいと“想う”ままに、我知らずともときに“現実無視”をされた情報発信をするかもしれません。
もっとも、直感的に真実につうじる感覚をおもちのかたもいらっしゃいますので、それによって核心をつくことがないとはいえませんので、逆に要注意です。

One-Point ◆ 間違った情報はチェックしやすいのですが、真実の情報のなかに部分的ながら“間違った情報”を発信してしまうと、それがご自身の信用を損なうことになりかねないためです。



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