宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢2/天秤宮〜魚宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
第2章:星のディレクション

No.666 / 2020.02.03 〜 02.16


●隔週土曜日に更新予定です。
※2020年 2月 1日アップ

今週の傾向と星の動き

全体傾向 ◆ “新型コロナウイルス”は中国をメインにこれからが「感染拡大」の本番になりそうです。
「濃厚接触」をともなう「恋愛異性運」も抑制や課題が生じる今週です。
そのため、一応書いておきますと、中国人観光客がよく行く風俗店も避けたほうが無難な昨今です。
星の動き ◆ 今週は、3日に水星が魚宮に入宮します。
8日には金星が牡羊宮に入宮です。
17日には火星が山羊宮に入宮します。
金星と今週後半の火星は矩(スクエア=90度)です。
金星は、蟹宮のドラゴン・ヘッドと山羊宮のドラゴン・テールの軸となってT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成します。
一方、水星と牡牛宮の天王星が、調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
天王星とケレスは矩(90度)です。
山羊宮の木星と魚宮の海王星は六分(セクスタイル=60度)で、山羊宮の冥王星&土星は合(コンジャンクション=0度)です。
今週の月は、牡牛宮19度〜射手宮6度をトランシットします。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。

《 7.天秤宮 = Sign Libra 》

天秤宮に象意を持つ人は、昨今の生き方や独自の美意識、たとえば安穏や楽する生き方、また平和的に調和やバランスを求める美意識などを、社会性を考えて見直していかれるとよいでしょう。
美しく調和のとれた天秤宮独自の美意識自体を否定するものではなく、今後は“TPO”などの状況に合わせて、適切に発揮していく社会的な“見識”や第三者の目からいっそう“客観的”にみて発揮されていかれるとよいということです。
自分とは異なる立場など多方面からのチェックが必要な今週なので、それをもって生き方の転換を図っていく時期になっています。

One-Point ◆ 近年また昨今、すでに大きな「人生の再スタート」を迎えられた方も多いと存じますが、その総仕上げともいえる転換期のはじまりが今週で、以降、1〜2か月ほどの期間です。


《 8.蠍宮 = Sign Scorpio 》

蠍宮に象意を持つ人全体てもいいのですが、蠍宮の最初のほうに象意を持つ人はとくに、早い方は人生上の大きな転換期を迎えているために、あまり過去にこだわりすぎないほうがよいでしょう。
ご自身の精神面などの内面性においても、また対人関係や会社組織をはじめとした所属においても、ご自身の“才能”や“個性”また“適性”や“生きがい”などを考えて、人生を一から“リメイク”をされていく運勢期に入ります。
その内容やタイミングは、生まれもつホロスコープ(出生天球図)によって個々に異なりますが、相応に転換期を意識されておくと変化に対処しやすくなります。

One-Point ◆ 早ければ、今週また遅くても来週には、たとえば、人事異動や自ら辞表を提出するなどアクションを起こされる方も出そうで、そうでなくても深く考えていくことになるでしょう。


《 9.射手宮 = Sign Sagittarius 》

射手宮に象意を持つ人は、新たな“スキル”や、画期的な“新技術”、またノウハウやアイテムなどによって、対社会的にアクションを起こしていくことになる今週また遅くても来週です。
「仕事運」や「社会運」を生まれもつ方ほどそうなりやすく、そうでない場合でも、そういった機運や意識が生じていくことになります。
それはそれでいいのですが、あえて申し上げますと、必要以上の過大な“期待”はひとまずおいて、冷静に客観的かつ現実的に、一から“現実的効果”のチェックをされて、必要であれば見直しや修正をされるのもよいでしょう。

One-Point ◆ 射手宮の終盤に象意を持つ人は、左欄の「全体傾向」にも書いたとおり、「恋愛異性運」が要注意の今週また昨今です。同性をふくめ異性との濃厚接触はあえて控えましょう。


《 10.山羊宮 = Sign Capricorn 》

山羊宮に象意を持つ人は、基本的に今週は、これまでにない“新しい自分”になる意識をもったり、実際にアクションを起こしていくときになりそうです。
なかには、頑固に今までの自分を守りとおそうと忍従される方もいると存じますが、今週は「恋愛異性運」に関しては有効なのですが、全般的には“攻め”と“守り”のご判断をを間違えないようにされるとよい今週また昨今です。
生まれもつ象意ポイントによっては、複雑に象意を受ける方もいますので、楽観的なイージーゴーイングがよいのか、逆に慎重に現状維持や守りがよいのか、はたまた大変革がよいのか、ケース・バイ・ケースで対処しましょう。

One-Point ◆ 早いお話が、真逆に使えるジョーカーやスペードのエースなどの手持ちのカードに恵まれていますが、使う相手やタイミングまた状況を間違えないように“見識”が重要な昨今です。


《 11.水瓶宮 = Sign Aquarius 》

水瓶宮に象意を持つ人は、水瓶宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」を除いて水瓶宮のみをみますと、他人や周囲よりもどちらかといえば内面性をふくめた自分自身に意識やご関心が向きがちな昨今です。
そういった星まわり(ディレクション)にあるという意味で、自制心や自己コントロールをしたりほかの「運勢サイン(宮)」のほうが強い方の場合は、社会的に責任のある仕事などに使命感をもつことができます。
もし、そうではなく、ご自分の想いや環境にこもったり、無責任になりがちな場合は、我知らず“自分中心”にうつりかねませんのでご注意も必要でしょう。

One-Point ◆ いずれにしても、今週は独自的で個性的な才能を発揮できる自分であるために、アクションをとられたり、意識や想いをもたれるなど、内面性また言動の転換をされるとよいでしょう。


《 12.魚宮 = Sign Pisces 》

魚宮に象意を持つ人は、魚宮のどこに象意ポイントを生まれもつかで相応に運勢が異なる今週また昨今です。
魚宮の初盤や最初のほうに象意を持つ人を除いて、大半の方が、良し悪しはともかく地に足が着きにくく想いが不思議系やスピリチュアルなど“不確定”な世界や分野にご関心を持ちやすい人生期にある昨今です。
だからといって、コントロールはしにくいのですが、初盤また前半に象意を持つ人は、相応ながら知的にとらえられる今週なので、現実味をもってご判断されるとよく、中盤に象意を持つ人も今週後半は同様です。

One-Point ◆ 魚宮の終盤に象意を持つ人は、今週までは実力発揮ができる仕事の活躍期ですが、異性関係に惑わされないようご注意が必要で、「濃厚接触」にも気をつけるとよいでしょう。



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