宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢2/天秤宮〜魚宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
第2章:星のディレクション

No.654 / 2019.11.11 〜 11.24


●隔週土曜日に更新予定です。
※2019年11月 9日アップ

今週の傾向と星の動き

全体傾向 ◆ これまで激しかった対立は、週末になるにつれて、いくぶんながら弱まっていくことになりそうです。
ただし、“嵐前の静けさ”といえなくもありません。
星の動き ◆ 今週は、16日にケレスが山羊宮に入宮します。
19日には火星が蠍宮に入宮です。
日付が23日に変わるころ、太陽は射手宮に入宮します。
火星と牡牛宮の天王星の衝(オポジション=180度)に対して、ケレス&射手宮の木星の合(コンジャンクション=0度)が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
蟹宮のドラゴン・ヘッドと蠍宮の水星と魚宮の海王星は大三角(グランド・トライン=120度×3)で、これに山羊宮の土星&ドラゴン・テールの合(0度)が尻尾となってトライン・カイト(60/60/120/120度)が形成されます。
土星と山羊宮の冥王星は合(0度)です。
今週の月は、牡羊宮25度〜蠍宮5度をトランシットします。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。

《 7.天秤宮 = Sign Libra 》

天秤宮に象意を持つ人は、華々しく対外的にご活躍されるというよりも、基本的にはご自身の“メインテナンス”をされたり、内面性に対応するなどして、周囲の現実をみつめつつ、一から人生の再出発をはかっていくときです。
初盤に象意を持つ人は、投げやりやアバウトになることなく、ご自身の人間性をいっそう高めていくとよい時期に入りました。
中盤に象意を持つ人は、これまでの“約30年間の人生サイクル”がほぼ終わりをむかえましたので、今後の新たな“約30年間の人生サイクル”をどのように出発していくか、模索していく人生期にあります。

One-Point ◆ 天秤宮の終盤、とくに最後のほうに象意を持つ人は、会社などの組織関係や人間関係の変化が起こりやすく深層の精神意識(霊性)面を見つめていかざるをえないときにあります。


《 8.蠍宮 = Sign Scorpio 》

蠍宮に象意を持つ人は、“ひらめき”に恵まれてアイデアやイマジネーションがわいてきたり、SNSなどまた知らない人を含めた情報交流やコミュニケーションが活性化しそうな今週また昨今です。
蠍宮の初盤とくに最初のほうに象意を持つ人は、今週が進むほどにやる気や気力が高まり、それはよいのですが状況によってはケンカっぱやさにつながり、周囲や上司と対立しないようにご注意ください。
中盤に象意を持つ人は、最初に書いたとおりで、終盤に象意を持つ人は、最後のほうに象意を持つほど“孤高”だったり“自我意識”が強まりやすいでしょう。

One-Point ◆ 蠍宮にとって、噴火の前触れのような兆候はときにありつつも、事態は人知れず深く静かに潜行して動いているときで、来るべき“大噴火”に向けて進んでいるといえるでしょう。


《 9.射手宮 = Sign Sagittarius 》

射手宮に象意を持つ人は、全員ではありませんが大半のかたが、アイデアやヒラメキに恵まれる今週です。
それはよいとして、一方では自分なりの“思い込み”や“事実誤認”によるイージーな“ひらめき”にならないように注意も必要で、どこまで発揮できるかはともかく“ポテンシャル”(潜在能力)が高まっている昨今です。
後半に象意を持つ人は、美的感覚を発揮できるため“人気運”を得られる今週で、いくぶんの安易さを交えつつも、妄想交じりの“恋愛気運”や“恋愛気質”をともなっていくことになる今週また昨今になります。

One-Point ◆ 基本、昨今は周囲よりも自分自身に“意識”や“ご関心”を向けやすい今週また人生期にありますので、その延長線上に個性発揮や対外的な活動をされる昨今になっています。


《 10.山羊宮 = Sign Capricorn 》

山羊宮に象意を持つ人は、ある意味、すべてのディレクションが山羊宮に集まり、生まれもつホロスコープ(出生天球図)に応じて、“自分自身”を変革していくことになる人生期にある昨今です。
従来の生き方や考えをなかなか変えたがらない山羊宮が多いのですが、それさえも“変革”していかなければならない昨今の山羊宮になっていますので、前向きで柔軟な姿勢を失わないことを留意されるとよいでしょう。
つまるところ、旧態依然の意識や考えや状態を維持しようとするほど、今は運勢を落としかねませんので、“変わる”ことを楽しむくらいでちょうどよい人生期です。

One-Point ◆ その点からいえば、変わりたくない守旧的な山羊宮には“試練”の時期ですが、こだわらず、一皮むければ、世の中の“真実”を見抜けるなど、新しい“自分”が待っているときです。


《 11.水瓶宮 = Sign Aquarius 》

水瓶宮に象意を持つ人は、ご自身の内面性など深層の精神意識(霊性)と同時に、対外的に社会や世界を超えた広い意識の両方が必要なときです。
“目標”や“理想”とすべき人生の方向性は、生まれもつホロスコープ(出生天球図)によって異なり一概にはいえないのですが、昨今の人生期は、ご自分なりの高い“目標”や“理想”また“ビジョン”をともないつつ、どのように独自の才能や個性を発揮していくかが問われています。
現実的には、今週が進むほどに来週をふくめて、仕事の多忙期に入りますし、実力発揮のディレクションを受けていくことになります。

One-Point ◆ つまるところ、“内面性と社会性”また“プライベートと仕事”といった両方の認識やバランスが必要な今週以降なので、一方に片寄りすぎず公私にわたり速やかに進めるときです。


《 12.魚宮 = Sign Pisces 》

魚宮に象意を持つ人は、ある意味、かなりの“好調期”といえる今週また昨今です。
異性関係には一抹のご注意が必要ですが、“ヒラメキ”や“アイデア”また魚宮らしい“イマジネーション”にも恵まれる今週です。
後半とくに終盤に象意を持つ人は、職場や社会での“人気運”もでやすく、仕事が次々と舞い込んでくるなど、“自我意識”をなくして“無”になるほど才能や個性の発揮をされる人がでるかもしれません。
もっとも、人によってはモテ過ぎて、“倫ならぬ恋”に安易に走らないようにしないと、今はよくても、後日、大きな痛手を負うことになります。

One-Point ◆ 何が“ハッピー”なのかは、魚宮の場合、第三者が見た客観的な“事実”よりも、ご自分の“主観”によって決まることが多いので、倫ならぬ恋でも“恋”に変わりはない魚宮です。



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