宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢2/天秤宮〜魚宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
第2章:星のディレクション

No.616 / 2019.02.18 〜 03.03


●隔週土曜日に更新予定です。
※2019年 2月16日アップ

今週の傾向と星の動き

全体傾向 ◆ 今週もお互いの考えや主張が異なり、対立が深まる傾向が続きます。
仲裁の言辞もみられますが、効果はさほど期待できない今週です。
星の動き ◆ 今週は19日朝8時頃に太陽が魚宮に入宮します。
3月2日に金星が水瓶宮に入宮です。
それまで金星は山羊宮のドラゴン・テールと合(コンジャンクション=0度)で、今週初めまで山羊宮の冥王星を交えた三重合(トリプル・コンジャンクション=0度)をとり、蟹宮のドラゴン・ヘッドと衝(オポジション=180度)です。
この衝(180度)は、牡羊宮の天王星が軸となってT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成する一方、魚宮の水星が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
山羊宮の土星は冥王星と合(0度)で、上述の三重合(0度)と今週は連続合(ローリング・コンジャンクション=0-0度)を形成します。
射手宮のケレスは、魚宮の太陽と矩(スクエア=90度)で、太陽は今週後半は魚宮の海王星と合(0度)、海王星は射手宮の木星と矩(90度)で、木星は水星とも矩(90度)です。
今週の月は、蟹宮29度〜水瓶宮9度をトランシットします。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。

《 7.天秤宮 = Sign Libra 》

天秤宮に象意を持つ人は、中盤から後半に象意を持つ人をはじめとして、自分自身の現状をありのままに受けとめたり、内面性を一から見直されるなど、心機一転、自己変革を図っていかれるとよい今週また昨今です。
ずばりいえば、過去の生き方が通用しなくなる「人生期」のディレクションを受けていているときなので、これまでの成功体験や生き方にとらわれず、新たな現状にそくしていく方向で、一から出直しを図るほうが前にすすめます。
天秤宮の初盤、とくに最初のほうに象意を持つ人は、今週も後半に進むにつれて自分らしさを出していきやすくなるときです。

One-Point ◆ とくに、上述の中盤や後半に象意を持つ人にむけて書きましたように、昨今、ご自分を見直されて、新たな人生へのスタートを図られたかたほど、そういった今週になっていきます。


《 8.蠍宮 = Sign Scorpio 》

蠍宮に象意を持つ人は、これまで人生を真面目にコツコツと誠実に努力をされてこられたかたほど、その成果が実ったり、また周囲から認められるなど、相応の結果が出る昨今の人生期です。
逆に、地に足が着かず、フワフワしてきたり、無意識ながら“理想”や“妄想”のみを膨らませてこらえたかたの場合、その度合いに応じて、現実とのギャップに直面することが起こる昨今の人生期です。
いずれにしても象意ポイントによって多少のタイムラグが生じますが、今週後半から来月は、意識や言動の転換を図っていかれるとよいでしょう。

One-Point ◆ そういった点で、“夢”から醒めるように、今後の仕事や現実社会を視野に入れながら、ご自身の責任や使命を果たしていくことを考えていかれるとよい今週また来月になっています。

《 9.射手宮 = Sign Sagittarius 》

射手宮に象意を持つ人は、あくまでも射手宮のみをみた場合ですが、対外的に華々しくご活躍されるというよりも、自分自身を含めて、考えや態勢の立て直しを図っていかれるとよい今週また昨今です。
もし、現状の打開を図ろうとされるお考えや計画を持たれているのであれば、まずはご自身の楽観性やイージーで成り行き任せといったご対応と、異なるスタンスから課題の調整や解決策に取り組くまれるとよい今週になります。
ただ、射手宮の中盤や終盤に象意を持つ人の場合、そこまで深刻にとらえたり考えにくいディレクションのときなのも事実です。

One-Point ◆ 気ままやイージーにとらえたり、「なんとかなる」とお考えになるのも悪くはありませんのでいいのですが、ほかに生まれもつ「運勢サイン(宮)」によっても、仕事運は異なるときです。


《 10.山羊宮 = Sign Capricorn 》

山羊宮の初盤に象意を持つ人は、山羊宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」の影響のほうが強い今週です。
山羊宮の中盤に象意を持つ人は、ご自分の考えや信念が高まり、自信を深めていく昨今の人生期にありますので、よいのですが、よい運勢の継続には、誤まった唯我独尊に陥らない謙虚さが必要です。
一方、山羊宮の終盤に象意を持つ人は、内面の“情動”や“精神意識”を、ご自身の内面においても、また対人関係においても、バランスをとりつつ良識的なご判断をされてコントロールしていくことが重要な時期です。

One-Point ◆ そうであれば、能力や人徳を最大限に発揮できますが、逆になると、対人関係がおっくうになったり、反社会的に無視したり、ご自分の世界にこもりがちになる昨今の人生期です。


《 11.水瓶宮 = Sign Aquarius 》

水瓶宮の初盤に象意を持つ人は、複数の星のディレクションを受けて複雑ですが、総じて申し上げますと、今後、ご自身の才能や個性をどう発揮されていくか“企画計画”の人生期です。
そんななか、今週は週がすすむほど本来あるべき“理想の自己像”への意識やご関心が高まることがありますので、有効にご活用されるとよいでしょう。
一方、水瓶宮の中盤に象意を持つ人は、対外的な社会活動はパワーダウン気味で、必要な仕事はこなされつつ、同時に、今後の活動のための学びや精神修養を視野に力量アップを図られていくとよい今週です。

One-Point ◆ 水瓶宮の終盤に象意を持つ人は、どちらかというと、水瓶宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」のディレクションんほうが相対的に強まる今週なので、そちらをご参照ください。


《 12.魚宮 = Sign Pisces 》

魚宮の初盤に象意を持つ人は、生まれもつホロスコープ(出生天球図)次第の運勢となる今週で、仕事や対外的な社会活動に関しては、よほどの事態にならなければ本気を出さない昨今です。
一方、魚宮の中盤に象意を持つ人は、魚宮に象意を持つ人大半の方を含めて、魚宮らしく“直感”や“感覚的”な人生期にあって、“楽観的”にも“成り行きまかせ”にもイージーに仕事を進めつつご活動できる昨今です。
想いはそれぞれ人相応ながら、われ知らずとも地に足が着きにくい昨今の人生期にありますので、念のためにその点はご注意ください。

One-Point ◆ 魚宮の終盤に象意を持つ人は、感性に加えて知性や理性が働きやすい今週ですし、仕事や社会的な活動も成り行き任せながら、相応に活発になってご活躍できる昨今です。



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