宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢2/天秤宮〜魚宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.534 / 2017.07.24 〜 08.06


●隔週土曜日に更新予定です。
※2017年 7月22日アップ

今週の傾向と星の動き

全体傾向 ◆ 週末から来週にかけて、組織や国家のTOPの真価がとわれ、場合によっては、事故または攻撃に要注意です。
星の動き ◆ 今週は26日に水星が乙女宮に入宮します。
8月1日にほぼなると同時に金星が蟹宮に入宮します。
翌2日には天王星が牡羊宮28度で逆行に転じます。
獅子宮のドラゴン・ヘッドおよび水瓶宮のドラゴン・テールに対して、天王星と射手宮の土星がそれぞれから調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
水星は今週前半まで天王星と三分(トライン=120度)です。
ドラゴン・テールは金星と三分(120度)で、蟹宮のケレスも魚宮の海王星と三分(120度)です。
獅子宮の太陽は同火星と合(コンジャンクション=0度)で、今週前半のみ天王星と矩(スクエア=90度)です。
天秤宮の木星と山羊宮の冥王星も矩(90度)です。
月は今週、獅子宮3度〜水瓶宮1度をトランシットします。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
※ちなみにオーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

《 7.天秤宮 = Sign Libra 》

天秤宮に象意を持つ人は、大半の方が内面に心理的な課題を抱えつつも、表向きは「なんとかなる」とイージーにも楽観的にもとらえて対処するなど、ときに葛藤を抱えやすい人生期にあります。
そんな中でも終盤に象意を持つ人は、人間関係や組織関係の変化が生じる人生期にありますので、家庭関係をふくめて仕事など社会関係におきましても、なにかと課題やトラブルが生じやすい時期にある人がいます。
とはいえバランス感覚にすぐれた天秤宮なので、8月に入りあたりから、徐々に人気運や引き立て運を受ける人がでてきて心が和らぎます。

One-Point ◆ 要は、スピリチュアルなどの精神意識世界に興味や関心を示して自分の内面性を見直したり、もう一度、いちから立て直していこうとされることになりやすい人生期にあります。


《 8.蠍宮 = Sign Scorpio 》

蠍宮に象意を持つ人は、実力発揮の今週また8月になりますので、なにかと多忙になる人が増えてきます。
以前のときのような課題やトラブルも減少し、問題が生じにくくなっていますので、自ら安易になって無謀や暴挙に走らなければ、仕事や職場など対外的な社会活動において、存分に自我を発揮できる時期になっていきます。
中盤に象意を持つ人の中には、いぜんとしてわれしらずとも地に足がつきにくく、観念的な言動をとりやすい人がいますので、初盤に象意を持つ方はまだしも、相応に気をつけながら進まれるとよいでしょう。

One-Point ◆ 蠍宮の後半に象意を持つ人は、たとえていえば“GO”と“STOP”の両方のディレクションを受けている一面がありますので、一方に偏らずバランスをとりながら進むとよいでしょう。

《 9.射手宮 = Sign Sagittarius 》

射手宮に象意を持つ人は、初盤、中盤、終盤のどこに象意を持つかで、若干、受ける星のディレクションが異なってくる時期ですが、いずれであっても観念の世界に浸りすぎず、適度に活かせば、ほぼ問題なくご活躍できる今週です。
今週また8月は、身につけた知識やスキルが役に立ったり、仕事をはじめ対外的に発揮できるときなので、そのぶん情報収集やコミュニケーションも活性化しやすくなるなど、頭の回転もよくなるときです。
あえて申し上げますと、そういう時期であるからこそ、自分なりの勝手な思い込みや妄想が強すぎると、実行がともなわない無責任な言動に陥りかねません。

One-Point ◆ 初盤に象意を持つ人は、やる気と才能発揮のときで、中盤に象意を持つ人は最も妄想に要注意、終盤に象意を持つ人は、ご自身の自立や理想に向かっていくときになっています。


《 10.山羊宮 = Sign Capricorn 》

山羊宮に象意を持つ人は、ある意味、山羊宮らしいディレクションを受けている人生期にありますので、極論すれば星に関係なく、ご自分の実力や見識次第で運勢が異なる人生期にあります。
ホロスコープ(出生天球図)は世界に2つと同じものがなく、1つしかありませんので、必ずしも全員がそうなるというわけではありませんが、社会に通じる実力や見識をもたないと課題や問題が山積しやすくなるときです。
逆に、見識や実力にすぐれている人は、ここしかないといった針の穴をとおすようなアイデアや対処でもって、難問を切り抜けたり、実績を上げていくことが可能です。

One-Point ◆ いずれにしましても人生に1度〜2度しかない根本的な「自己変革期」にある方が多いので、過去の自分にこだわらず、生まれ変わるお気持ちで進まれるとよい人生期にあります。


《 11.水瓶宮 = Sign Aquarius 》

水瓶宮に象意を持つ人は、自己否定というわけではありませんが、これまでの習慣や行動パターンを変えて、社会的に生きようとするところに、今後の運勢が開けていく時期にあります。
そのためには、これまでの生き方や自分自身の生きグセや環境を客観視して、惰性に流れて生活や生き方を阻害している部分があれば断捨離ではありませんが、「要・不要」をわけて身軽になっていくとよいでしょう。
その際の判断基準が、過去の生き方の踏襲ではなく、今後の仕事や社会で活躍していく方向かどうかということです。

One-Point ◆ なにごとも変わるに“とき”があります。機をとらえて果敢に変化していくべきときと、慎重に現状を維持して守るべきときがありますが、今週また8月は“変わる”ときになっています。


《 12.魚宮 = Sign Pisces 》

魚宮に象意を持つ人は、自分の感覚に浸る人、社会で地位や立場を得てご活躍される人、逆に仕事や社会に適応できずに厳しい環境のなかにある人、さまざまですが、いずれもそれゆえにこそ、ご自身の能力やスキルを見直すなど、必要に応じて習得していく時期にあります。
そのため、意識変革を先週で終えた人も、今その最中にある人も、また今週からになる人も、今週は思考方法や考え方を変えて、仕事や社会活動をどうすべきか意識を向けていくとよいときです。
すでにそうされている方も多いと存じますが、「考え」を変えるにやぶさかであってはならない今週また8月になっています。

One-Point ◆ そのほうが、徐々にながらですが、今後の運勢は良くなっていきます。そのためにも、内面の意志や知識やスキルなどの充足と、習得をしていくとよい昨今になっています。



【↑上に戻る】

※当ページの内容は著作権法により保護されております。無断使用はご容赦お願い申し上げます。

Copyright(C) 2005-2017 Aquariun Astrology - Seiji Mitoma All rights reserved.