宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢2/天秤宮〜魚宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.458 / 2016.02.08 〜 02.21


●隔週土曜日に更新予定です。
※2016年 2月 6日アップ

今週の星の動きと傾向

今週は、14日に水星が水瓶宮に入宮します。
17日には金星も水瓶宮に入宮です。
19日の午後2時半頃、太陽が魚宮に入宮します。
その直後まで、太陽は蠍宮の火星と矩(スクエア=90度)です。
その火星は、乙女宮の木星と山羊宮の冥王星の三分(トライン=120度)に対して、小三角(ミニ・トライン=60/60/120)の頂点をとります。
また魚宮のドラゴン・テールと火星は三分(120度)です。
一方、乙女宮のドラゴン・ヘッドは、木星と合(コンジャンクション=0度)で、ともに水瓶宮入宮直前までの金星と三分(120度)をとります。
木星は、射手宮の土星と矩(90度)で、土星は、牡羊宮の天王星と三分(120度)です。
Point ◆ 一筋縄ではいかない複雑な星まわりが続いています。
物事の一面だけをみて単純に判断すると、半面が見えなくなります。
1つの状況や立場には、分かりやすくいえば「敵」もいれば「味方」もいて、賛否が激しく混同していますので、物事には必ず両面性があることを、今週また昨今は意識して言動するとよいときです。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
※ちなみにオーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

《 7.天秤宮 = Sign Libra 》

天秤宮に象意を持つ人は、昨今の人生期もそうですが、とくに今週までは、いろいろと感じたり考えることも多いときになっています。
それは「悪い」という意味ではなく、プライベートの充実や、ご自身の内面性を深めるといった学びのときにしていくと、前向きに暮らせるということです。
そのような昨今のディレクションにそって、内面性を充実させてきた方ほど、今週以降は、自分らしい考えや意識や個性を発揮していけるときになります。

One-Point ◆ 昨今の人生期のなかでは比較的ながら、対人関係も「安定」しやすい時期なので、存分にプライベートな生活を楽しむなり、前向きにとらえるなど謳歌(おうか)されるとよいでしょう。


《 8.蠍宮 = Sign Scorpio 》

蠍宮に象意を持つ人は、内面性はともかくとして、基本、活力や活動パワーが高まっているときなので、相応に実力発揮が可能なときです。
とくに昨今は、どこまで自覚できるかはともかくとして、表情も明るく前向きな気持ちで過ごしやすいときでもあるために、人気運や異性運の高まる方も多いときです。
ただし、週末が近づくほどに今ひとつな感じがしてきたり、また週末以降はそうなる方がいないでもありませんので、生まれもつ仕事運の良い方ほど、活力を異性よりも仕事や社会活動に向けていったほうが、まだよさそうです。

One-Point ◆ 生まれもつ仕事運はさほどでないという場合は、それでも職場の潤滑油や対人関係の調整役のような活動は可能なので、そこから人の内面性を見極めていくとよいでしょう。

《 9.射手宮 = Sign Sagittarius 》

射手宮に象意を持つ人は、内面性はともかくとして、ご自分の状況や社会の現状といった環境や仕組み、また時代の流れを見抜きやすいときにあります。
それはよいことですが、問題や課題が生じるとすれば、ご自身の内面の想いやとらえ方や感じ方とのバランスをとっていくことで、偏りすぎないないように調整していく必要があることです。
基本、才能や個性を、仕事や社会活動で発揮できるディレクションを受けている昨今なので、そこさえ間違えなければ問題はないときです。

One-Point ◆ 多分、大丈夫だと存じますが、野心や野望といった夢が高まるときなので、それ自体はよいのですが、内面の想いだけで行動すると、紙一重の差で事実誤認を招きかねません。


《 10.山羊宮 = Sign Capricorn 》

山羊宮に象意を持つ人は、先回も書きましたが、盛大な自己発揮のときでもあり、また自分自身の内面性を確認していく内省のときでもあります。
同時に、若い方はともかく、これまで生きてきた人生の結果を、いずれにも受けていくような昨今の人生期のなかにあります。
全体的にみればそれらのディレクションのほうがはるかに大きいときなので、昨今がどのような時期にあるかは、過去の自分次第といえるときです。

One-Point ◆ とはいうものの、自分自身がどうあるべきかといった内面性も含めた理想の自分像のあり方を考えざるをえないときなので、そこを友好的にもっていくことがいちばんだといえます。


《 11.水瓶宮 = Sign Aquarius 》

水瓶宮に象意を持つ人は、仕事の活躍期や実力発揮のときにあるのはあるのですが、どちらかというと自分自身に意識や関心が集中しやすいときです。
そういった面では、良し悪しはともかくとして、「自分」を固定化させるなどフリーズさせてしまいやすい傾向が出るときなので、充分な意志やスケジュールのコントロールが必要です。
そこに先回も書きましたように「スピリチュアル面」のディレクションも活性化しているときなので、対外的な活動とのバランスが重要です。

One-Point ◆ そういった多様な分野のディレクションを同時に受けていますので、気を抜いたり無意識に過ごすと、成果を上げられないことが起こりますので、自分の意識次第のときになります。


《 12.魚宮 = Sign Pisces 》

魚宮に象意を持つ人は、相応に実力次第とはいえ仕事の活躍期や、個性の発揮や、対人関係の活性化のときにある昨今の人生期です。
「好調期」といえば確かにそうなのですが、それゆえに安易になったり、イージーな気分で言動すると、「良すぎて悪い」ということが起こらないともいえません。
昨今は、自身の言動が結果となってあらわれやすい傾向にありますので、週末以降また来月は、漸次、活動力が高まっていくこともあって、自分の想いと、仕事や対外活動のバランスをとることが重要です。

One-Point ◆ 多くの人が現実を超えて妄想を含めたビジョンや想いが広がるときにありますので、昨今の好調な仕事運は、地に足のついた考え方や、また言動をとっていくほうが活かせます。



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