宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢2/天秤宮〜魚宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.436 / 2015.09.07 〜 09.20


●隔週土曜日に更新予定です。
※2015年 9月 5日アップ

今週の星の動きと傾向

今週は、14日にケレスが山羊宮25度で順行に戻ります。
17日に水星が天秤宮15度で逆行に転じます。
翌18日には、土星が射手宮に入宮します。
土星は、牡羊宮のドラゴン・テールと三分(トライン=120度)です。
一方、天秤宮のドラゴン・ヘッド、さらには乙女宮の太陽は、ケレスと三分(120度)で、ケレスは牡羊宮の天王星と矩(スクエア=90度)です。
天王星はまた、水星と衝(オポジション=180度)で、獅子宮の金星や火星と三分(120度)です。
それは山羊宮の冥王星を軸に、T矩(Tスクエア=90/90/180)を形成すると同時に、金星がお得意の調停(メディエーション=60/120/180)の座相を形成します。
現在、乙女宮の木星と魚宮の海王星が衝(180度)で、冥王星が木星に三分(120度)をとり調停(60/120/180)の座相を形成します。
土星と冥王星とミューチュアル・リセプションは今週18日で終了です。
Point ◆ 今週までは、まだ恋愛関係や異性問題が尾を引きそうです。
一方、バブル崩壊に似た「架空経済」の崩壊が、金融市場に影響を与えるときですが、国家権力が介入して抑制を図り、それがまた自由経済との対立を生むことになります。
もちろん中国を震源地とする動きで、日本や欧米も無関係ではなく、今週は一長一短のゲーム模様が生じます。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。

《 7.天秤宮 = Sign Libra 》

天秤宮に象意を持つ人は、異性関係や人間関係の変化や動きが活発化し、それがご自身の精神意識面に影響を与える今週です。
早いお話が、痛し痒しの複雑な人間関係の状況を生むことが多く、そのぶん「なんで」「どうして」といったように、ご自身の内面性を深く見直さざるをえない状況を生み、生まれ持つホロスコープ(出生天球図)によっては、何が原因にせよ、天秤宮には珍しく激しい情動を内爆させる人もいないとはいえない時期です。
だいたいは、周囲の意見よりも、ご自分の信念や想いを貫いたり、またむりやりに色恋や異性関係を貫きとおそうとする場合に生じやすくなる今週です。

One-Point ◆ 中には、自分の美意識や生き方、また価値観にこだわるあまり、良し悪しはともかく、スピリチュアルな世界に深く意識や関心を持たざるをえなくなる人も多い時期になっています。


《 8.蠍宮 = Sign Scorpio 》

蠍宮に象意を持つ人は、精神面や心霊面での飛躍がもたらされる一方で、スキルやノウハウまた知識や技術とのバランスをとることが必要になる今週です。
とはいえ、仕事運や社会運が好調なディレクションの時期なので、知識やスキルのバランスをとることができたり、うまく配分して活用できる方ほど、今週も引き続き仕事や社会活動の分野で、才能や個性を発揮していくことができるときです。
そういった点では、自分らしい才能や実力を発揮ができる今週や昨今になっていますし、それゆえ仕事が多忙になったり、また職場での人気運も高まっていくことになるときです。

One-Point ◆ そういった点では、今週の社会を動かすキーマンの一人で、課題や問題を投げかけることもあれば、また双方のバランスをとって、課題や問題を解決していくこともあります。

《 9.射手宮 = Sign Sagittarius 》

射手宮に象意を持つ人は、人それぞれに程度の差はありますが、おおむねながらで申し上げますと、ご自分を取り巻く周囲の現実や、社会の仕組みがみえはじめる人生期に入りつつあります。
ただ昨今は、射手宮の終盤に象意を持つ人を除いて、どちらかというと「感覚」や「感性」といった「夢想面」や「スピ面」などに関心を持たれている方も多いので、そういった方の中には「現実に目覚める」といった状況が起こりえます。
いずれであっても、仕事や社会的な場で個性を発揮していける運勢期にありますので、現実に目覚め現実を意識できた方ほど、社会運が高まっていくことになります。

One-Point ◆ 上述の内容から、ご自身の仕事面や精神面の状況を比較検討していただけましたら、幾分なりとも今週の複雑な状況や立場を把握できると存じますので、あとはご本人次第です。


《 10.山羊宮 = Sign Capricorn 》

山羊宮に象意を持つ人は、ご自身の「新たな地平」を切り開くために、基本、過去を捨てて「新生」していくべきときを迎えています。
もっとも、ご自身の精神意識レベルが極端に低い場合は、状況によっては、破滅的な自己崩壊の方向に進むケースがないとはいえないのですが、それでも忍耐強さを発揮して、一発大逆転、精神や霊性の極みや頂点に登っていくことが可能な昨今の人生期になっています。
そういった状況ゆえに、過去に拘泥せず、自分自身の新たな高みを目指して、「自己変革」を目標にしていくことが、もっとも天運を受けやすくなっています。

One-Point ◆ 大半の方がそういう状況にあり、その一方で、広く周囲の人々と和や絆を培っていくことによって、身につけてきた知識や特技など、実力を発揮していくことが可能になる今週です。


《 11.水瓶宮 = Sign Aquarius 》

水瓶宮に象意を持つ人は、ご自身の奥深い精神意識(霊性)面を見つめつつ、意識や行動の転換を図っていくべき今週また昨今です。
個々のホロスコープ(出生天球図)や、ほかに生まれ持つ運勢サイン(宮)を除けば、ほぼそれが今週また昨今の命題となっていますので、結局は、内面性(霊性面)を含めて、今後の自分のあり方を、仕事や社会的な責任を果たす方向にむけて、チェンジしていくべきときにあります。
それ以外の「今週の運勢」につきましては、ほかに生まれ持つ運勢サイン(宮)の項目をご参照にされていただきたく存じます。

One-Point ◆ 一応、サブ・ディレクションを書いておきますと、人それぞれながら、人間関係に有象無象の変化が生じやすいときでもありますので、まずは誠意を心がけていくとよいでしょう。


《 12.魚宮 = Sign Pisces 》

魚宮に象意を持つ人は、ほとんどの人が、といっていいくらい、仕事運や社会活動運が華やかな時期で、TOPやリーダーとかかわったり、自分自身がそういった社会的な立場に就いていくディレクションを受けはじめています。
まず昨今は、魚宮らしい個性や感性を発揮できる人生期にありますし、そのことが、TOPや頂点に立つ権威者から認められるなど、ハイレベルな人物と交流や関係を持ったり、また自分自身がそれを志向していく時期にあります。
さらには、魚宮にとって今週あたりから、ご自身の実力が発揮できるディレクションに正式に入りましたので、実力相応やそれ以上に「長」などの肩書きがつくなど、TOPクラスに立てる人生期がはじまりました。

One-Point ◆ もし、社会的な実力がなく、非現実的な妄想や観念世界に生きてきた場合、相応に厳しい現実に直面することが起こりますが、それでも、そこから学んでいけるチャンスのときです。



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