宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢2/天秤宮〜魚宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.396 / 2014.12.01 〜 12.14


●隔週土曜日に更新予定です。
※2014年11月29日アップ

今週の星の動きと傾向

今週は、12月5日に火星が水瓶宮に入宮します。
8日に木星が獅子宮22度で逆行に転じます。
11日には金星が山羊宮に入宮です。
金星は、今週中頃まで木星と三分(トライン=120度)をとり、木星は射手宮の太陽とも三分(120度)で、今週中頃からは射手宮の水星も、三分(120度)に加わります。
太陽と水星は合(コンジャンクション=0度)で、牡羊宮の天王星と三分(120度)です。
天王星と山羊宮の冥王星との矩(スクエア=90度)、また冥王星と蠍宮の土星とのミューチュアル・リセプションは、継続中です。
その土星は、木星と矩(90度)で、海王星とも矩(90度)ですが、T矩(Tスクエア=90/90/180)には至りません。
水瓶宮の火星は、土星と六分(セクスタイル=60度)です。
Point ◆ 今週は、対立も協力体制も生じますが、全体的には、ふだんよりも、どことなく中途半端なものになりがちです。
ただ、全員がそうだというわけではなく、対立を先鋭化させる人は一部にいますし、協調体制を促進する人も一部にはいます。
なので、ないわけではなく盛り上がりに欠けるきらいがあるということです。
週末の14日は、衆議院選挙の投開票日ですが、これについては後日、記事をアップする予定です。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。

《 7.天秤宮 = Sign Libra 》

天秤宮に象意を持つ人は、先週に引き続き、異性をはじめとした人間関係に変化が生じやすい今週です。
だいたいは自分でも意識しにくい自身の意識の深層世界の在り方によって、昨今の「関係変化」は起きやすくなっていますので、周囲に合わせすぎていないか、または自己を通しすぎていないか、一度、チェックしてみるのもよいでしょう。
どちらでなければいけないとか、またどちらが良いとか悪いとかいうのではなく、基本的に、状況や相手、また全体を見た判断によって、ケース・バイ・ケースで対処していくことがイチバンです。

One-Point ◆ そういった深い真実(ほんとう)の意識がベストで、それがうまくできる人ほど、今週の公私ともの「関係変化」は、自分らしい個性発現をうながす前向きなものになっていきます。


《 8.蠍宮 = Sign Scorpio 》

蠍宮に象意を持つ人は、全体的にみれば、昨今は仕事運が好調で、自分らしさを発揮していけるときですが、その一方で、公私ともに課題もまた避けられないときになっています。
たとえば、やるべき仕事はあっても、今ひとつ積極的に行動できない今週また今月で、蠍宮の後半に象意を持つ人の場合は、実力を評価されたとしても、どこか思うように動けずに、成り行き任せにもしていかざるをえないところがあるでしょう。
だからといって、何にも分からないゆえにそうしているのではなく、逆に自分を取り巻く周囲の状況がよく見えているために、たとえば、「動かざること山の如し」や、様子見に徹するなど、いわゆる作戦タイムともいえるものでしょう。

One-Point ◆ 蠍宮の後半に象意を持つ人はそうでも、蠍宮の前半に象意を持つ人の場合は、とくに、「やる気」や「気力」が盛り上がらないといった、むしろパワーダウンのときになっています。

《 9.射手宮 = Sign Sagittarius 》

射手宮に象意を持つ人は、良いといえば良いといえる自分らしい個性を発揮していけるときですし、悪いといえば悪いといえなくもない気ままに流れに任せて結果が出ない、俗にいう「良すぎて悪い」といえるようなときです。
どちらになるかは、生まれ持つホロスコープ(出生天球図)によって変わってきますし、また自分の見識や自己コントロール力や意志判断次第によっても、どちらに転ぶかは変わってくるときだといえます。
そういった両面性があって、さらには星のパワーが、自分や自分が理想とするものに集中していたときなので、まさに自分次第の今週です。

One-Point ◆ ただ、射手宮の最初のほうに象意を持つ人は、一時は混乱しても、むしろ、自分の現実がハッキリと見えてくる時期がはじまりましたので、現実的な判断ができるようになります。


《 10.山羊宮 = Sign Capricorn 》

山羊宮に象意を持つ人の昨今の人生期は、良し悪しはともかく両極端になりがちで、「TOP」に立てる人もいれば、逆に「どん底」に落ち込む人もいないわけでないときにあるのが大半です。
強調して少しオーバーに書いていますが、そういった傾向が、いつでも表出する可能性がある人生期にあって、付け加えれば、そこからの逆転も起きやすいので、最後は自分の精神レベルの勝負になってきます。
また、先週や今週は、これまで歩んできたことの結末を良くも悪くも、自分の生き方にそって相応に受け取りやすくなっていますので、結果を見極めつつ今後の生き方や方向性を見出していくとよいでしょう。

One-Point ◆ どちらの状態や結果になるとしても、少なからず課題や試練が生じるのは避けられないときで、若かったり、充分な見識や実力が伴わない人ほど、内外ともに見直すときです。


《 11.水瓶宮 = Sign Aquarius 》

水瓶宮に象意を持つ人は、今週以降は徐々にやる気パワーが高まっていくことになりますので、活動的にもまた行動せざるをえなくもなりますし、そのぶん交友関係などの交流も活発にこなしていけるでしょう。
とくに昨今は、精神面でハイレベルだったり、社会的な立場のある人との出会いや縁にも恵まれやすいときなので、いいかげんに扱わずに一つずつ誠意を伴って接し、有言実行を心がけて信頼を失わないようにしていくとよいでしょう。
精神的にハイレベルな人は、おおむね寛容でもあるのですが、それも限度次第ですし、まして社会的な立場があって、現実に責任をもって行動している人に対する場合はとくにそうすべきものになります。

One-Point ◆ たとえば、時間や約束を守れない自分を、相手は許容しても、その周囲には迷惑を及ぼしかねないので、現実に責任を持つ人ほど自分と距離を置かざるをえなくなるためです。


《 12.魚宮 = Sign Pisces 》

魚宮に象意を持つ人は、先週と同様に、今週もそうですが、運勢的にみますと仕事をはじめとした社会活動において、個性を発揮できたり、華々しく活躍したり、また人気運が高まるときです。
ただし、「運も実力のうち」と言われることがありますが、それは一方で「実力」がなければ「運」を活かせないことを意味しますので、まさに今週は「見識」や「実力」が試されるときとなっています。
当たり前のことですが、出番やチャンスが巡ってきても、それを見事にこなせる才能や実力がないと、かえってレベルを見抜かれていきますので、精一杯がんばる姿勢が必要になる今週だともいえます。

One-Point ◆ 感性や感覚やスピ的な観念のみで生きる人には、やや厳しさもありますが、ちゃんと社会的な常識や実力をふまえて、両方を活かせる人にとっては、最大のチャンスのときです。



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