宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢2/天秤宮〜魚宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.386 / 2014.09.22 〜 10.05


●隔週土曜日に更新予定です。
※2014年 9月20日アップ

今週の星の動きと傾向

今週は、23日の午前11時半頃に太陽が天秤宮に入宮します。
その前日、22日に山羊宮の冥王星が順行に戻ります。
28日に水星が蠍宮に入宮し、30日には金星が天秤宮に入宮します。
天秤宮入りした太陽は、まもなく山羊宮の冥王星を軸として、牡羊宮の天王星を交えたT矩(Tスクエア=90/90/180)を形成します。
その天王星は、獅子宮の木星と射手宮の火星とで大三角(グランド・トライン=120度×3)を形成します。
木星は、蠍宮の土星と矩(スクエア=90度)で、火星は、魚宮の海王星と矩(90度)です。
一方、海王星は水星と三分(トライン=120度)をとります。
土星と冥王星のミューチュアル・リセプションは、ほぼ今年いっぱいまで継続中です。
Point ◆ 今週も、いわゆる民主的自由勢力と独裁(武力)的強権勢力といった、いわゆる「新旧対立」が続き、前者は協力し合い、手を組んで活動していくことになります。
国際的にも国内的にもそれは同様で、宝瓶宮時代の自由を守り真実を推進しようとする人々や組織の動きが活発化していく今週です。
それに対して一部で、時代錯誤した反論がみられるかもしれません。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。

《 7.天秤宮 = Sign Libra 》

天秤宮に象意を持つ人は、パートナーや相手や周囲の人々の動きによって、良し悪しはともかくとして、よりいっそう自分自身が「翻弄」されていくような今週になるかもしれません。
それはそれで、そういった状況になりやすいとしても、一方では「仏の顔も三度まで」というように、中には逆に、たとえば反抗的に自分の信念や考えを貫こうとする人が出てくるときにもなっています。
ここでどちらが良いとか悪いとか、軽々に断定できるものではなくお互いの状況次第によって異なってきますが、だいたいは「自己主張」を貫き通そうとされる場合は、孤立を深めることになる覚悟はされておいたほうがよいでしょう。

One-Point ◆ ただ一概に「孤立」が悪いわけではなく、状況によっては理解や応援をしてくれる人もいますし、また孤立を通して自身の精神を深めたり、新たな世界が開けていくこともあります。


《 8.蠍宮 = Sign Scorpio 》

蠍宮に象意を持つ人は、これまでの人生で培ってきた自分の見識や実力、あるいは「実績」次第によって、仕事など職場や社会的にどのようにも評価されていくことになる今週です。
たとえ地道であっても、コツコツと真面目に実力を蓄えてきた人は、それらが周囲や上司から認められて、思わぬ表彰や栄達または栄転になったり、あるいは自立や独立といった新たな道を歩みはじめそうな今週です。
逆に、さほどめぼしい実績を残さずに、いわば成り行き任せに生きてきた人の場合は、それなりの評価を受けたり、気ままに転職を決めたり、または自分なりにプー的な道を歩みやすい今週になるでしょう。

One-Point ◆ 要は、出世や独立をするのも、または風来坊やフリーターのように独自の道を歩みはじめるのも、これまでの生き方次第によって異なり、いずれも「自身」が評価される分岐点です。

《 9.射手宮 = Sign Sagittarius 》

射手宮に象意を持つ人は、最後のほうに象意を持つ方以外の大半の人が、持ち前の前向きなパワーをもって、おおむねながら自分らしい実力を活発に展開していくことができる今週になっています。
もっとも、そこにはクリアすべき課題が伴うなど、必ずしもすべてがスムースにいくとはかぎりませんので、怠けグセや成り行き任せの楽天性が出すぎると、「実体」や「実績」を伴わずに、気分だけが高揚した今週となるケースもありえます。
しかし、そうではなく、自分らしい個性や才能を存分に発揮できる今週のディレクションにそって、そこに伴う課題を果敢に前向きにクリアしていくチャレンジ精神を持つ人に女神は微笑みます。

One-Point ◆ 課題は小さくはないのですが、基本、「付帯的」なものだともいえますので、守旧やワンマンやスピ(心霊)系に陥りすぎることなく、宝瓶宮時代にそった自由を見出していくことです。


《 10.山羊宮 = Sign Capricorn 》

山羊宮に象意を持つ人は、内面の精神意識面も、社会的な個性発揮の実力面も含めて、いずれでも本物の自分自身になれるかどうかが、問われていくことになる今週です。
端的に申し上げますと、宝瓶宮時代にそった「自由」な「個性」や他人を認められる「友愛精神」を備えているかが重要になりますので、逆に権力的になったり守旧的になりすぎたり、自分の信念のみを相手に強要するワンマン的な言動は、究極的な窮地に自分自身を陥れることになります。
もし、自分の力ではどうすることもできない事態が生じた場合は、不思議系の卓越した先覚者に思い切ってアドバイスを求めることも、今週は悪くはありません。

One-Point ◆ ごく単純にいえば、昨今はトップに立つなり、逆にどん底に陥ることもある人生期ですが、いずれも最後は、自分自身の内面の精神意識レベルが「決め手」になっていくときです。


《 11.水瓶宮 = Sign Aquarius 》

水瓶宮に象意を持つ人は、仕事でも対人関係でも、何が起きたとしても今週は「自分自身」の結果であり、責任でもあり、反映ともいえるときになります。
基本的には、自分の実力や才能を存分に発揮して、仕事にも対人関係にも向かえる昨今ですが、そこには思惑とは異なる現実も伴いやすいときなので、感情的にイヤがったり、むやみと排斥しようとするのではなく、逆に、受け入れつつ、前向きなパワーに展開して、新境地を開拓していくことが必要なときです。
結局のところ、水瓶宮に共鳴するそういった宝瓶宮時代の精神性や生き方を身に付けているかどうか、またそれらをもって実力を発揮していけるかどうかが、ポイントとなっていく今週です。

One-Point ◆ 逆にいえば、精神だけでも実力だけでも、玉石混交の今週は対処が難しいので、対人関係力も含めて、精神性や仕事上の実力など、全人的に反映されていくことになっています。


《 12.魚宮 = Sign Pisces 》

魚宮に象意を持つ人は、イヤであろうが、そうでなかろうが、知識も感性も直感も発揮して、だいたいは「仕事」や「業務」に取り組み、最大限に自分らしいスキルや実力を発揮していく今週また昨今になっています。
そこにクリアすべき課題があるとしたら、大半は現実面における自分自身や、その精神意識面なので、高い知識や感性力によって、まずは自分を卑下せずに自信を持つなり、前向きにも積極的にも果敢にトライしていくときです。
生まれ持つホロスコープ(出生天球図)によって多少異なりますが、運勢は、先週あたりから今後は上昇傾向にありますので、自分らしいスキルや魅力を身に付けたり、発揮しつつ、社会的なご活躍を目指していくとよいでしょう。

One-Point ◆ ほかに持つ運勢サイン(宮)はともかくとして、魚宮のみをみればそういうことなので、自分自身の意識や考えを上手に転換して、仕事や社会活動との両立を図るとよいときです



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