宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢2/天秤宮〜魚宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.340 / 2013.11.04 〜 11.17

●隔週土曜日に更新予定です。
※2013年11月 2日アップ

今週の星の動きと傾向

今週は、6日に金星が山羊宮に入宮します。
10日に水星が蠍宮2度で順行に戻ります。
その水星は、魚宮の海王星と三分(トライン=120度)で、一方、蟹宮の木星は逆行に転じ、蠍宮の太陽と土星の合(コンジャンクション=0度)に対して三分(120度)をとります。
また、乙女宮の火星と山羊宮の冥王星の三分(120度)は、太陽と土星を交えた小三角(ミニトライン=60/60/120)を形成します。
山羊宮の金星と冥王星は合(0度)で、牡羊宮の天王星と矩(スクエア=90度)です。
冥王星と土星のミューチュアル・リセプションは、まだまだ継続中です。
Point ◆ 昨今は情動が高まりやすいときで、通常の恋愛関係にしても、また横恋慕や倫ならぬ関係にしても、良し悪しはともかく、異性関係の動きが強まるときです。
ふつうの人は大丈夫ですが、理性を失って衝動的になったり、闘争的にもなりやすい人がいますので、一応はご注意ください。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。

《 7.天秤宮 = Sign Libra 》

天秤宮に象意を持つ人は、仕事や社会活動で顧客拡大をしたり、実りを刈り入れるように実績を自分のものとしていける昨今です。
同時に今週は、精神意識面といった自分の内面性を充実させるなど、今後、自分自身を再構築していくために方向を新たに整えていくときになります。
つまりは、自分の内外ともに、それぞれに重要なディレクションを受けているときで、どちらか一方に偏ることなく、社会的な仕事面と内面の意識面と、両方を視野にうまくバランスをとっていくとよいでしょう。

One-Point ◆ 加えて、人間関係や組織関係も変化しやすい人生期にありますので、ゴッチャにしないで、一つひとつを分けてとらえると、混乱を避けられ、また判断や対処をしやすくなります。


《 8.蠍宮 = Sign Scorpio 》

蠍宮に象意を持つ人は、前半、中盤、後半と、蠍宮のどこに象意を持つかで多少は変わってくるものの、自分を取り巻く現実を見抜いて、前向きに理想やビジョンを描いていけるときにあります。
人によっては、それが仕事や人生というよりも、恋愛など異性との関係に向かう人もいますが、倫ならぬ関係を除けば、おおむね夢を描ける情報を得たり、恋の頭脳プレーを展開していける今週ともなっています。
俗にいう「適齢期」の方にとっては、それも悪くはないのですが、自立や独立、また結婚を含めた人生の野心を描いて、現実的な計画をしていくこともまた、ふさわしい今週になっています。

One-Point ◆ 直接間接や大小を問わなければ、ほとんどすべての星のディレクションを受けている昨今です。一つひとつの課題や懸案を分野ごとに分けて判断していくと、混乱を避けられます。


《 9.射手宮 = Sign Sagittarius 》

射手宮に象意を持つ人は、今週また昨今、精神的にも、社会的な仕事的にも、また異性への情動的にも、それぞれにディレクションが強まっていて、案外と動くときになっています。
また、これまでの人生で行なってきた、そのような内外ともの活動の成果が、良し悪しはともかく、自分なりに結果として出やすいときにありますので、現状の自己チェックをしてみるとよいでしょう。
マイペースであればマイペースに出、悲観的であれば悲観的にも出、地に足がつかなければそのように混乱していきますので、今の自分自身の状態を客観的に見つめることで「自分」が分かります。

One-Point ◆ その一方で、仕事では実力やリーダーシップを発揮して、活躍できるディレクションを受けている昨今ですが、謙虚さを失い傲慢になると、一気に信頼や立場を失う事態を招きます。


《 10.山羊宮 = Sign Capricorn 》

山羊宮に象意を持つ人は、自分らしい個性を発揮していける今週で、自身の魅力も高まり、物事も前向きにもとらえやすく、行動力や活力などもパワーアップしていける昨今になります。
唯一、今の人生期で注意しなければならないのは、自分の考えや行動が絶対的に正しいと無意識のうちであっても思い込んで、頑固にもまた頑なにもなって、周囲に対して唯我独尊的に我知らず振る舞ってしまうことです。
もし、そのような言動をとれば、昨今はトラブル必至の星回りやディレクションのときなので、今週、せっかく巡ってきた異性運も逆効果に出てしまうことでしょう。

One-Point ◆ 具体的にどこまで異性関係がうまく進むかは、生まれ持つホロスコープ(出生天球図)によって異なります。いずれでも、恋愛情動や異性への気持ちが高まる今週にはなりそうです。


《 11.水瓶宮 = Sign Aquarius 》

水瓶宮に象意を持つ人は、組織務めや会社勤めの方は、引き立てを受けて地位や立場を与えられたり、また責任あるミッションを与えられやすく、そうでない個人事業などの方であっても、社会的に認められる動きが起こりやすい今週になります。
同性からもそうですが、特に今週は異性の方が絡んで、評価を受けることが起こりやすく、地道な活動の成果が、結果となって現われていくことでしょう。
なので、逆に、もし、今週また昨今が、厳しい現実に直面せざるをえない結果を迎えた場合は、その分野では成り行き任せにし、充分な努力を怠ったり、誠意が不足していなかったかチェックしてみるとよいでしょう。

One-Point ◆ その一方で、どのような結果であっても、今週は、自分がどんな自覚をもって仕事をしたり、人生を生きていくべきなのか、根本的に内面性の確認や充実をさせていくとよいときです。


《 12.魚宮 = Sign Pisces 》

魚宮に象意を持つ人は、前半、中盤、後半と、魚宮のどこに象意を持つかで、多少なりとも変わってきますが、今週また昨今は、実利的に現実をとらえて、夢やビジョンまた将来のグランド・デザインを描いて、前向きに意識チェンジや行動チェンジをしていくとよいときになります。
無理にそう考えなくても、星のディレクションによって、自然とそうなっていくのがふつうですが、中には「理想と現実」のはざまで呻吟したり、「前向きと楽観」や「慎重さと悲観」のあいだを行ったり来たりして、混乱する人がいないともいえません。
いろんな星のディレクションを受けているために、そういった一見、矛盾や混乱することも起こりやすいのですが、一つひとつ、「これは現実的に考えて対応する」「あれは理想として将来的な目的にする」など、個別に分けて考え、対処してみるとよいでしょう。

One-Point ◆ いずれにしても今週は、特定の異性の方に対する想いや情動なども含めて、良し悪しや方向性はともかく、大きく転換して、仕事や社会的な活動を目指すべきときになっています。



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