宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢2/天秤宮〜魚宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.304 / 2013.02.25 〜 03.10

●隔週土曜日に更新予定です。
※2013年 2月23日アップ

今週の星の動きと傾向

今週は、26日に金星が魚宮に入宮します。
結果、太陽、水星、金星、火星、海王星の5つの星が魚宮に集中し、三重合(トリプル・コンジャンクション=0・0・0)や連続合(ローリング・コンジャンクション=0度)をとっていきます。
太陽、水星、金星には、蠍宮の土星が三分(トライン=120度)で、太陽、金星、海王星には、双子宮の木星が矩(スクエア=90度)をとります。
また、昨年末に「組織運営変革の深化」に最初のピークをもたらした、木星を頂点に土星と冥王星のミューチュアル・リセプションを底辺とするYOD(ヨッド=60・150・150)が、再び今週から1か月ほど形成されます。
山羊宮の冥王星と牡羊宮の天王星の矩(90度)は継続中です。
Point ◆ 今週以降、新たな「世界秩序」の形成を目指して、動きが活性化していきます。
それは、米、露、アセアンとの関係にとどまらず、日本国内においても例外ではなく、経済金融体制も同様です。
早ければ今週末から、「軍事国防をめぐる組織変革-これからの日本の役割り」に書いたように、軍事国防体制をめぐる動きが生じてきますので、来週が近づくほど「緊張感」が高まっていくことでしょう。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。

《 7.天秤宮 = Sign Libra 》

天秤宮に象意を持つ人は、やや複雑な星のディレクションを受ける今週です。
活かすも殺すも自身次第ともいえますが、一方で「ならぬものはならぬ」とはいえ、逆に「なるものはなる」ともいえますので、ヤケ気味か無手勝流かはともかく、案外と楽天的に進みやすい今週です。
仕事や社会活動に役立つスキルの習得に意識が向きやすいディレクションのときですが、方向性の勘違いも生じやすく、習得したスキルを活かせるか活かせないかは「運」次第ともいえる一面があります。

One-Point ◆ 恋愛異性運も同様で、堅い絆が結ばれたと思っていたら勘違いだったり、どうせひとときの関係と思っていたら、案外と長続きする絆だったり、「なるようにしかならない」ときです。

《 8.蠍宮 = Sign Scorpio 》

蠍宮に象意を持つ人は、良いのか悪いのか、今週は進んでも引いても、結局、成果もあれば課題やトラブルも生じざるをえないときです。
自分を取り巻く周囲の状況を正しく読めますし、自分自身の個性や能力を、否応なく発揮していかざるをえないときですが、それは良いでしょう。
ただ、それが自分の思うとおりの結果をもたらすかといえば、成果は上がっても結果、自分の意に沿わないものだったり、場合によっては、逆にピンチを招くことにもなりかねない可能性さえありそうです。

One-Point ◆ 現時点のみをみれば、そういった今週ですが、だからといって動かなくても結果は同様なので、要は、事後の対処の仕方や、責任の取り方で本領が試されることになるでしょう。

《 9.射手宮 = Sign Sagittarius 》

射手宮に象意を持つ人は、何がどんな状況であれ、今週は自身を発揮して、否応なく人間関係に向かって動かざるをえないときです。
ただ、それが自分の意に沿ったものかどうかをはじめ、現実に基づくか、どこか勘違いしたままかも含め、いずれにしても齟齬(そご)を生じやすい今週になりそうです。
そういった表面的なことはありますが、星のディレクションからみて、より重要なのは、新たな学びやリセットをするなど、自身の内面の充実を図って、仕切りなおしたり、新たに「再スタート」をしていくときにあるということです。

One-Point ◆ 一般的にいえばそういうことで、充分な見識や実力を伴っている人であれば、より前向きでハイレベルな「再スタート」につながっていきますので、果敢に進めていくとよいでしょう。

《 10.山羊宮 = Sign Capricorn 》

山羊宮に象意を持つ人は、自分自身はもちろん、会社やサークルなど組織的な要請も含めて、否応なくスキルや技能のアップを図らざるをえない今週また昨今にありそうです。
そのこと自体に問題はないのですが、微細なことも含めて、うまくパートナーや周囲の人々と意志の疎通やコミュニケーションを図らないと、すれ違いや問題が生じやすいかもしれません。
ただ、それが複雑なのは、パートナーや周囲の人々の意向に沿ったり、アドバイスを信じることが、逆にスキルのミスマッチや発揮を妨げたりすることが、ゼロではない可能性もまた、あるときだということです。

One-Point ◆ いずれにしても、あちらを立てればこちらが立たずといった状態になりやすいときで、充分な見識や実力を持った方であれば、両方を活かしてうまく対処していくことが可能です。

《 11.水瓶宮 = Sign Aquarius 》

水瓶宮に象意を持つ人は、良し悪しはともかく、今週や昨今は、気ままや安易とも楽天的ともとれる動きを、否応なくとりやすいときです。
それが複雑なのは、仕事や社会活動に自分自身の実体をもって取り組んだり、発揮していける面があるものの、自分自身の意識との間にすれ違いが生じやすいディレクションにもまたあることです。
どちらが良いとか悪いとかいう二者択一の問題ではなく、ケース・バイ・ケースで対処したり、両方共に活かして対応できる道を模索したり、それができる見識や実力を身につけていくことがポイントです。

One-Point ◆ 昨今、また早くても今週あたりまでは、幾分なりとも社会の現状とはかみ合いにくいディレクションのときにありますので、独自性を出すほど、受け入れられにくいときだといえます。

《 12.魚宮 = Sign Pisces 》

魚宮に象意を持つ人は、先週に引き続き今週もパーソナル・プラネットをはじめとする星たちが集中していて、多くのディレクションを受けているときにありますので、苦手な人はいると思いますが、個性や自分自身の能力を発揮していけるときです。
だいたいはですが、昨今は、自分がどういった状況にあるのかを把握しやすいときにありますので、それだけに自立や独立などを含めて、野心が芽生えてきやすい時期でもあるといえます。
それゆえに今の時期は、自分の現状を見つめるほど、つまり野心が強く芽生えた人ほど学んだり、周りから吸収していくなど、否応なく自らの充実を図っていかざるをえないときにあります。

One-Point ◆ そういった野心と充実との間に矛盾を感じることなく、野心は野心、充実は充実として、ケース・バイ・ケースで対処したり、また両方を活かしていく方法を考えていくとよいでしょう。



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