宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢2/天秤宮〜魚宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.236 / 2011.11.07〜 11.20

●隔週土曜日に更新予定です。
※2011年11月 5日アップ

今週の星の宮移動

今週は11日に火星が乙女宮に入宮します。
今週は、山羊宮の冥王星、牡牛宮の木星、蠍宮の火星の大三角(グランド・トライン=120×3)が形成されます。
これに水瓶宮の海王星が加わって、ほぼトライン・カイト(60・60・120・120)を形成します。
その海王星は、天秤宮の土星と三分(トライン=120度)。
一方、冥王星は、今後も牡羊宮の天王星と矩(スクエア=90度)を取り続けます。
水星と金星は射手宮で合(コンジャンクション=0度)です。
今週は、ビジネスや政治などの現実において、どちらかというと現実離れしたビジョンや援助支援が話題になりますが、一筋縄ではいかずに、波乱含みの様相をみせそうです。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。

《 7.天秤宮 = Sign Libra 》

天秤宮の前半に象意を持つ人は、良し悪しはともかく人間関係や環境の変化を伴いつつ、心の深層が激しく泡立つようなディレクションのときになります。
その一方で、自分の精神を前向きに深めたり、はるかに高く持っていくチャンスのときでもありますので、無私になって胆をくくるなど、ひとつ突き抜ける気持ちで進んでみるのもいいでしょう。
天秤宮の後半に象意を持つ人は、自分を取り巻く激しい変革の嵐の中で、他の人以上に現実を見据えつつ、正しいビジョンを見出していくことが可能なときです。

One-Point ◆ トラブルに巻き込まれたり、人生の嵐の中にある人は、天秤宮の後半に象意を持つ信頼できる人に、現状分析やアドバイスを求めたり、調停を依頼するのも一つの方法です。

《 8.蠍宮 = Sign Scorpio 》

蠍宮に象意を持つ人は、蠍宮のどのへんに象意を持つかで多少は異なりますが、良し悪しにはかかわりなく、変革など大きな動きの渦中に巻き込まれやすい今週です。
ちょっとした思い込みや心遣い、また不品行や邪まな想いがあれば、TOPクラスとの対人関係や異性関係とのあり方をはじめ、その動きや変革の結果を、大きく左右していきかねないときです。
1の力が10にも100にも増幅されやすいときなので、今週の動きは、例えば自分がプラス1かマイナス1かで、最終結果を左右するなど、大きくかかわることになりやすいときです。

One-Point ◆ 動きが出にくいのではなく、逆に弾みがつけば大きく動いていくときなので、最初の小さなアプローチ次第で、将来の方向性や結果が決まってしまいやすくなることが起こりえます。

《 9.射手宮 = Sign Sagittarius 》

射手宮の象意を持つ人は、今週は、仕事をはじめとする社会活動において、大きく実力を発揮していくことが可能なときです。
組織のTOPや立場のある人と、仕事や社会活動の分野で関係を持ちやすく、また将来ビジョンや理想についても、描いていきやすくなることでしょう。
また今月は、情報交流や人間関係も活発になりやすく、さらには自分自身の魅力もアップして周囲に反映されるために、チャンスを逃さず今のうちに積極的に活動を行なって、地歩を築いていくとよいでしょう。

One-Point ◆ ただ、急進過ぎる考え方や改革は、それが正しいものであったとしても、周囲が付いてこれない場合、余計な手間を招く可能性がありますので、慎重さも念のためには必要です。

《 10.山羊宮 = Sign Capricorn 》

山羊宮に象意を持つ人は、最終的には自分の霊性や精神レベル次第になりますが、12サイン(宮)中、今週は最も個性や能力や実力を発揮できるときになります。
前提に書いたように、今後の人生期も含めて、意識の深層や奥深い精神面の在り方が、大きく問われてきますので、そこが未熟だと、場合によっては、我知らず権威的な態度をとってしまい周囲から顰蹙をかったり、暴走しがちになったりと、かえって運勢を悪くしてしまいかねません。
正しく個性や能力や実力を発揮していくには、信念はよいとしても、頑固になることなく、相手の立場や考えを広く受け入れていくくらいの度量も必要になります。

One-Point ◆ 強く運勢が発されるときゆえに、そうしないとかえってトラブルを招くなど悪い運勢を招来しかねません。そういった意味で、良い運勢は内面の充実とともに訪れるときでもあります。

《 11.水瓶宮 = Sign Aquarius 》

水瓶宮の象意を持つ人は、対外活動以上に、今週は意識の深層面や、奥深い心の内面に、泡立つような激しい情動を伴う動きを招来しやすいディレクションのときにあるといえます。
水瓶宮の前半に象意を持つ人が特にそうで、ある意味、霊性を深めたり、胆をくくるなど、精神修養や内面の充実を図る正念場ともいえかもしれません。
なぜなら、それがうまくいって、精神面を高めるほどに、年末や来年以降の実力発揮が問われ、可能となるディレクションのときに、より高いレベルで運勢に乗ることができるからです。

One-Point ◆ 水瓶宮の後半に象意を持つ人は、理想と現実のはざまにあって、昨今の変革の動きを我が身に受けるような状況だといえます。一方に偏ることなく、両者の融和を図りましょう。

《 12.魚宮 = Sign Pisces 》

魚宮の最初のほうに象意を持つ人は、良し悪しはともかく、昨今の変革や大きな動きを、直接間接を問わず我が身に受けやすいときです。
そこには、ビジネス面においても、政治面においても、現実的な対処と同時に、理想やビジョンをどう絡ませ融合させたり、また絶妙にかみ合わせていくかという課題が生じることになりそうです。
重要なことは、その場しのぎや、不品行な動きや対応は、結果的にトラブルや運勢低下をもたらしますので、持ち前の精神性を活かした意識や行動の転換を行なうことが必要だといえます。

One-Point ◆ 魚宮に象意を持つ人は今月、仕事や社会活動に知識や情報が役立ちますし、魅力ある人間性を発揮していけますので、ためらわずに前向きな意識変革に進むとよいでしょう。



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