宝瓶星学 ―宝瓶宮時代の新しいアストロロジー―
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● 隔週日曜日に更新予定です。
※2025年 8月 3日アップ
注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、マイナー・アスペクトを除いて太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。
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【気ままなブログ】
「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ」
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。
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※【ご参考】 よりロングスパンの「年間の運勢」のもとでの「今週の運勢」です。
◆ 今週(2週間分)の中日「8月11日」(月)午前0時のホロスコープです。
◆ 概 容
今週の運勢の見方のポイントは、天秤宮の「火星」と双子宮1度の「天王星」と水瓶宮2度Rの「冥王星」の大三角(グランド・トライン=120度×3)をベースに、その2角を頂点とした2つの大三角凧(トライン・カイト=60/60/120/120度)です。
かなり強力な複合アスペクト・パターンです。
全体をアクティブに“馬力”をかけている「火星」を頂点に、「春分点&土星&海王星」を尻尾とする「霊識開元」の複合ディレクションの活性化と、もうひとつは“ラスボス”的な役割の「冥王星」を頂点に獅子宮の「水星」を尻尾とするもので、“既存権力の崩壊”のウラ・ディレクションの言動を活性化しています。
ここまで多くの星がかかわる複合アスペクト・パターンの場合、複数の切り口の解釈が可能です。
シンプルには、個人への影響か全体的な社会への影響か、あるいはその両方かなどです。
個人の場合は「霊識開元」の促進に働きます。
が、深層の精神意識に関わるディレクションなので、自覚やご認識が難しいことが起りえます。
後者の場合は、ウラ・ディレクションになりますので、現実社会で起きる「既存権力の崩壊」の活発化で、今週を一つのピークに、以降、約5年間に渡って起きるもので、その皮切りの時を迎えたものです。
◆ これらは、2つ大三角凧=60/60/120/120度の尻尾の「春分点&土星&海王星」と「水星」とが三分(トライン=120度)をとることです。同時に頂点の「火星」と「冥王星」もまた三分=120度です。結局、“大変革”を象わす“裏ボス”の「冥王星」を爆上げし、個人的にも社会的にもうながしていくことです。
今週は、7日に「火星」が天秤宮に入宮します。
11日に「水星」が獅子宮4度で順行に戻ります。
翌12日に「ケレス」が牡羊宮16度で逆行に転じます。
今週の星の動きのポイントは、上述の「今週のホロスコープ」に書いたとおりで、影響力の大きい6つの星たちによるダブルの大三角凧(トライン・カイト=60/60/120/120度)を形成)です。
また、頂点の「火星」と「冥王星」、そして尻尾の「春分点&土星&海王星」と「水星」がとる神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120度)です。
蟹宮中盤で合=0度の「金星&木星」と牡羊宮16度の「ケレス」は矩(スクエア=90度)です。
天秤宮の「太陽」と双子宮1度の「天王星」も矩=90度です。
詳細は、上掲のホロスコープをご参照ください。
One-Point ◆ 日本の“国体”や“国民”を象徴する水瓶宮の共鳴星「天王星」と、国家や組織などの“中心”(TOP)の立場などを象わす「太陽」は、今週“スタンスの違い”などを象わすスクエア=90度です。「天王星」は「霊識開元」や“既存権力の崩壊”のディレクションを今後約5年間に渡って象わす“黒子”や“カゲの立役者”です。
今週は、8月9日が満月です。
獅子宮17度の「太陽」で、「月」がジャストの衝(オポジション=180度)をとるのは、夕方5時頃です。
このピークの時間帯は4つの基本点を含めて、かなり複雑にアスペクトが形成されます。
ただし、「太陽」には山羊宮のASC(Ascendant:アセンダント=上昇点)と魚宮の「ドラゴン・ヘッド」が底辺となり、一方の「月」にはDES(Desendant:ディセンダント=下降点)と乙女宮の「ドラゴン・テール」が底辺となって、それぞれYOD(ヨッド=60/150/150度)を形成します。
One-Point ◆ 生まれ持つホロスコープやお互いにカップルの相性によって異なりますが、お互いに私情を排して向き合う時間を持つようになるなど、お互いの意志や進む方向性の疎通を図られるのによいときです。
※注1) 以下の「今週の運勢」の記述で、「※上掲のアスパ」と略記しているのは、天秤宮の「火星」と双子宮1度の「天王星」と水瓶宮2度Rの「冥王星」の大三角(グランド・トライン=120度×3)が、「土星&海王星」を衝(オポジション=180度)とし、また「水星」を衝=180度として、2つの大三角凧(トライン・カイト=60/60/120/120度)の複合したアスペクト・パターンを指します。
※ご参考)「霊識開元」というと難しく聞こえますが、要は、一例ですが“日本や日本精神が今後、軸となっていくことに注意とご関心を持つなど、流行の単語を用いれば“日本精神ファースト”を意識し体現していくことです。そこに時代の流れとともにある“天運”が伴うことになります。
牡羊宮の今週の運勢の見方のポイントは、共鳴星の「火星」が対宮の天秤宮に位置し、今週のメインとなる歴史的な大変革を象わす「※上掲のアスパ」を形成していることです。
「火星」がメイン・イベンターとなり、今週の“既存権力の崩壊”の序章をもたらし、直接間接を問わず牡羊宮も関わる格好で、個人的には、自らの「霊識開元」に意識を持ち行動を起こせるかどうかで今後の運勢は相応に異なってきます。
牡牛宮の今週の運勢の見方のポイントは、上方矩(アッパー・スクエア=90度)の水瓶宮2度Rの「冥王星」と、下方矩(ロウアー・スクエア=90度)の獅子宮で留(ステイション)の「水星」を含む「※注) 上掲のアスパ」です。
加えて、蟹宮の「金星&木星」の合(コンジャクション=0度)と、逆行に転じる牡羊宮16度の「ケレス」との矩(スクエア=90度)です。
古い言葉で言えば、“権力”の発揮や決定権の行使が運勢的にできるときですが、傲慢や自己本位になると足元をすくわれてすべてを失いかねない今週また昨今の人生期です。
双子宮の今週の運勢の見方のポイントは、「※注) 上掲のアスパ」です。
“カゲの立役者”双子宮1度の「天王星」を含め、上三分(アッパー・トライン=120度)の“裏ボス”「冥王星」が双子宮の共鳴星「水星」を衝(オポジション=180度)として大三角凧=60/60/120/120度しているためそうなります。
個人的には「霊識開元」による新たな独自の個性の形成へ自己変革をされていかれるとよいときで、社会的には“既存権力の崩壊”への意識化や“旗振り役”を果たしていくことになります。
蟹宮の今週の運勢の見方のポイントは、誰もが関わらざるをえない「※注) 今週のアスパ」もそうですが、蟹宮で合(コンジャンクション=0度)の「金星&木星」と上方矩(アッパー・スクエア=90度)の牡羊宮16度で逆行に転じる「ケレス」です。
社会的にはウラ・デレクションの“既存権力の崩壊”が最大の関心事になりますが、“大衆”や“一般庶民”を象徴する蟹宮においては、むしろ正規の「霊識開元」の複合ディレクションに関わる本来の日本精神や愛国心をメインにすることになるときです。
“善悪”や“良い悪い”ではなく、その方向に時代の流れとともにある“天運”が伴ないますので、意識やご認識を合わせておかれるとよいときです。
獅子宮の今週の運勢の見方のポイントは、「※注) 上掲のアスパ」で、その中に含まれる獅子宮の「水星」を一角とする神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120度)です。
ウラ・デレクションの“既存権力の崩壊”を避ける王道は、「霊識開元」の複合ディレクションを意識に置き、宇宙法則から「霊識」の実際を正しくご理解されて、例えば主体的な責任意識と同時に博(ひろ)く日本精神といった和や絆また民度を伴なう今週ならびに昨今としていくことです。
乙女宮の今週の運勢の見方のポイントは、いつものように上方矩(アッパー・スクエア=90度)の双子宮1度の「天王星」メインです。
「※注) 上掲のアスパ」の事実上の“頂点”ともなってディレクションをもたらす“黒子”のような「天王星」になっています。
ということから、ご自身の対外的な社会活動において、スキルの発揮による独自の新たなステージを見出されていくためにも、「霊識開元」の複合ディレクションの意味や内容を意識に留めて、逐次、体得されていかれるとよいときです。
One-Point ◆ 「※注) 上掲のアスパ」 は、「霊識開元」の複合ディレクションの活性化と同時に、“既存権力の崩壊”のウラ・ディレクションをダイナミックにもたらしていきます。それゆえ“大変革の夏”となっていくのですが、古い権力意識に陥り、日本人を差別したり非難するトップほど“崩壊”の夏を迎えていくのはやむをえません。一方、個々人は日本国民としてあるべき「霊識」や日本精神へのご認識を深めていくときになっています。
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