宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
第2章:星のディレクション

No.707 / 2020.11.16 〜 11.29

“読書の秋”そんな時代もあったよ


●隔週土曜日に更新予定です。
※2020年11月14日アップ

今週の傾向と星の動き

全体傾向 ◆ 今週は“マスコミ報道”によるニセ情報が混乱をもたらしますが、玉石混交の“ネット情報”が沈静化と正義をもたらします。
星の動き ◆ 今週は、21日に金星が蠍宮に入宮します。
週末の22日朝6時ころ太陽が射手宮に入宮です。
太陽は魚宮のケレスと矩(スクエア=90度)で、ケレスは金星と牡牛宮の天王星の衝(オポジション=180度)に調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
金星は山羊宮で三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)の冥王星&木星&土星との矩(90度)を移動をしていきます。
双子宮のドラゴン・ヘッドと射手宮のドラゴン・テールには、牡羊宮の火星が調停(60/120/180度)の座相を投げかけ、魚宮の海王星を軸にT矩(Tスクエア=90/90/180度)が形成されます。
海王星は蠍宮の水星と三分(トライン=120度)です。
月は今週、蠍宮29度〜牡牛宮29度をトランシットします。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

【気ままなブログ】
宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ

ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。

《 1.牡羊宮 = Sign Aries 》

「牡羊宮」に象意を持つ人は、“正義心”を発揮されて事態の沈静化や正しい情報を伝えようとする今週です。
牡羊宮全体的にその傾向は出てくるのですが、強いていえば、牡羊宮の中頃に象意を持つ一部の人は、否応なくそうなりやすく、真実の情報を発信したりメッセージせざるをえない想いや言動にかられそうです。
今週は、“マスコミ報道”などをメインに、ニセ情報や意図した欺瞞的な情報が流されて混乱に拍車をかけることになりますので、そういった“情報発信”にならないように衝動を避けた情報発信が重要になります。

One-Point ◆ 正義心だけで情報発信をされますと、今週は“ニセ情報”に踊らされて発信することにもなりかねませんので、その場合、地位や信用を一気に失いかねず、ご注意が必要です。

《 2.牡牛宮 = Sign Taurus 》

「牡牛宮」に象意を持つ人は、ご自身の新たな個性や才能発揮を目指されるなどして、“理想の自己像”や“パートナー”また安楽な“生活様式”を求めたり、志向されていく今週です。
それは同時に、今後、ご家庭内にとどまるだけではなく、どのような“キャラ”や“オリジナリティー”を発揮されて、仕事や社会活動に奉仕や貢献をしていくかといった、転換期ともなる今週また今月に連なります。
それは早ければ年末あたりから、遅くても来年は「仕事運」や「社会活動運」がピークともなりますので、その準備にされるとよい今週です。

One-Point ◆ 今週は、自室やご自宅にこもりがちな衣食住などの生活感覚や美意識をなくされて、華々しく仕事や社会でご活躍されていくご自分を描いたり、目指していかれるとよいでしょう。

《 3.双子宮 = Sign Gemini 》

「双子宮」に象意を持つ人は、“協調と対立”が絶妙に絡んだ今週なので、そのバランスを見極めるとよいときです。
お得意の好奇心による知識や頭の回転の早さが、ヒラメキをともなって冴える今週なので、それはよいのですが、誠意を欠いたり事実を確認せずに言動されると、一気に信用を失い不要なトラブルを招きかねません。
今週の運勢を最大限に活かすには、たとえば“右”をみて、“左”をみて、あわせて“前”と“後ろ”もみて、ご自分とのギャップやとらえ方の違いを、充分に把握されながら、“ウソ”にならないよう慎重な言動をとることです。

One-Point ◆ “誠意”はウソをつかないことだといわれますので、正直すぎても考えものですが、ウソにならない表現をするか、難しければいっそ、しばしの沈黙も手段の一つになりそうです。

《 4.蟹宮 = Sign Canser 》

「蟹宮」に象意を持つ人は、センシティブな情愛や感情的な想いをいったんわきにおかれて、正しい知識や社会的な実力を発揮されて、課題や対立の調整や問題解決を図られるとよいでしょう。
そのほうが、今週は能力や運勢をともないやすくなるためで、逆にいつものように、生(き)のままのご自分を出すほど、意図せずに周囲に課題をもたらしてしまうことにもなりかねない今週になっています。
その一方で仕事や社会活動で実力を発揮されて、問題解決をすることもできるときなので、さじ加減がむずかしい時期だといえます。

One-Point ◆ 単純にいえば、思い悩んだり考えたりしすぎずに、まずは行動してみる、また与えられた仕事や社会責任を優先して動くといった、シンプルなほうが問題は少なくなるときです。

《 5.獅子宮 = Sign Leo 》

「獅子宮」に象意を持つ人は、ご自分をなくすかたちで正々堂々の言動をとることが、課題や問題の解決につながる今週です。
一方で、ご自分の考えなど自我を出しすぎるのも、誤解や問題を生みやすく、今週は今ひとつどうすればよいかポテンシャルを得にくかったりご判断に迷いやすい傾向が出ることになりそうです。
結局は、ご自分らしくマイペースに動こうとされる意識や想いは強いのですが、エンジンが空回りするようなときながら、実際は車がかってに動いて成果や結果を残していくといった“無人運転”状態の今週です。

One-Point ◆ そういった複雑な星まわりの今週になっていますので、単純に申し上げますと、周囲の状況に応じて、いわば獅子宮らしく無私や奉仕の精神で動くという選択もありえるときです。

《 6.乙女宮 = Sign Virgo 》

「乙女宮」に象意を持つ人は、どのような意識やお考えのもとに相手や周囲に接していかれるのか、そういったご自身のご判断や選択が、今週の運勢を良くも悪しくも決めていくことになりそうです。
逆にいえば、どんなお相手やパートナーとの人間関係をもつのかで、目的や理想を交換し合える今週になるのか、それとも“善意”を装った相手やパートナーに騙されたり裏切られる結果につながるのか、両方の可能性があるときです。
その点では、慎重な対応やご判断が求められていくことになりますし、またそのような環境や状態の中から、新たなご自分のあり方や立場を見出すことにもつながる今週です。

One-Point ◆ 結局のところ、単純化して申し上げますと、これまでとは異なる“行動転換”(意識転換)など、ブレイクスルーをなすことで、課題や問題に解決の道を見出せる昨今になっています。



【↑上に戻る】

※当ページの内容は著作権法により保護されております。無断使用はご容赦お願い申し上げます。

Copyright(C) 2005-2020 Aquariun Astrology - Seiji Mitoma All rights reserved.