宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
第2章:星のディレクション

No.683 / 2020.06.01 〜 06.14

涼風サイクリング


●隔週土曜日に更新予定です。
※2020年 5月30日アップ

今週の傾向と星の動き

全体傾向 ◆ それぞれの立場で主張が強まり、異性関係をふくめて社会的にも“思い込む”側と“良識派”側との対立が強まるときです。
星の動き ◆ 今週は、6月4日に、ドラゴン・ヘッドが双子宮に、ドラゴン・テールが射手宮にそれぞれ入宮(逆行)します。
牡牛宮の天王星を頂点に蟹宮の水星と魚宮のケレスが小三角(ミニトライン=60/60/120度)を形成します。
ケレスは双子宮の太陽&金星の合(コンジャンクション=0度)と矩(スクエア=90度)です。
太陽は魚宮の火星&海王星の合(0度)と矩(90度)で、金星も今週後半に矩(90度)をとります。
山羊宮の冥王星&木星そして水瓶宮の土星は連続合(ローリング・コンジャンクション=0/0度)です。
月は今週、天秤宮0度〜牡羊宮8度をトランシットします。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。

《 1.牡羊宮 = Sign Aries 》

牡羊宮に象意を持つ人は、いくぶんの“思考停止”のような思い込んだ言動や、良し悪しはともかく、ご自分なりの“こうあるべき”といったルールによる“理想”の押し付けにご注意が必要になります。
とくに、恋愛や異性関係における“思い込み”にはご注意が必要な今週なので、行き過ぎた行為にならないよう、今週は諦観されておくのもよいでしょう。
もっとも、クールに他人の考えや意見を尊重できる牡羊宮であれば、優れた見識や実力を持たれるほど、ご自分の思い込みによらずに客観的に分からないものは分からないと理性で抑制したご判断ができる今週です。

One-Point ◆ 牡羊宮の後半また終盤に象意を持つ人は、仕事や社会活動でのご活躍の運勢を「引き続き」というか「復活する」というか、生まれもつ象意ポイントによっては可能な時期です。

《 2.牡牛宮 = Sign Taurus 》

牡牛宮に象意を持つ人は、傾向や雰囲気的なディレクションなので、どこまで行動に移したり現実化するのかはともかく、“恋愛気運”や“異性衝動”が強まったり、高まることに比較的ながらなりやすい今週です。
ただし、今週は全体的に恋愛関係や異性運は課題やトラブルぶくみの星まわりなので、結果、お互いの考えや主張が対立してかみ合わなかったり、すれ違いが起こりやすいときになっています。
それはそれとして、異性関係を抜きに牡牛宮のみの運勢としてみたとき、仕事や対外活動はさておき、ご自分なりにご自宅で快適に過せるときです。

One-Point ◆ 一方、牡牛宮の初盤や最初のほうに象意をもつ人は、仕事の活動期になりやすいのですが、それ以外の牡牛宮は仕事を客観視するほど、ご自分なりに過ごせるという意味です。

《 3.双子宮 = Sign Gemini 》

双子宮に象意を持つ人は、いくぶんの“勘違い”や“思い込み”を交えつつも、ご自分の“理想像”に向かって果敢にも、実力発揮をできる今週になりますので、主観的には悪くはないマイペースな時期です。
“主観”としてご自身においてはそういえるのですが、ことの正否はともかくとして、周囲から客観的にみれば、“ゴリ押し”しているように見えてしまうなど、相応の反発や敵対を受けることになりやすいときです。
もともと今週は、それぞれの立場でお互いに意見や主張がぶつかりやすいディレクションのときなので、その影響を受けやすい今週の双子宮になっているためです。

One-Point ◆ ほかにも、人によってはいつもの頭の回転が冴えなかったり、鈍ることになりやすいときなので、そういったことも視野に入れて、なにごとも客観視したご判断をされるとよいでしょう。

《 4.蟹宮 = Sign Canser 》

蟹宮に象意を持つ人は、自分自身というよりも、おおむねながら相手や周囲の事情によって動くことになりやすい傾向が強まる今週です。
その良し悪しは関係がないので、ご自分なりにとらえて、活かせるか活かせないかが必要ですが、その肝心のご判断をしようにも、若干なりとも知性が働きにくいときなので、感情的なご判断を優先しやすいかもしれません。
もともと今週は、お互いの意見や主張が対立しやすいディレクションのときで、単純にそれに流されて感情によって“批判的”になることなく、こういう時期ほど客観的なとらえ方や、ご判断を意識されるとよいでしょう。

One-Point ◆ 恋愛をはじめ異性関係への想いが強まりやすい今週また昨今なのですが、どちらかというと観念的で勘違いしやすいときなので、実際には“すれ違い”が起こりやすいときです。

《 5.獅子宮 = Sign Leo 》

獅子宮に象意を持つ人は、ご判断に迷われる傾向がなくはありませんが、ご自分らしい独自のスキルや才能また個性の分野でもって、新たな仕事を軌道にのせるべく、ご活躍されていくとよい昨今の人生期です。
とくに前半に象意を持つ人ほどそういえるときで、タイミングは生まれもつ象意ポイントによってそれぞれながら、全体的にも前向きかつ現実的に人生の方向転換を考えたり図っていくとよい昨今になっています。
ということで、そういったことを意識されつつ今週は、“理想の自己像”を客観的に見極めながら現実化の計画や実行にむ向かわれるとよいでしょう。

One-Point ◆ 仕事や社会活動面においてはそういえますが、こと恋愛や異性関係においては、念のためながら勘違いや思い違いをされないように、ご注意と客観的なご判断が必要なときです。

《 6.乙女宮 = Sign Virgo 》

乙女宮に象意を持つ人は、対人関係はもちろん恋愛をはじめとした異性関係にご注意されておかれるとよい今週になります。
それは、モテないという意味ではなく、逆に社会的に人気が出たり、上位の人から引き立てられやすい今週あたりゆえに、相手を“好い人”だと信じ込むなど、結果的にダマされたり、裏切られることが起こりやすくなるという意味です。
“人の恋路を邪魔するやつは馬に蹴られて死んじまえ”なんて言葉がありますので、どうご判断されても皆さまのご自由なのですが、恋愛関係にかぎらず異性関係や対人関係においても、相応にご注意が必要な今週になっています。

One-Point ◆ 全体的にも今週はお互いに考えや価値観が異なり、対立や勘違いを生みやすいときなので、お得意のスキルを失いがちになる今週の乙女宮は、とくに気をつけたいところです。



【↑上に戻る】

※当ページの内容は著作権法により保護されております。無断使用はご容赦お願い申し上げます。

Copyright(C) 2005-2020 Aquariun Astrology - Seiji Mitoma All rights reserved.