宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
第2章:星のディレクション

No.671 / 2020.03.09 〜 03.22


●隔週土曜日に更新予定です。
※2020年3月 7日アップ

今週の傾向と星の動き

全体傾向 ◆ 今週後半が一つのターニングポイントです。
人間の“民度”や“知恵”や“抑制”が勝つか、防げずウイルスが蔓延するか、第2ラウンドの決戦期になりそうです。
星の動き ◆ 今週は10日に水瓶宮28度で水星が順行に戻ります。
そして16日に魚宮に再入宮します。
20日の午後1時頃、太陽が牡羊宮に入宮するため、「春分の日」になります。
22日に土星が水瓶宮に入宮します。
山羊宮の火星&木星&冥王星は、三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)で、冥王星は土星との連続合(0&0度)です。
土星はまた、牡牛宮の天王星と矩(スクエア=90度)をとります。
天王星と今週前半の牡牛宮の金星は合(0度)で、金星は今週半ば以降は水瓶宮のケレスと矩(90度)です。
蟹宮のドラゴン・ヘッドと山羊宮のドラゴン・テールの衝(オポジション=180度)には、水星と天王星が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけ、その一方で今週後半は太陽が軸となってT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成します。
太陽は牡羊宮入宮直前まで魚宮の海王星と合(0度)です。
月は今週、乙女宮2度〜魚宮13度をトランシットします。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。

《 1.牡羊宮 = Sign Aries 》

牡羊宮の中盤をふくめてもいいのですが、主には後半に象意を持つ人は、組織活動や社会運の絶頂期にあって、“継続”するか“どん底”に落ちるか、明暗が分かれる今週また3月期になりそうです。
とんでもない実力発揮や仕事の拡大発展期になり多忙を極めることが大半ですが、その一方で過去もふくめて不法な行為や人倫道徳にもとる行為をしていた場合、それが発露して地位を失うことさえ起こりえます。
牡羊宮の初盤に象意を持つ人は、週末に近づくほど、課題や思いどおりにならないことが起こりやすくなりますが、常識的に頭を使えばなんとかなります。

One-Point ◆ いずれもかなりの“パワープレイ”が飛び出しかねない傾向の今週ですので、“衝動的”な行動はよくよく自制されて、社会や周囲の現実をみて“大胆”に行動されるとよいときです。

《 2.牡牛宮 = Sign Taurus 》

牡牛宮に象意を持つ人は、生まれもつ象意ポイントによって、それぞれに受けるディレクションが多様に違ってきます。
初盤に象意を持つ人の中には、現実に即した言動が評価されて、責任ある立場を任される人が出はじめますし、前半に象意を持つ多くの人は、これまでとは異なった独自性のあるキャラが引き立つ人生期にあります。
また、中盤に象意を持つ人をメインとして、控えめな牡牛宮の魅力が際立ち、恋愛志向や異性運が活性化することにもなりますが、時局がら“濃厚接触”は控えるなり、よくよくご注意されたほうがよいときです。

One-Point ◆ 牡牛宮の終盤に象意を持つ人は、かなり強い星パワーを受けて情動や気分がハイになりやすい昨今にある中、今週はとくに良くも悪しくも“衝動的”に言動しやすくなりそうです。

《 3.双子宮 = Sign Gemini 》

双子宮に象意を持つ人は、仕事や社会活動など、対外的な活動の運勢期に入っていますので、知識やコミュニケーションなどの得意な才能を、“事実誤認”に気をつけながら存分に発揮されていかれるとよいでしょう。
とくに双子宮の初盤に象意を持つ人は、知識や研究の成果が社会から必要とされて、見識やアドバイスを求められることがあってもおかしくない今週です。
双子宮の終盤に象意を持つ人のなかには、良し悪しはともかく“上司”などから困難な課題の解決を指示されたり、立ち向かうことも起こりえますので、その際は安易に結論づけずに、よく“事実確認”をされたうえで進めるとよいでしょう。

One-Point ◆ 中盤や終盤に象意を持つ多くの人が、“ビジョン”や“理想”を描いて進んだものの“現実の壁”を体験しやすい人生期にありますので、勘違いにご注意をされておくべき人生期です。

《 4.蟹宮 = Sign Canser 》

蟹宮の初盤また前半に象意を持つ人は、知識やアイデアや解決策を思いつきながらも、“上司”をはじめ、社会の“TOP”クラスの立場から許可がおりなかったり、課題を生じやすいなどの今週です。
逆にいえば、“上司”や“TOP”クラスの妨害にも似た壁が生じたとしても、これまで培ってきた才覚や知識や見識、また奇抜でも画期的なアイデアによって、昨今の課題や難局を乗り切っていける今週になっています。
どちらにでるかは自分次第ながら、受け身作戦と積極作戦の絶妙な使い分けで、なんとかしていくことが可能な昨今です。

One-Point ◆ 蟹宮の終盤をメインに後半に象意を持つ人は、もはやこれまでの自分自身ではないと心掛けて、意識や行動また生き方の転換を図りつつ“社会活動期”に向かう人生期にあります。

《 5.獅子宮 = Sign Leo 》

獅子宮に象意を持つ人は、生まれもつ象意ポイントによって年単位のタイムラグがありますが、早い人では、いよいよ“仕事”や“社会活動”にむかって現実転換していく人生期に入りました。
とくに、獅子宮の初盤に象意を持つ人は、ご自分の個性や才能にそった新たな職種に就いたり、独自的に仕事をはじめられた方も多い昨今の人生期になります。
そういうことがありまして、もうしばらく先になる方もいらっしゃいますが、獅子宮らしく組織や社会でリーダーシップをとるために、“実力”や“見識”また“人徳力”のさらなるアップを今からでも準備されておくとよいでしょう。

One-Point ◆ また今週は、職場や社会で人気が出たり、引き立てられることが起こりやすいときでもありますので、獅子宮らしさを封印するなどの“消極的”になりすぎないほうがよいときです。

《 6.乙女宮 = Sign Virgo 》

乙女宮に象意を持つ人は、ご自分のモチベーションの高さや、ハイレベルな乙女宮らしいスキル、また秘められたポテンシャルの高さとともに、相手や周囲からの協力や援助を得られてご活躍できるときです。
どちらかといえば、主体的に自ら動くというよりも、相手や周囲の“演出”によって、自分らしさを最大限に発揮できる人生期にあるといえそうですが、そこはやはり人頼みではなく自分自身の意識やテンションがベースです。
ということで、おもには“TOP”の立場の相手などとの協力関係を築きえる人が、“柔よく剛を制す”というような自己表現が可能な昨今です。

One-Point ◆ とくに今週は、ご自分らしい完璧な“スキル”を意識され、目指したり、また志向していくことになりますので、何がご自分のセールス・ポイントなのかも明確にされるとよいでしょう。



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