宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
第2章:星のディレクション

No.665 / 2020.01.27 〜 02.09


●隔週土曜日に更新予定です。
※2020年 1月25日アップ

今週の傾向と星の動き

全体傾向 ◆ 新型コロナウイルスの感染拡大はこれからです。
「組織運営変革の深化」のピークは、今年2020年が本番なので、過去から変化の出来事は茶飯事的に起こります。
星の動き ◆ 今週は、31日にケレスが水瓶宮に入宮します。
2月3日に水星が魚宮に入宮です。
8日には金星が牡羊宮に入宮します。
蟹宮のドラゴン・ヘッドと山羊宮のドラゴン・テールに対し、牡牛宮の天王星と魚宮入宮後の水星が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
天王星は、ケレスまた今週前半の水瓶宮の太陽と矩(スクエア=90度)です。
ケレス&山羊宮の土星&冥王星は連続合(ローリング・コンジャンクション=0度)です。
山羊宮の木星は魚宮の海王星と六分(セクスタイル=60度)で、海王星は射手宮の火星と矩(90度)をとり、週末を除いて金星も火星と矩(90度)です。
月は今週、水瓶宮25度〜獅子宮24度をトランシットします。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。

《 1.牡羊宮 = Sign Aries 》

牡羊宮に象意を持つ人は、ご自分が考える“想い”や“理想”どおりにはいきにくい今週ですので、いきおいや衝動だけで行動されるよりも、自分とは異なるスタンスからもご確認されるとよいでしょう。
そういった自分自身やプライベートなことを除けば、確実に社会的な実力や見識を見につけておられる方ほど、仕事上の発展期でもあり、責任ある仕事も舞い込んでくる昨今です。
一方、人生経験が浅く社会的な実力や見識、また法やルールや人倫道徳をおろそかにする人の場合は、厳しい社会現実に直面しかねない昨今です。

One-Point ◆ いずれであっても社会的に注目されることになる昨今の人生期ですので、誤魔化すことなくご自分の現実が露呈し表出してもいいように、言動には意識されておくとよいでしょう。

《 2.牡牛宮 = Sign Taurus 》

牡牛宮に象意を持つ人は、仲間内や社会的なサークルでの異性関係のトラブルをはじめ、思い込みによる勘違いや事実誤認またケアレス・ミスを起こしやすい昨今にある方が多いときです。
その点、今週はご自分らしく職場をはじめとして対外的にオリジナりティーのある自己表現の言動をとりたいお気持ちがあっても、今ひとつ乗り気になれなかったり、うまくいきにくいことが起こりやすいかもしれません。
ただし、かなり強い星のパワーを多様に受けていますので、混乱せずに、それらを適切にチョイスして発揮できれば、いくらでもコントロールができる今週です。

One-Point ◆ 時期によって強弱がありますが、星がすべてを動かすとはかぎらず、今週はとくに人間性をはじめ、実力や見識があるほど逆に多様な方向に活かすことができるときです。

《 3.双子宮 = Sign Gemini 》

双子宮に象意を持つ人は、すでに先週をふくめてもいいのですが、恋愛関係や異性関係をはじめ、ご自身の言動にご注意が必要な今週になります。
端的に申し上げますと、今週の恋愛幻想はもちろん、昨今の人生期は仕事や対外的な社会活動にどこか実現不可能な“夢”や“幻想”をもたれやすいときになっていますが、今週前後はそれが異性関係や恋愛関係のトラブルとなって社会化したり、何らかのかたちで表出しやすい時期になっています。
結局のところ、それがどんな出来事であろうと、昨今のひと月ほどは、ご自身の考えや意識を改めるなど、社会的な責任を果たす方向に変わるときです。

One-Point ◆ もう少し具体的に申し上げますと、生まれもつホロスコープ(出生天球図)によって分野は異なりますが、社会的な責任や使命を意識されつつご自身の方向転換をしていくときです。

《 4.蟹宮 = Sign Canser 》

蟹宮に象意を持つ人は、どちらかというとご家庭やプライベートな事柄を必要以上に優先されるよりも、仕事や社会活動を意識されたり、ご関心をもたれて、スキルや能力を発揮をされていくとよい今週です。
蟹宮以外に生まれもつ運勢サイン(宮)によっては、このかぎりではありませんが、蟹宮のみをみた場合、昨今また今後の運勢は、いくぶんの紆余曲折をともないながらも、徐々に対外的な“仕事モード”の運勢期に入っていきます。
そのため、少しずつでも意識転換をはじめとした生き方の転換をご準備はじめておかれるとよい今週また昨今になります。

One-Point ◆ 多くの場合、実力者や権威者またハイレベルな人物との出会いや関係をもつことができる人生期にありますので、チャンスがあれば臆せずにそれらを活かされるとよいときです。

《 5.獅子宮 = Sign Leo 》

獅子宮に象意を持つ人は、全員ではありませんが、多かれ少なかれ仕事の転換期となる今週また昨今です。
とくに、獅子宮の初盤に象意を持つ人は、その傾向が強いときで、獅子宮全体的にも対人関係の変化など、相手や周囲によってご自分の仕事をはじめ生き方や人生の転換がうながされることになる人生期にあります。
とはいうものの“運勢が悪い”というのではなく、今までとは異なる生き方や方向性が視野に入っていく転換期にあるというだけなので、過去にこだわり過ぎないほうが、昨今のディレクションにそって新たな道や方向性がみえてきます。

One-Point ◆ 逆にいえば、過去を踏襲して変化に反発されるほど、昨今の「星のディレクション」とあわずトラブルが生じますので、必要以上に過去にこだわらないほうがスムーズに進みます。

《 6.乙女宮 = Sign Virgo 》

乙女宮に象意を持つ人は、恋愛関係や異性関係をはじめとした人間関係に注意が必要な今週また昨今になっています。
分かりやすくいえば、一例ですが、信頼する相手に裏切られたり、期待したほどではないことが明らかになるなど、ヘタをすればご自分の読みの甘さを責めたり、やる気や気力を失うなど落ち込みかねない昨今になります。
それはそれとして、ご自身の深層の根本意識を見つめて改めればよく、よりたしかな意識や知識またスキルを身につけられた自分自身へと再スタートを図られたり、社会でご活躍できるご自身へと転換していけばよい今週です。

One-Point ◆ 今年は「組織運営変革の深化」のピークが続き、何が起きてもおかしくない多様性のある乙女宮なので、変化を歓迎して学んでいく姿勢があれば漸次、運勢の好転につながります。



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