宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
第2章:星のディレクション

No.643 / 2019.08.26 〜 09.08


●隔週土曜日に更新予定です。
※2019年 8月24日アップ

今週の傾向と星の動き

全体傾向 ◆ 異性関係や恋愛関係また倫ならぬ関係もふくめて、恋愛幻想が堂々巡りの異性スキャンダルにつながりかねない今週です。
星の動き ◆ 今週は、29日に水星が乙女宮に入宮し、太陽&水星&金星&火星が乙女宮で大会合(ステリウム)と連続合(ローリング・コンジャンクション=0+0度)を形成します。
これに金星を除いて、射手宮のケレスが矩(スクエア=90度)をとり、今週後半の水星を交えて、射手宮の木星も矩(90度)をとります。
このうち、今週後半の金星を除いて、牡牛宮の天王星と三分(トライン=120度)です。
また、水星を除いて魚宮の海王星と衝(オポジション=180度)で、さらに蟹宮のドラゴン・ヘッドと、山羊宮で三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)の土星&冥王星&ドラゴン・テールとの衝(180度)とが、お互いに調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を形成する神秘十字(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120)を形成します。
月は今週、双子宮26度〜山羊宮14度をトランシットします。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。

《 1.牡羊宮 = Sign Aries 》

牡羊宮に象意を持つ人は、良し悪しはともかく自意識や衝動性が高まり、“妄想”や“事実誤認”をふくめた“独自性”を発揮しやすくなる今週です。
「こうあるべき」といった“信念”が強まるのはいいのですが、それがご自身の地位や立場を利用した独善的でワンマンな行動にならないように、自己主張はほどほどにとどめておいたほうがよいでしょう。
今週は、社会の現実が見えているようで、主観的な意識が強まっているために、実際には“現実錯誤”を起こしたり、“堂々巡り”になりかねませんので、謙虚さを失ってTOP意識が強まると、問題を起こしかねない星まわりです。

One-Point ◆ 自分とは異なる周囲の状況を謙虚かつ客観的に分析されるとよく、そうすれば画期的なアイデアをもって起死回生の一手を打つことが可能な今週ゆえに、“誤爆”をまぬがれます。

《 2.牡牛宮 = Sign Taurus 》

牡牛宮に象意を持つ人は、恋愛幻想をふくめて異性関係が活性化したり、相応にこれまでの恋愛の結果が出たり、また結婚願望が高まるなど“情動”が強まっていくことになる今週です。
生まれもつホロスコープ(出生天球図)や象意ポイントによって、そのどれが優先的に強まるのかは異なってきますが、いずれであっても“妄想”に過ぎたり、相応に楽観性や事実誤認が混じりやすい今週であることに注意しておきましょう。
それらをふくめて、ああでもないこうでもないと堂々巡りになりかねませんので、牡牛宮らしくしっかりと現実をみていくことが重要です。

One-Point ◆ さらにいえば、ウソや勘違いの異性関係となる可能性もあれば、逆に真摯で現実に基づいた異性関係となる可能性も強いときなので、“真実”かどうかを見極めていきましょう。

《 3.双子宮 = Sign Gemini 》

双子宮に象意を持つ人は、今週また昨今は“課題期”というか“低迷期”というべきか、理想と現実が複雑に絡んで訪れますので、状況によってはパートナーとの関係に齟齬が生じやすくなります。
それはそうなのですが、原因のすべてが相手側にあるとはかぎらず、ご自身のオリジナリティーや個性また才能の発揮の仕方や活動のあり方を見直すときなので、一因はご自身の運勢状況にもありそうです。
ただし、それらが必ずしも“悪い”ことではなく、いずれも現実にそった言動や生き方へと改めて、再スタートされるとよいときになっています。

One-Point ◆ 「禍福はあざなえる縄のごとし」というか「万事塞翁が馬」という面があって、夢と現実や強調と対立が堂々巡りしてしまいかねません。短慮を慎み、事実誤認を避けていきましょう。

《 4.蟹宮 = Sign Canser 》

蟹宮に象意を持つ人は、恋愛関係や異性関係をはじめとして、いくばくかの誤解をともないながらも、人間関係が活性化したり、なんらかの“結果”がもたらされる今週また昨今になりそうです。
そういった異性を含めた人間関係やパートナーとの関係や、また顧客関係などを交えながら、仕事や現実社会に通用する本物のご自分へと、目的や理想をかかげて“人生転換”をしていく昨今になっています。
いくぶんの勘違いや事実誤認が生じがちなので、試行錯誤や堂々巡りするケースもありえますが、それを含めて転換期に変わりはありません。

One-Point ◆ もっとシンプルにいえば、異性をふくめたこれまでの人間関係のあり方から、漸次ながら結果的に、これまでの人との付き合い方が根本から変わっていく人生期になっています。

《 5.獅子宮 = Sign Leo 》

獅子宮に象意を持つ人は、いくぶんの勘違いや事実誤認を交えつつ、恋愛幻想をふくめた異性関係が活発化したり現実化していくことになる今週です。
獅子宮の前半に象意を持つ人をはじめとして、それが新しい分野の職種や自立や独立といった新しい仕事にかかわって、もたらされることも多く、いずれであっても、まずは現実をおさえて、過大な期待は抱かないほうが安全です。
新たな異性関係や人間関係が“誤認”だといっているのではなく、逆に現実的で真実である可能性もあり、両方が混じって訪れる時期になっているために、よくよく事実を見抜く必要があるということです。

One-Point ◆ そういった点では、幻想と事実、夢や期待と現実や真実が、堂々巡りのように訪れるときなので、どちらか一方に片寄らない公正で客観的かつクールな目をもっておくときです。

《 6.乙女宮 = Sign Virgo 》

乙女宮に象意を持つ人は、すべてのパーソナル・プラネットが乙女宮に集合して大会合(ステリウム)をとる今週また昨今になっています。
そのため、ご自身が生まれもつホロスコープ(出生天球図)におけるパーソナルな象意や、パワーがオリジナリティーといった独自性や才能また個性をともなって、最大限にも発揮していくことが可能な、ベストな今週また昨今になっています。
そのこと自体はよいのでチャンスなのですが、「好事魔多し」といった言葉もあるように、夢や期待や勘違いも起これば、現実にそった自分らしさや本領発揮も可能になっていますので、精神性とともに“クール”さが重要になっていきます。

One-Point ◆ 現実にそって、個性や才能を発揮できるときですが、周囲を信用しすぎてもしなくても、課題が生じかねない堂々巡りの時期なので、鋭い知性と直感力を働かせるとよいでしょう。



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