宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
第2章:星のディレクション

No.611 / 2019.01.14 〜 2019.01.27


●隔週土曜日に更新予定です。
※2019年 1月12日アップ

今週の傾向と星の動き

全体傾向 ◆ 恋愛や結婚をふくめた異性関係が活性化していく今週です。
ただし現実の問題がともない、勘違いなども起こりやすいときです。
星の動き ◆ 今週は、20日の午後6時頃、太陽が水瓶宮に入宮します。
24日には水星も水瓶宮に入宮です。
26日にケレスが射手宮に入宮です。
太陽&水星&山羊宮のドラゴン・テールさらに今週中頃までは山羊宮の冥王星も加わって、複合合(マルチプル・コンジャンクション=0度)を形成します。
これらは蟹宮のドラゴン・ヘッドと複合衝(マルチプル・オポジション=180度)で、牡羊宮の天王星を軸にT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成します。
その一方で、この衝(180度)には蠍宮のケレスが調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
射手宮の金星&木星の合(0度)は、牡羊宮の火星と三分(トライン=120度)で、魚宮の海王星と矩(スクエア=90度)です。
火星は山羊宮の土星と矩(90度)です。
月は今週、牡羊宮15度〜蠍宮4度をトランシットします。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。

《 1.牡羊宮 = Sign Aries 》

牡羊宮に象意を持つ人は、100%ではありませんが、ほぼ全体的に“運勢”に恵まれるかたが多い今週です。
極度に社会的な能力がないかたを除いて、通常の良識や実力を備えていれば、組織やグループのTOPに立つなど、リーダーシップを発揮できる昨今ですし、なかには昇進をはじめとした社会的な地位のアップがあるときです。
そういった「仕事運」にかぎらず、今週は、“恋愛”をはじめとした異性関係が高まりやすいときで、結果の良し悪しはともかく、人によってはご結婚などが視野に入るなど、「異性運」までもが活性化していくときです。

One-Point ◆ ただし、良いことばかりにみえますが、“良すぎるのはキケンと紙一重”という星を受ける人もいますので、調子に乗りすぎるなど一歩間違うと、すべてを失うこともありえるときです。

《 2.牡牛宮 = Sign Taurus 》

牡牛宮に象意を持つ人は、なにがしかの“大変革”ともいえる転換点にあるかたが多い今週で、それがいくばくかの“幻想”をともなった恋愛関係やご結婚などの異性関係にかかわりやすいときです。
端的にいえば、「恋愛異性運」が動き出す今週で、これまでの“想い”や“お付き合い”が実って“ゴール”がみえるなど、そことなくポテンシャルが高まりますが、同時に、現実的な課題や障害また勘違いなどがともないやすくなっています。
ただ、直接的なディレクションというよりも、間接的にそのような傾向が出てくるというケースがありますので、過度な期待は抱かないほうがセーフです。

One-Point ◆ 牡牛宮の初盤に象意をもっていて、情報交流が活性化するかた以外は、牡牛宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」をご参照されたほうが、それ次第ではより確実な今週です。

《 3.双子宮 = Sign Gemini 》

双子宮に象意を持つ人は、“異性関係”の問題やスキャンダルにご注意が必要な今週です。
逆に申し挙げますと、それほど“恋愛”をはじめとした異性関係や人間関係が活性化しやすい今週になりますが、どうしてもそこに勘違いを含めた現実的な課題がともなうことになるのでご注意が必要だということです。
一例を挙げますと、気が大きくなって異性に貢いだり、豪華なプレゼントで関心を引いたものの、実は彼氏彼女がいたり、すでにご結婚していたりと、勘違いを含めて、想う事態とは異なる現実が待っているといったことです。

One-Point ◆ 運勢が悪ければ、逆に、そこまでのことは起こらないのですが、なまじっか知恵が働いたりヒラメキをえるなど頭が回る今週であるために、勘違いして動いてそれが起きるときです。

《 4.蟹宮 = Sign Canser 》

蟹宮に象意を持つ人は、“実力発揮”が可能になっていく今週また昨今で、さらには異性からの援助を受けたり、ハイレベルな人物からのサポートが期待できるなど、仕事や社会活動の場でご活躍できる今週です。
全員ではありませんが全般的にそのような傾向が出るときで、蟹宮の終盤に象意を持つ人は、良し悪しはともかく相手や周囲のサジェスチョンを受けるなどして、新たな職業や職種への選択がすすんでいく人生期にあります。
そういったことから、今週また昨今は、仕事上のご活躍と同時に何がしかの“転換期”を迎えているかたが多いので検討すべき時期だといえます。

One-Point ◆ なかには、異性関係が公になって、社会的立場に支障がでたり、ダマされたというと“語弊”がありますが、異性関係のトラブルや勘違いにご注意が必要な今週になっています。

《 5.獅子宮 = Sign Leo 》

獅子宮に象意を持つ人は、よくいえばパートナーをはじめとして異性関係をふくめた人間関係、つまり対人関係など周囲との関係性が活発になっていくなど、「異性運」や「交際運」が活性化していく今週です。
それがどちらに転んでも、よい人生経験になりますのでその点でよいのですが、逆にいえば、異性にのめり込んでしまうことによって、周囲の現実が正しく把握できなくなることで課題やトラブルが発生しやすいことを意味します。
それがご自分の“意志”のようにみえて、実は相手や周囲に振り回されていたといった状況にもなりやすい今週また昨今です。

One-Point ◆ それをどこまで“問題”だと認識されているのかをみれば、半分は気がついていても半分は夢中だったりして、気分や感覚や成り行きまかせで言動しやすい今週また昨今です。

《 6.乙女宮 = Sign Virgo 》

乙女宮に象意を持つ人は、友人や知人またパートナーなど比較的に近しい関係にある人からの誤解や裏切りが起こりえる昨今の人生期ににあって、とくに今週は異性関係がらみで注意すべきときになっています。
そのため対外的に華々しく活動をされるというよりも、自分自身の内面性やご自身の人生またあり方を深く考えていくべきときで、そのように精神面や人間性を見つめなおしていくときになっています。
そこには、誹謗中傷などの勘違いをはじめとして、現実的な課題がともないますので、長い人生の中では、経験や学びのときになっている昨今だといえます。

One-Point ◆ ということで、悲観的に考えすぎないほうがよく、だれでもいつかは体験する“人生経験”の道でもありますので、“理想の自己像”はどうあるべきかを考えていくとよい時期です。



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