宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
第2章:星のディレクション

No.609 / 2018.12.31 〜 2019.01.13


●隔週土曜日に更新予定です。
※2018年12月29日アップ

今週の傾向と星の動き

全体傾向 ◆ 異性関係や恋愛関係が活性化していく今週です。
それ以外は、個々の主張をはじめ対立やトラブルの多い年初めになります。
星の動き ◆ 今週は、1月1日に火星が牡羊宮に入宮します。
5日には水星が山羊宮に入宮です。
翌6日に天王星が牡羊宮28度で順行に戻ります。
さらに7日には金星が射手宮に入宮です。
金星は入宮の直前まで蠍宮のケレスと合(コンジャンクション=0度)で、蟹宮のドラゴン・ヘッドと、入宮の少し前の魚宮の火星と大三角(グランド・トライン=120度×3)を形成し、山羊宮のドラゴン・テールを尻尾としてトライン・カイト(60/60/120/120度)を形成します。
これに対し、牡羊宮の天王星を軸にT矩(Tスクエア=90/90/180度)が形成されます。
火星と水星は矩(スクエア=90度)で、射手宮の木星と魚宮の海王星も矩(90度)です。
山羊宮の土星と太陽、また太陽と冥王星は連続合(ローリング・コンジャンクション=0度)です。
月は今週、天秤宮24度〜牡羊宮15度をトランシットします。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。

《 1.牡羊宮 = Sign Aries 》

牡羊宮に象意を持つ人は、異性関係や恋愛運が高まっていく今週ですが、自己主張をしすぎないようにご注意されるとよいでしょう。
組織や社会の“TOP”にも立てる人生期にあって、とくに今週あたりは“指導力”や“権限”を発揮できることから、牡羊宮独自の社会的な“ルール”つまり「こうあるべき」といった自己主張をしやすくなるためです。
ご本人は、“間違っていない”と信じていますし、実際、“悪意や悪気”はないことが多いのですが、相手の立場や感情や状況を無視して「正直」に主張すればいいというものではないために相応の配慮が必要だからです。

One-Point ◆ “猪突猛進”が悪いとはいえませんが、昨今の“TOP運”や今週の“異性関係運”をふいにしてしまったり、周囲から考えの浅い自分勝手な人とみられたくなければ、なおさらです。

《 2.牡牛宮 = Sign Taurus 》

牡牛宮に象意を持つ人は、週が進むほどに、異性関係や恋愛気運が高まりやすい今週です。
牡牛宮の終盤に象意を持つ人ほどその傾向は強く、逆に牡牛宮の初盤に象意を持つ人は、類似の傾向はあるとしても、それゆえ相手の恋路の邪魔やイジワルを考えるような言動に注意すべきです。
牡牛宮全体的に現実認識が高まったり、現在のご自分を変えようとされるなどの情動や考えが起きやすい昨今の人生期にありますので、それが異性関係や恋愛気運の高まりによってなされることもありえます。

One-Point ◆ とくに牡牛宮の最初のほうに象意を持つ人は、良し悪しはともかく課題やトラブルを抱えがちな昨今ですが、異性からの助言などをえて、活路を見出していくことができる今週です。

《 3.双子宮 = Sign Gemini 》

双子宮に象意を持つ人は、多くの場合、どこか地に足が着いていない大言壮語やハッタリまたそんな想いを持ちやすい昨今の人生期にあります。それゆえ、いつ変革が起きてもおかしくない時期です。
とくに現在は、ハイレベルな人との出会いやスピリチュアルな人物との関係性が高まるなど、なにかと“形而上世界”にかかわりやすい運勢期でもありますので、“カス”をつかまないようにご注意されるとよいでしょう。
逆に申し上げますと、地に足がつかない夢見がちな人生期にあるかたが多いので、ハイレベルな人物との出会いが“運”を左右することになります。

One-Point ◆ 今週は逆転の発想が必要です。意外性のある“ヒラメキ”やよかれと思ったことが問題をもたらしだり、気に入らない“言動”や“異性”が、問題解決につながっていったりします。

《 4.蟹宮 = Sign Canser 》

蟹宮に象意を持つ人は、周囲を“気にしい”の側面があることから、われ知らずとも相手や周囲の事情によって動かされたり、状況に呼応して動いていくことになりやすい時期です。
それが悪いということではなく、蟹宮の場合、そうやって相手や周囲に応えたり、また状況に呼応していく性格ゆえに、それを無意識のうちに続けていくことで、いつのまにか実力を蓄えているということが起こりえます。
実際、今週は仕事や社会で実力発揮が可能なディレクションを受けますので、多忙さのある年初めや1月、また2月になりそうです。

One-Point ◆ 蟹宮の終盤とくに最後のほうに象意を持つ人は、異性関係や恋愛運が高まる年初めなので、イージーになり過ぎずに、言葉を選んだコミュニケーションを心がけるとよいでしょう。

《 5.獅子宮 = Sign Leo 》

獅子宮に象意を持つ人は、最初のほうに象意を持つ人をはじめとして初盤に象意を持つ人は、異性関係や恋愛運が活発化しやすい今週です。
また、仕事や実社会に役立つ資格やスキルの修得を具体的に心がけていくとよい今週で、とくに初盤また最初のほうに象意を持つ人は、ご自分らしいスキルや才能によって転職や新規事業への進出もありえるでしょう。
一方、獅子宮の中盤や終盤に象意を持つ人の場合、資格やスキルの修得もさることながら、獅子宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」の影響が相対的に強まることになりますので、そちらもご参照ください。

One-Point ◆ さはさりながら、獅子宮の前半に象意を持つ人は、異性関係や恋愛運が高まりますが、週が進むほどに“理想の自己像”をめざした活動を活発化させていくとよい今週です。

《 6.乙女宮 = Sign Virgo 》

乙女宮に象意を持つ人は、“自我意識”が高まるなど、どこかご自分をメインに考えたり動きやすい人生期にあって、昨今は具体的な対外的言動よりも、どちらかというと“形而上世界”への関与が高まっていきます。
それ自体は良いのですが、定見のない“精神世界”や“スピリチュアル”の分野なので、イージーにかかわることはもちろん、“勘違い”や“思い込み”や“信じすぎ”には、充分にご注意が必要なときです。
要は、オカルトや神秘世界に向かうというよりも、地に足をつけた人格につなげて、人徳面を高めていくとよいディレクションの時期になっています。

One-Point ◆ 現実世界とは異なって形而上世界には“壁”がありません。知らないうちに勘違いから目指す世界とは別のオカルトチックな方向に進まないように注意すべき時期ということです。



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