宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.601 / 2018.11.05 〜 11.18


●隔週土曜日に更新予定です。
※2018年11月 3日アップ

今週の傾向と星の動き

全体傾向 ◆ 自分自身はもちろん世の中の傾向や雰囲気が、大なり小なり変わっていくことになりやすい今週です。
星の動き ◆ 今週は7日に逆行中の天王星が牡羊宮に戻ります。
翌8日には木星が射手宮に入宮します。
12日にケレスが蠍宮に入宮です。
16日になると水星が射手宮13度で逆行に転じ、同日、金星が天秤宮25度で順行に戻ります。
また、火星が魚宮に入宮します。
さらに同日、ドラゴン・ヘッドは蟹宮に、ドラゴン・テールは山羊宮に入宮します。
金星&ケレスと天王星、およびドラゴン・ヘッド&ドラゴン・テールは、大十字(グランド・クロス=90度×4)です。
これに対して、魚宮に入宮する火星をはじめ、射手宮の木星、山羊宮の土星が、それぞれの位置から調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけます。
蠍宮の太陽と魚宮の海王星は三分(トライン=120度)で山羊宮の冥王星を交えて、小三角(ミニトライン=60/60/120度)を形成します。
水星は海王星と矩(スクエア=90度)です。
月は今週、天秤宮3度〜魚宮29度をトランシットします。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。

《 1.牡羊宮 = Sign Aries 》

牡羊宮の前半に象意を持つ人は、これまでに培ってきた見識や実力次第ですが、それによっては仕事上の地位や社会的な立場をえることができ、存分に才能の発揮ができる人生期が続いています。
一方、牡羊宮の中盤や終盤に象意を持つ人は、異性関係が活発化しやすい今週ですが、それは同時にパワハラやセクハラにも注意が必要なことを意味します。
また、牡羊宮の後半に象意を持つ人は、上述と重複しますが、とくに、異性関係のトラブルや倫(みち)ならぬ“恋”に念のためにご注意ください。
だいたいは、何とかしていくことができるとしても…です。

One-Point ◆ いずれにしても、仕事をはじめとした活発な社会活動が可能な人生期にありますので、異性関係のトラブルは、その運勢を一瞬でフイにしてしまうことがあるために要注意です。

《 2.牡牛宮 = Sign Taurus 》

牡牛宮の初盤に象意を持つ人は、徐々にながらも、いよいよ活発な社会活動の人生期に入っていくことになります。今週は、そのための意識転換や方向転換を考えていくときです。
左欄の「今週の傾向と星の動き」にも書きましたが、世の中の傾向や雰囲気が大なり小なり変化していきますので、その方向性をつかむとよいでしょう。
牡牛宮に象意を持つ大半の人は、もはや自分の内面性はもちろん部屋や家に、こもっているときではなく、今後の人生で社会的な責任や使命をどう果たしていくか、検討していくとよい転換期に入るためです。

One-Point ◆ 人(生まれもつホロスコープ:出生天球図)によっては、若干のライムタグが生じますが、早い人は今週にも、通常は今月中にそのような対外的な活動へ意識の転換が必要です。

《 3.双子宮 = Sign Gemini 》

双子宮に象意を持つ人は、大雑把にみて、昨今は自分自身の意志や事情というよりも、相手や周囲の意志や状況によって自分を対象化して、社会的に活動していくことになりやすい人生期です。
今週は、左欄の「今週の傾向と星の動き」にも書きましたが、世の中の傾向や雰囲気が大なり小なり変化していくために、双子宮に象意を持つ人はその影響を受けやすいので、変化の方向性を見定めていくとよいでしょう。
また、ハイレベルな人物との出会いや、関係が生じやすい人生期に入りましたので、その影響も陰に陽にあらわれはじめる今後です。

One-Point ◆ 今週以降は、仕事の多忙期に入ることもあって、仕事や社会でご自分の実力を発揮していくことが可能になります。同時に異性関係にご注意されつつ交流を図るとよいでしょう。

《 4.蟹宮 = Sign Canser 》

蟹宮に象意を持つ人は、現実にしっかりと対応していく人生期にあるというよりも、どちらかといえば地に足が着かず、どこか“夢見心地”だったり“気分次第”でふるまうなど、マイペースになりやすい人生期です。
そんな中で昨今は、さらに自分の意志でしっかりと道を切り開いていくのではなく、われ知らずとも相手任せや周囲の意志や状況によって動いていくことになりやすいので、自分の意志ややるべきことを見失わないようにするとよいでしょう。
蟹宮の終盤や後半に象意を持つ人はそれなりとして、将来を見据えた方向性を見出したり、状況変化に対応していくときになっています。

One-Point ◆ 蟹宮の終盤や後半に象意を持つ人は、今週あたりまでは自分の内面やプライベートに意識や関心をもちやすいときで、対外的に華々しく活動していく時期にはまだ至っていません。

《 5.獅子宮 = Sign Leo 》

獅子宮に象意を持つ人は、初盤、中盤、終盤のどこにメインの象意を持つかによって、今週の運勢は少なからず異なってきます。
獅子宮の初盤に象意を持つ人は、今後の社会の動きや仕事と人生のあり方などを考慮しつつ、これまで生きてきた過去にあり方にこだわらずに将来の変化を見越した計画や対応や設備投資を図るときです。
獅子宮の中盤に象意を持つ人は、現実錯誤や事実誤認にならないように注意して、今後の自分自身の方向性を模索するなど、“夢”や“ビジョン”や“将来デザイン”を描いて、再スタートを図るとよいときです。

One-Point ◆ 獅子宮の終盤に象意を持つ人は、どこまでご自覚されておられるかはともかく、自分の意識にこもるマイペースな時期で、どこか社会と一線を画すことになりやすいときにあります。

《 6.乙女宮 = Sign Virgo 》

乙女宮に象意を持つ人は、左欄の「今週の傾向と星の動き」にも書きましたが、世の中の傾向や雰囲気が大なり小なり変わっていくこともあって、今週はご自分の内面やプライベートに意識や関心がむき、こもりがちになりそうです。
乙女宮のみをみた場合、もともと昨今は、仕事や社会で華々しくご活躍される人生期ではないために、その点ではプライベートの充実や精神意識の向上を図る人生期にあるといえます。
とくに、人によって若干のタイムラグがありますが、今週や今月前後以降は、内面性や精神面の充実が人生を豊かなものにしていく運勢期に正式に入ります。

One-Point ◆ 乙女宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」によっては、仕事など社会的な活躍期にあるケースがなくはありませんが、乙女宮のみをみた場合、“形而上世界”への関心期です。



【↑上に戻る】

※当ページの内容は著作権法により保護されております。無断使用はご容赦お願い申し上げます。

Copyright(C) 2005-2018 Aquariun Astrology - Seiji Mitoma All rights reserved.