宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.595 / 2018.09.24 〜 10.07


●隔週土曜日に更新予定です。
※2018年 9月22日アップ

今週の傾向と星の動き

全体傾向 ◆ 今週は、シビアな状況を自覚している人と、気づかずに夢見ごこちでの人がいて、“無問題”な人はごく少数です。
星の動き ◆ 今週は月末30日に冥王星が山羊宮18度で順行に戻ります。
一方、10月5日に金星が蠍宮10度で逆行に転じます。
金星は魚宮の海王星と三分(トライン=120度)で、水瓶宮の火星と矩(スクエア=90度)をとります。
火星は水瓶宮のドラゴン・テールと合(コンジャンクション=0度)で、天秤宮の太陽&ケレスと三分(120度)です。
牡牛宮の天王星は、火星&ドラゴン・テールと獅子宮のドラゴン・ヘッドの衝(オポジション=180度)に軸となってT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成します。
天王星はまた山羊宮の土星と三分(120度)で、土星は太陽と矩(90度)、太陽&ケレス&天秤宮の水星は三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0/0度)です。
水星は今週中ごろ以降、山羊宮の冥王星と矩(90度)です。
蠍宮の木星は、冥王星と六分(セクスタイル=60度)です。
月は今週、魚宮13度〜乙女宮23度をトランシットします。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。

《 1.牡羊宮 = Sign Aries 》

牡羊宮に象意を持つ人は、昨今の人生期はおおむね仕事や社会活動の場でご活躍できるかたが多い運勢期ですが、今週はそれゆえに対人関係に注意が必要になってきます。
いくつかのパターンがありますが、中盤や終盤に象意を持つ人は、俗に“権力者の横暴”といったようなパワハラや傲慢また横柄な言動をとらないように、まずは自分自身の考えや発言を改めて謙虚さを保つとよいときです。
牡羊宮の初盤に象意を持つ人の場合、組織内で地位が向上しているのはよいのですが、それゆえに周囲を無視し、独りよがりになって暴走しないように注意が必要です。

One-Point ◆ 牡羊宮の最後のほうに象意を持つ人は、才能また実力の発揮ができる多忙な今週ですが、それゆえプライベートや家庭生活をおろそかにしないように気を配らなければなりません。

《 2.牡牛宮 = Sign Taurus 》

牡牛宮に象意を持つ人は、対人関係に恵まれる人が多い今週また昨今になっていますが、それゆえに安易に成り行きまかせや、安楽また贅沢にながれすぎないようご注意が必要です。
牡牛宮らしく、居心地のよい自宅や自分の部屋で楽しく過ごされて、夢を描いたり、妄想にひたったり、ゲームなどを楽しむことが悪くはないのですが、その一方で、今後、ご自分が外(社会)に出て、どのような役割を果たしてくとよいのかを考えることが必要な時期にはいっています。
とくに牡牛宮の序盤に象意を持つ人は、実力発揮ができる今週になっています。

One-Point ◆ つまり、これまでに習得してきた才能や、オリジナルな個性を発揮していくことが可能な人生期で、今週は仕事や社会活動でその実力を発揮するなど多忙さが加わるときです。

《 3.双子宮 = Sign Gemini 》

双子宮に象意を持つ人は、ご自分が昨今の人生期において“夢”を描いてきたり、“理想”をもって追いかけてきた仕事や目標を、自分自身に照らし合わせて、等身大の地に足をつけたものにしていくとよいときです。
“夢”や“理想”を追うこと自体は必要なことですが、それを社会で実現したり、現実のものにしていくためには、相応に自分自身に合ったものにしなければ、“ギャップ”が必要以上の課題や問題を生じていきます。
そのため今週また昨今は“夢”や“理想”(目標)をまず自力で実現可能なものに、「段階的」に設定しなおしていくとよいといった意味です。

One-Point ◆ 双子宮の全員がそうとはかぎりませんが、“見果てぬ夢”を描くディレクションを受けてきたかたも多いのので、これまでの経験をもとに現実的なものに落とし込んでいくときです。

《 4.蟹宮 = Sign Canser 》

蟹宮に象意を持つ人は、今週がすすむほど、一度、自分自身を見直されていくなど“メインテナンス”の時期にしていかれるとよい昨今です。
たとえば、現在また今後、ご自分が何をしていくべきか、自分の動機の見直しや才能また能力を再確認しながら、今後の人生の方向性を模索しつつ、足もとから再出発を考えていくといったことです。
そのさいに、今またはこれまでのままの自分の考え方でよいのか、自らの思考方式や学びのありかたなども見直しつつ、必要な情報を補充したり、また開拓していくといったことが必要な今週になっています。

One-Point ◆ 蟹宮の最後のほうに象意を持つ人は、転職や新たな仕事を模索していく必要がありますので、ご自分が好きでやってきたことや趣味に関わる分野のビジネス化も検討してみましょう。

《 5.獅子宮 = Sign Leo 》

獅子宮に象意を持つ人は、どちらかというと、女性にむいていたり、主婦や主夫にふさわしい今週また昨今の運勢期になっています。
獅子宮以外に生まれもつ「運勢サイン(宮)」によって、現在「仕事運」が活発な人をのぞいて、獅子宮のみをみた場合、家庭やプライベートな生活を充実させつつ、気ままに楽しむ昨今になっています。
肉食動物にたとえますと、勇猛果敢に狩りをしたり、ギラギラした獰猛さをなくして、穏やかにノンビリと居心地のよい草むらで寝そべっているようなときで、“野生の本能”を小休止させて家庭サービスや学びをを優先するような昨今また今週です。

One-Point ◆ もちろん獅子宮の全員がそうだというのではなく、その傾向はあるにしても初盤に象意を持つ人の場合は、職種や仕事など社会での活動内容を変えていく転換期にあったりします。

《 6.乙女宮 = Sign Virgo 》

乙女宮に象意を持つ人は、具体的な行動や実践というよりも、形而上的なメンタル面の働きが活発なときで、たとえば気力や改革魂といった、意志面や想いの面が強い昨今の人生期にあります。
それはよいとしても、ご自身の内面の“想い”と、他者から客観的にみた自分の“実像”とのあいだに、自分では気づきにくいギャップがあったり、実力や実績がともなわないことが起きやすいときだということです。
要は“覇気”は充分なのですが、先回も書いたように、ご自分をチェックして“メインテナンス”をされたり、スキルを補充されていくとよい今週また昨今です。

One-Point ◆ ありていに申し上げますと、昨今は実績や結果を焦りすぎることよりも、周囲の反応からご自分の実像や過不足を見極めつつ、不足分を“フォローアップ”していくとよいときです。



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