宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.577 / 2018.05.21 〜 06.03


●隔週土曜日に更新予定です。
※2018年 5月19日アップ

今週の傾向と星の動き

全体傾向 ◆ 好むと好まざるとにかかわらず、否応なく動かざるをえなかったり、逆に動くことができないことが生じやすい今週です。
その一方で、今週中頃あたりから“恋愛気運”が高まったり、周囲のようすをみつつ、倫ならぬ“異性交遊”に走る人もなかにはいます。
星の動き ◆ 今週は21日の午前11時15分頃、太陽が双子宮に入宮します。
30日には水星も双子宮に入宮です。
水星は、今週中頃過ぎまで山羊宮の冥王星と三分(トライン=120度)で、今週後半は太陽と合(コンジャンクション=0度)です。
太陽は、獅子宮のドラゴン・ヘッドと水瓶宮の火星&ドラゴン・テールの衝(オポジション=180度)に調停(メディエーション=60/120/180度)の座相をとります。
この太陽とドラゴン・ヘッドを底辺に、山羊宮の土星を頂点とし、蟹宮の金星を尻尾としたヨッド・カイト(30/30/150/150度)が形成されます。
この衝(180度)に対して、蠍宮の木星が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相をとりますが、今週後半は、金星と木星と魚宮の海王星が大三角(グランド・トライン=120度×3)を形成します。
また、冥王星と海王星を底辺に、獅子宮のケレスを頂点とするYOD(ヨッド=60/150/150度)も形成されます。
ケレスと木星は矩(スクエア=90度)で、火星と牡牛宮の天王星も矩(90度)です。
月は今週、獅子宮9度〜水瓶宮8度をトランシットします。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。

《 1.牡羊宮 = Sign Aries 》

牡羊宮の前半に象意を持つ人は、現実に生じる課題に否応なく取り組んでいかざるをえない今週で、そのことが、問題解決やプロジェクト・チームのリーダーに立たされことにつながったりします。
状況によっては、たとえば、学校で風紀や秩序をみだす“不良”に、“風紀委員”を任命することで、逆にクラスの秩序をとりもどすことに類似した状態も自身に起こりえますので、自分の課題や問題解決に直結することもあります。
一方、牡羊宮の後半に象意を持つ人は、地位や立場のあるかたほど、念のために無意識のパワハラやセクハラなどにご注意が必要です。

One-Point ◆ 組織内で地位や権力をもった立場が与えられると、相応に自制心や、社会道徳や倫理を守る謙虚さがないと、われ知らずとも、つい職権を乱用してしまうことがあるためです。

《 2.牡牛宮 = Sign Taurus 》

牡牛宮に象意を持つ人は、一例として、ありていに書きますと、職場での上司や部下との倫(みち)ならぬ“異性関係”などにご注意ください。
今週は、仕事が多忙になったり、職場で実力や才能の発揮が可能な時期に入っています。
それはよいことなのですが、そういった“活力”またアドレナリンが過剰になると、昨今の星まわりからいえば、異性関係にも気持ちが向いて有能かつハイレベルな人物や異性との関係性がイージーに生まれやすいためです。
そういった星(運勢)をもともと生まれもつかたほど、要注意の時期です。

One-Point ◆ 上述は、注意すべき一例として書いたわけですが、一般的にも、今週後半以降は「恋愛気運」が高まりやすく、慎重な牡牛宮であっても、その影響を受けやすくなるときです。

《 3.双子宮 = Sign Gemini 》

双子宮に象意を持つ人は、多くの場合、ご自分でも気づかないうちに、なにかと、“想い”や“気分”が高揚したり、個人的にパワーアップしたり、内面のボルテージが高まっていくことになる今週です。
それが仕事に向かったり、または職場や取引先ともかかわって、公私ともに“異性関係”に向かいやすいのが、今週中頃以降の運勢となっています。
そのこと自体は、悪いことではありませんが、一方で、安易な無意識の“思い込み”に気をつけないと、“ミス・ジャッジ”をまねきやすいので、こまやかに注意をして、慎重のうえにも慎重な言動を心がけたほうがよい今週です。

One-Point ◆ 今週また昨今は、“好い人”になりやすいときなので、“善意度”がアップします。プライベートではそれもよいのですが、ビジネスの世界では念のため、ダマされないようにしましょう。

《 4.蟹宮 = Sign Canser 》

蟹宮に象意を持つ人は、運勢的にみますと、と“今週の運勢”のページでいうのもヘンなのですが、良し悪しはともかくとして、“異性関係”をはじめとして、“人間関係”に大きな変化が、運勢的にも生じやすい今週また昨今です。
早いかたでは先週末から、遅くても今週中頃あたりから、蟹宮に象意を持つかたの魅力が高まったり、“善意”による人のよさが出やすくなりますので、そうった情を理解される人たちからの人気運がアップします。
その一方で、他人の“思いやり”を信じず、ウラになにかあるのではと勘ぐるかたもいますので、そういった相手からは、逆に警戒されることも起こりえます。

One-Point ◆ いずれにしても、情愛の高まりとともに、異性への関心も強まりやすい今週なので、それが恋愛関係の進展や、婚約また結婚などステディな関係に進むことにつながったりします。

《 5.獅子宮 = Sign Leo 》

獅子宮に象意を持つ人は、「公と私」でわけて申し上げますと、「公」においては、仕事など社会活動の分野で“転職”や“業種転換”などを視野に、今後、ご自分がどんな役割を果たすべきか、意識や言動の転換をしていくとよい今週また昨今です。
自分独自の才能や個性を発揮していくべき人生期におおむね入ってきていますので、ご自分が好きだったり、趣味でやってきた分野にかかわることなどが、今後の“職種候補”になっていきます。
その一方で、「私」においては、ご自分の人間性など内面の人倫道徳面を高めていくとよい今週また昨今の人生期なので、そこに意識を向けるとよい時期です。

One-Point ◆ というか、組織の一員として動く場合も必要ですし、独立など個人事業はもちろん組織の長として立っていくには確実に必要な内容なので、今がそのチャンスのときだといえます。

《 6.乙女宮 = Sign Virgo 》

乙女宮に象意を持つ人は、ご自分らしい実力や個性を発揮できる今週で、全体的な運勢傾向としても、ほぼ完全復活ともいえる乙女宮らしい見識やスキルを披露できるときになります。
そういった昨今の仕事運や社会活動面もそうですが、今週も後半にすすむほど、“恋愛モード”や“恋愛気運”が高まり、異性関係に気持ちや想いが向いたり、あるいは“自分磨き”やあるべき“理想の自己像”をめざすなどの想いや動きが強まっていく今週になっています。
乙女宮のみをみれば、内面的なことよりも、対外的に“目的”を定めていくことがメインになる今週また昨今です。

One-Point ◆ 綿密さや完璧さにかけては高水準の乙女宮ゆえ、あまり心配ないと思いますが、昨今とくに今週から来週は、「好みのタイプ」の異性に対して、“理想化”しすぎない注意が必要です。



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