宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.547 / 2017.10.23 〜 11.05


●隔週土曜日に更新予定です。
※2017年10月21日アップ

今週の傾向と星の動き

全体傾向 ◆ 投票日22日までの前半は、“実務派”対“観念派”の構図が星からも読みとれます。
どちらが与党か野党側なのかは書きませんが、マスコミは反“実務派”傾向をみせる今週です。
星の動き ◆ 今週は、23日の午後2時半頃、太陽が蠍宮に入宮し、同日、火星が天秤宮に入宮します。
蠍宮の太陽と木星は合(コンジャンクション=0度)で、獅子宮のケレスと矩(スクエア=90度)、魚宮の海王星と三分(トライン=120度)です。
一方、牡羊宮の天王星と獅子宮のドラゴン・ヘッドと射手宮の土星は大三角(グランド・トライン=120度×3)で、水瓶宮のドラゴン・テールを尻尾としたトライン・カイト(60/60/120/120度)を形成します。
ドラゴン・ヘッドとドラゴン・テールはまた蠍宮の水星を軸としたT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成し、同時に天秤宮の金星をまじえた調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を形成します。
金星は山羊宮の冥王星と矩(90度)で、天秤宮の火星はノーアスペクトです。
月は今週、射手宮1度〜双子宮2度をトランシットします。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

※「宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
↑ 時事をはじめとしたブログ記事です。

《 1.牡羊宮 = Sign Aries 》

牡羊宮に象意を持つ人は、基本的に“実力次第”の今週ながら、意識転換や言動転換が必要な今週また来月なので、今一度、仕事や社会活動で果たすべき使命や役割などを自覚しなおしていくとよいでしょう。
人(生まれもつホロスコープ:出生天球図)によっては、異性への関心が高まったり、ラブハントの情動を燃やしたり、いくらか行動しやすくなりますが、仕事や社会の倫理に反しないことが重要です。
牡羊宮に象意を持つ大半のかたが、今週の転換期を含めて、組織や社会で“権威”を発揮できる運勢期ですが、色恋で棒にふる可能性もあるためです。

One-Point ◆ 牡羊宮の後半や終盤に象意を持つ人は、とくに上述にかんしてご注意されますと、多くの場合、自立や独立を視野に、仕事や社会でご活動できる昨今の人生期になっています。

《 2.牡牛宮 = Sign Taurus 》

牡牛宮に象意を持つ人は、社会的に立場のある人やクリエイティブな人物をはじめ、レベルのある人物との出会いや関係が生じる人生期なので、良し悪しはともかくコミュニケーションの必要性が生じることになります。
そのこと自体はよいのですが、情動や自我意識を発揮してわがままにふるまいすぎたり、権力者との仲たがいや意見の対立はもちろん、逆に倫ならぬ関係になることも、注意が必要な今週です。
昨今の人生期は、内に情熱や情動を秘めながらも、常に謙虚さを失わず、自分よりも相手の意向を配慮しながら立ち回るとよい時期です。

One-Point ◆ いつものことかもしれませんが、他人に対する外向けの顔と、家族などに対する内向けの顔とのバランスや、コミュニケーションのあり方を上手にとることが必要なときです。

《 3.双子宮 = Sign Gemini 》

双子宮に象意を持つ人は、初盤や中盤に象意を持つ人をはじめとして、現実離れした“ビジョン”や“想い”や“理想”や“空想”などが、良し悪しはともかく活性化する時期を人によっては再度むかえています。
それ自体は、芸術家や作家などのクリエイターにとっては、イマジネーションが膨らむ時期なので悪くはないのですが、逆にシビアな現実に対応していくべき実業家やビジネス関係者にとっては、必要以上に“勘違い”や“事実誤認”をしないように注意が必要な時期になっていきます。
それも実力や見識次第なので、イメージを現実化できる力があれば、また別のお話です。

One-Point ◆ 双子宮の後半また終盤に象意を持つ人の場合、自分をとりまく現実や状況が変化していく人生期にありますので、それをふまえて、今後の人生計画を練っていくとよいでしょう。

《 4.蟹宮 = Sign Canser 》

蟹宮に象意を持つ人は、蟹宮のみをみた場合、相手や周囲の状況によって、今週または長い場合は来月も、対外的に華々しくご活躍されるというよりは“1回お休み”となるときです。
その内実を申し上げますと、現実面で才能や実力を発揮されるよりも、内面の“夢”や“ビジョン”が膨らむ時期に入りましたので、ヘタをすると事実誤認や勘違いに陥りやすく、相応にご注意が必要な人生期になります。
くわえて、今週また来月は、後半や終盤に象意を持つ人ほど、一部の例外はありますが、おおむねやる気や気力がわきにくいときになっていることも関係してます。

One-Point ◆ 上述の傾向は、今の小池都知事を想起します。ただし出生時間が不明なので断定はできません。また、蟹宮以外に生まれもつ運勢サイン(宮)も重要なので併せてご参照ください。

《 5.獅子宮 = Sign Leo 》

獅子宮に象意を持つ人は、仕事をはじめ対外的に華々しくご活躍されるというよりも、内面の精神意識をはじめとして、プライベート面や生活面を充実させていくとよい人生期に入っています。
そういった人生期であっても、仕事でご活躍できる時期は訪れなくはありませんが、年内や今しばらくは、どちらかというと学びのときや人生修養といった自分自身の意識や内面のレベルアップを図っていくときになります。
なにごとも焦りは禁物なので、今は堂々と王者の風格や人徳や実力を蓄えていくことをメインにしたほうが、来るべき時期にそれらが役立ち花開いていきます。

One-Point ◆ もっとも、獅子宮の後半や終盤に象意を持つ人は、自分自身の現況を見据えているかたも多いので、しっかりと現実をとらえて、相応ながら対外的にご活躍できるかたもいます。

《 6.乙女宮 = Sign Virgo 》

乙女宮に象意を持つ人は、初盤や中盤や終盤、または前半や後半など、どこに象意ポイントをもつかによって単純ではなく、複雑さをあって、さまざまに星のディレクションを受けていく時期に入っています。
その内容が、夢見がちで茫洋として感覚的や気分的だったり、逆にシビアに現実を見つめ直して一から計画や対応を練り直したり、内面の情動や想いだけは強いなど、正反対だったり、バラバラの方向だったりします。
そのため、生まれもつ象意ポイントによっては、複雑にディレクションを受けますので、混乱したり、一方に偏りすぎないようにバランスを保つことが必要な今週また昨今の人生期になっています。

One-Point ◆ 前半や中盤に象意を持つ人のなかには、プライベートか仕事かをとわず、パートナーや取引相手を“理想”かのように美化しやすい傾向がでますので、充分なご注意も必要です。



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