宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.303 / 2013.02.18 〜 03.03

●隔週土曜日に更新予定です。
※2013年 2月16日アップ

今週の星の動きと傾向

今週は、18日夜9時頃に太陽が魚宮に入宮します。
同日、土星が蠍宮11度で逆行に転じます。
23日には、魚宮19度で水星も逆行に転じます。
26日に金星が魚宮に入宮します。
今週は、その金星と海王星が合(0度)、水星と火星も合(0度)です。
太陽も魚宮を運行中なので、月を除くパーソナル・プラネットと海王星が魚宮で大会(ステリウム)を形成します。
その太陽と蠍宮の土星は三分(120度)で、太陽と海王星は双子宮の木星と矩(90度)、山羊宮の冥王星と牡羊宮の天王星も矩(90度)で、土星と冥王星のミューチュアル・リセプションは、継続中です。
Point ◆ 個々人のホロスコープ(出生天球図)によっては、魚宮にかかわる象意が活性化しますので、それなりにいろいろとあります。
全体的にみれば「ふつう」ですが、「軍事国防をめぐる組織変革-これからの日本の役割り」に書いたように翌週から軍事的な動きが起こりやすくなりますので、嵐前の静けさのような今週といえそうです。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。

《 1.牡羊宮 = Sign Aries 》

牡羊宮に象意を持つ人は、今週は、良いことが起きても、またそうでないことであったとしても、これまでの自分の生き方が反映されたものだと、とらえるべきときです。
もちろん、何事にも例外がないわけではありませんが、今週の星の動きは、まさにそのことを象わしていますので、これまでの自分の人生を総括的に振り返って、新たな個性の発揮につなげていくとよいでしょう。

One-Point ◆ 仕事や社会活動の分野で、責任ある立場や位置を与えられ、いわゆるリーダーシップをとれる人生期にありますが、傲慢な態度は慎まないと一転、すべてを失いやすいときです。

《 2.牡牛宮 = Sign Taurus 》

牡牛宮に象意を持つ人は、職場などで控えめな魅力や個性が発揮されて、モテたり周囲の引き立てを受けやすいときでしたが、週末が近づくほど気を引き締めていくことが必要になります。
確かに「モテ期」や「恋愛運」の傾向にあるので、楽しむ分にはかまわないのですが、上っ面だけではなく「現実」をしっかりとみておかないと、最悪、アソばれただけだったり、勘違いで足元をすくわれる可能性がないともいえません。

One-Point ◆ ただ、今週や昨今は、恋愛運や異性関係はともかく、SNS含めて仲間やサークルなど組織的なつながりやコミュニケーションの場で、出会いや絆が深まりやすいときにあります。

《 3.双子宮 = Sign Gemini 》

双子宮に象意を持つ人は、仕事や社会活動、また主婦であれば家事においても、自分が持つスキルや能力を十二分に発揮して、何につけても重用されたり、実力を発揮して、週末になるほど人気も高まっていくときになります。
ただ、気をつけなければならないのは、「良すぎて悪い」ではありませんが、多忙すぎて、もし期待されるにふさわしい充分な実力を伴っていない場合、例えばその場しのぎの口約束のようになってしまったり、安易に流れて現実をスルーしてしまいやすい可能性が少なくはないときです。

One-Point ◆ とはいえ、運勢の作用は不思議なもので、そういった安易さが逆に「幸運」をもたらしたり、何かあったとしても仕事や社会活動また家事においても何とかなっていくことです。

《 4.蟹宮 = Sign Canser 》

蟹宮に象意を持つ人は、いろんな面でずっと「変化」は避けられない人生期にここのところあるのですが、今週また昨今は、自分の情動に従って進んでも、おおむね着実かつ的を射て進んでいくことができ、案外と自分なりの「個性」を発揮していくことができるときにあります。
そういった点では、自分自身らしさを持ったり、冷静に見つめて手を打っていける今週また昨今にあるのですが、ロングスパンでの運勢的には、活動分野をチェンジするなり、個性を活かした新たな分野に踏み出していかざるをえない人生期にあるということです。

One-Point ◆ 自分自身の感情も、「何とかなる」や、たいして考えていない「安易」な気分になったかとおもえば、一抹の「不安」を抱くような状態になったりと、交互に変化しやすいときです。

《 5.獅子宮 = Sign Leo 》

獅子宮に象意を持つ人は、昨今の人生期が新たな分野での人生の再スタート期にあることに変わりがないのですが、ほぼ今週をもって、対外的な仕事の活躍が可能な時期に徐々に入っていきますので、スキルや技能の充実をふまえつつ、漸次、社会的な活動の方向にシフトしていけるようになっていきます。
ただし、単純化していえば、今週は、密接な協力関係にある人やパートナーとは信頼関係や絆を結んでいきやすいのですが、サークルなど組織関係にある人とは、一般的には思うほど充分な関係を築きにくいときにあるといえます。

One-Point ◆ 新しい環境や、仕事の内容や、自分の現状を素直に受け入れて、そこからまずは謙虚に学んで吸収していく気持ちを失わなければ、漸次、運勢は上昇傾向となっていきます。

《 6.乙女宮 = Sign Virgo 》

乙女宮に象意を持つ人は、新たな方針や態勢など、新時代に向けて即応していく課題はあるものの、運勢はまだまだリーダーシップによって発揮をしていけるときで、仕事や社会活動面において必要とされるなど、能力発揮が可能なときにあります。
そういった人生期の中で、今週また昨今は、良し悪しに関わらず、これまでの考え方や行動パターンなどを周囲の現実に即して変えていくことが、将来的にいっそう対外的な行動や活躍ができるようになっていきますので、過去の事例にこだわりすぎないほうが良い結果を生むことにつながります。

One-Point ◆ 今週また昨今の行動指針は、一にも二にも「チェンジ」で、意識を切り替えないと、自身を取り巻く現実に対応できずに、安直や、勘違いした仕事の仕方をしてしまいそうです。



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