宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.277 / 2012.08.20 〜 09.02

●隔週土曜日に更新予定です。
※2012年 8月18日アップ

今週の星の動きと傾向

今週は、8月23日の深夜2時頃、太陽が乙女宮に入宮します。
翌24日、火星が蠍宮に入宮し、9月1日には水星が乙女宮に入宮します。
今週は、射手宮のドラゴンヘッドを軸に、乙女宮入りする太陽と、魚宮の海王星がTスクエア(90・90・180)を形成します。
太陽は、双子宮の木星と矩(スクエア=90度)で、山羊宮の冥王星と三分(トライン=120度)です。
冥王星は、相変わらず牡羊宮の天王星と矩(90度)で、冥王星を頂点に、蠍宮入りした火星と海王星とで、小三角(60・60・120)が形成されます。
天秤宮の土星は海王星、そして双子宮のケレスと、それぞれに三分(120度)です。
Point ◆ 今週は、独断や偏見、また直観や感覚的な思い込みを含めて、全体的にお互いの自己主張が強まりそうです。
人によっては若干、現実認識がしにくくなりますので、その場合、よほどのことでも起きないと、自分の現実に目を醒ましにくくなるでしょう。
先週末の18日、「組織運営変革の深化」のディレクションの影響圏に再び入りましたので、次第に歴史が動き出していきます。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。

《 1.牡羊宮 = Sign Aries 》

牡羊宮に象意を持つ多くの人は、良い悪いには関係なく、何かあった場合、この数年間の現在は、社会的な浮沈を体験しやすい人生期にあります。
そんな中で今週は、勘違いも含めて、幾分なりといえども、自分なりの「思い込み」で独断的に突っ走りやすくなっていますので、牡羊宮の特性や気質とはいえ、やはり注意が必要でしょう。
今は、目的のために手段を選ばないような違法行為はもちろん、友愛精神をなくしたワンマンな態度や傲慢な言動をとると、その場合は、いつでも、頂点からの転落や、その始まりとなる可能性が高いディレクションのときだからです。

One-Point ◆ 牡羊宮に象意を持つ人は、自分の考えとは異なる相手の立場に配慮できる広い度量や人格があるかを含め、多くの場合、友愛精神を持っているかが、試されている人生期です。

《 2.牡牛宮 = Sign Taurus 》

牡牛宮に象意を持つ人は、自分の頑固さが、社会の事実や宇宙の真実に基づくものなのか、逆に、あるいは自分なりの独断的な感覚なのか、正しい判断が必要な時期にあります。
今週も後半になるほど、特に自分でも気づかないうちに、独断や偏見に陥ってないか、よくよく事実や現実を客観の上にも客観的に把握しながら、自己の言動を決めていったほうがよいでしょう。
自分の感性や感覚に従って動くことは、必ずしも悪いことではありませんが、仕事や社会に意識や視野を持って、これまでの行動パターンを転換していくときです。

One-Point ◆ 自分の感覚や感性のままにプライベートな生活を過ごしていた時期から、今後は、徐々に仕事や社会活動に意識や視野を広げて活動していくときが訪れつつあります。

《 3.双子宮 = Sign Gemini 》

双子宮に象意を持つ人には、今週は、特に何も申し上げることはないと言っても、あながち間違いではないときになるでしょう。
自分が感じたり、我が思うとおりに進んでもいいときにあるのですが、だからといって、何も悪いことや問題がまったく起こらない、と申し上げているのではあませんので、そこのところはご理解ください。
良し悪しにかかわらず、何も起こらないよりも、むしろ逆に、何かが起こって、それを将来のための「体験」や「経験」としていくことのほうが、意味があるし、また必要なときにあるという意味です。

One-Point ◆ もっとも、今、双子宮に象意を持つ人は、何かが起きたとしても、普段よりも楽観的にとらえたり、前向きに進んでいけるときにあるので、致命的でなければ、それでいいのです。

《 4.蟹宮 = Sign Canser 》

蟹宮に象意を持つ人は、その象意が蟹宮のどこにあったとしても、ここのところ、多かれ少なかれ過去の生き方のままでいい、ということにはならない転換の人生期の中にあります。
先回も書いたことですが、蟹宮の前半に象意を持つ人をはじめとして、新しい仕事や職場にかかわるときで、今週は週末に近づくほど、いっそう明確にその方向性を模索していったり、あるいは確定していくときになります。
蟹宮の後半に象意を持つ人は、今週は自分の魅力が高まっていきますが、それは同時に、自分をなくして周囲の人々からいっそう学んでいくべき、受け身の姿勢が必要なときになるといえます。

One-Point ◆ こういう星の配置の時期は、1日単位や数日単位で自分の気分や感情が変わりやすくなっていますので、それが必要でも、一喜一憂しすぎない大局観を持つことも重要です。

《 5.獅子宮 = Sign Leo 》

獅子宮に象意を持つ人は、仕事もいいのですが、むしろ本物の透徹したスキルを身につけていくために、自分自身の精神面や内面性を見つめていくことが、必要なときにあります。
社会的な立場や、責任ある立場が与えられれば与えられるほど、求められるスキルも高く、課題も大きくなっていきますので、知識や情報を得たり、自己内観をしてみることも必要になってくるでしょう。
ちなみに、獅子宮の前半に象意を持つ人は、もはや過去にこだわることなく、新しい自分自身を発見していったり、変わっていくことが求められる人生期に入っています。

One-Point ◆ 獅子宮の後半に象意を持つ人は、悪いとはいえませんが、場合によっては独断や偏見、また権威主義的になりやすいときにありますので、横柄にならないよう気をつけましょう。

《 6.乙女宮 = Sign Virgo 》

乙女宮に象意を持つ人は、課題はいつもながらにあるものの、それ以上に冷静に問題に対処していけたり、持ち前の能力を発揮して対応できますので、さほど大事には至りにくいときです。
もし、自分ではどうすることもできないような大問題が生じたとすれば、それは自分自身の言動や、通常ならざる自分の態度が原因しているといえるときでしょう。
実力だけではなく、星のディレクションによっても好調であるためで、我知らずといえども、のぼせ上がったり、横柄な自尊心によって言動すると、自身で問題を引き起こすことになってしまうためです。

One-Point ◆ 自分の考えではなく、正しい時代や歴史の方向性を知って、真実に動いたり、正しく能力を公的に使った場合、週末が近づくほど、大きな歴史的転換を成し遂げることが可能です。



【↑上に戻る】

※当ページの内容は著作権法により保護されております。無断使用はご容赦お願い申し上げます。

Copyright(C) 2005-2012 Aquariun Astrology - Seiji Mitoma All rights reserved.