宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.257 / 2012.04.02 〜 04.15

●隔週土曜日に更新予定です。
※2012年 3月31日アップ

今週の星の動きと傾向

今週は、4月4日に金星が双子宮に入宮します。
同日、逆行中だった水星が魚宮24度で順行に戻ります。
14日には、火星も乙女宮3度で順行に戻ります。
その火星と木星と冥王星の大三角(グランド・トライン=120度×3)は、すでに約1か月ぶりに解消されています。
ただし、火星と山羊宮の冥王星、その冥王星と牡牛宮の木星、さらには天秤宮の土星と魚宮の海王星は、引き続き三分(トライン=120度)です。
火星と海王星は衝(オポジション=180度)で、今週は金星が加わって、Tスクエア(90・90・180)を形成します。
土星と太陽も、週の中頃以降、衝(180度)です。
牡羊宮の天王星と冥王星の矩(スクエア=90度)は継続しています。

今週は、数週間続いた結果を迎えるような結婚ラッシュから一転して、ふだんより破局が多くなりそうです。
それが離婚なら、もともと深いつながりではなく、表層的な恋愛感情による結婚だったといえそうです。
一般的には、怠惰な因習や自堕落な生活に染まらないように注意したほうがよいでしょう。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。

《 1.牡羊宮 = Sign Aries 》

牡羊宮に象意を持つ人は、お好きにされてよいのですが、未婚、既婚にかかわらず、異性関係や色恋沙汰、または劣情的な行動に注意が必要なときになります。
これまで出入りしなかったような施設や場所に行動範囲が広がる人生期になのですが、今週は、その種類や分野にも注意が必要かもしれません。
自分なりに課題はあったとしても、今の人生期は仕事運や社会活動運が上向いているときなので、適度な気晴らしはともかく、不摂生にのめり込みすぎて「運」まで逸しないほうがよいでしょう。

One-Point ◆ 今週は「恋愛」にも気をつけておきましょう。相手に期待して、ナンパしたり、されたりして付き合ってみたけれど、期待はずれだったと勘違いが明らかになりやすいときです。

《 2.牡牛宮 = Sign Taurus 》

牡牛宮に象意を持つ人は、ご自分のホロスコープ(出生天球図)にもよりますが、気分が明るく楽天的なのはよいとしても、安易に何もせずにときを過ごしてしまう傾向が、案外と出やすい週です。
よくいえば平穏無事なのですが、その一方で良し悪しは別にして、すべてを引っくり返すような出来事が瞬時に起こる可能性が高い人生期にあることも、一応は忘れないほうがよいでしょう。
もし、それが起きれば、一夜にして自分の立場が天地ほども変わってしまうこともありえます。それまではいたって普通だったりします。

One-Point ◆ 女性の方なら突然のプロポーズもありえますし、逆に突然の破局もありえます。組織の頂点に昇るようなこともあれば、逆にすべてを失うようなことがないともいえない人生期です。

《 3.双子宮 = Sign Gemini 》

双子宮に象意を持つ人は、全員ではなくても、半数以上の人が仕事が回ってきたり、ビジネスや社会での人のつながりが活発になりやすい昨今にあります。
そこで有益な情報を得たり、また自分の知識や機転も冴えて、持っている能力の発揮が可能なときで、それがビジネスにおいても役立っていくでしょう。
その分、魅力がアップして人気も得やすいときですが、そこにおいて求められる現実と自分の精神意識面など内面とのギャップを上手に埋めて対処していくことを課題としていくとよいでしょう。

One-Point ◆ 結局は、自分の見識や実力が重要な時期なので、高い見識があれば課題があっても絶妙な判断や対処によって今週の人気運や社会活動運を生かしていけるようになります。

《 4.蟹宮 = Sign Canser 》

蟹宮に象意を持つ人は、ここのところ、人それぞれに自他や内外ともに、課題や問題がイヤになるほど生じてくるといって過言ではない人生期です。
そこでの対処や対応や手段も、また人それぞれですが、共通していえることは、過去の立場や生き方ではなく、新しい道を模索していかざるをえないディレクションが根底にはあるということです。
これまで、何とか過去の立場や状況で踏ん張ってきた人であっても、漸次、新たな人生サイクルに向かって進んでいかざるをえない時期にあるといえます。

One-Point ◆ 自分の新しい生き方や理想を見出していくことがふさわしいときなので、必要以上に過去に拘泥することなく、昨今の状況から素直に今後のとるべき道を学んでいくべきでしょう。

《 5.獅子宮 = Sign Leo 》

獅子宮に象意を持つ人は、昨今、強力な星のディレクションのもとにあるものの、むしろ自分自身のスキルや実力次第で、天地ほども運勢は人それぞれになりやすいときです。
もし、昨今は仕事運に乗り切れないという方がいれば、自分の技術がまだ未熟か、TOPに立てるスキルを学ぶべきときにあるといえます。
人は誰でも運勢ディレクションが働く複数のサイン(宮)を持っていますので、そこまで極端ではない場合もありますが、獅子宮のみをみれば、そういったディレクションを受けているときです。

One-Point ◆ 栄達か、逆に転落か、両極に動きやすい人生期の中で、特にこの数週間は結果が出る方向に働きやすい時期ななので、どちらにせよ腹をくくって威厳を保つとよいでしょう。

《 6.乙女宮 = Sign Virgo 》

乙女宮に象意を持つ人は、相変わらず前向きにもなれるし、やる気パワーも高いときで、今週は人気運も高く一見、良いことづくめのように思えるかもしれません。
ふだんよりモテたり、上司や異性からお誘いや、また良いことも起こりやすいのですが、よくよく相手を見極めないと、単なる遊びだったり、利用されただけだったりということになりやすい人生期です。
逆に、本当に相性が良かったり、お互いに高いレベルにある場合、幻滅したとしてもそれが縁になり後日、本物の関係になっていく「瓢箪から駒」のケースがないとはいえませんが、あくまでもレアケースでしょう。

One-Point ◆ 好きな表現ではないのですが、簡単に相手を信じすぎたり、深入りしすぎないほうがよいかも…。ただし、人間関係そのものを断ち切るのではなく、むしろ広く持つべきときです。



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