宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.245 / 2012.01.09 〜 01.22

●隔週土曜日に更新予定です。
※2012年 1月 7日アップ

今週の星の宮移動

今週は、14日に金星が魚宮に入宮します。
21日になった直後の1時頃、太陽が水瓶宮に入宮です。
木星と土星の衝(オポジション=180度)に対して、海王星そして週末を除いては金星が、調停(メディエーション=60・120・180)の座相を投げかけます。
その一方で、太陽を軸にTスクエア(90・90・180)が形成されます。
乙女宮の火星と参考のケレスも衝(180度)ですが、これには太陽が調停の座相を投げかけます。
冥王星と木星、それと週末に火星と水星が、それぞれに三分(トライン=120度)です。
太陽と木星、冥王星と天王星は、それぞれ矩(スクエア=90度)です。
片思いを含めた恋愛幻想が膨らみ、身を焦がす人が増えそうな今週ですが、ひょうたんからコマならぬ、片思いから現実の関係になる可能性がなきにしもあらずです。
今週の運勢は、個々に明暗が分かれやすく、両極端になりやすい傾向がありますので、ちょっとした言動にも注意を払っておくほうがよいでしょう。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。

《 1.牡羊宮 = Sign Aries 》

牡羊宮に象意を持つ人は、多くの場合、今週は自分のすべてを発揮してパワー全開で仕事や社会活動をしていくことが可能です。
これまで培ってきたスキルや知識、また情報力やコミュニケーション力などをフロンティア・スピリットを持って発揮していくことができるでしょう。
ただし、「こうあるべき」といった強力な思い込みが、力強くもまた頼もしくパワーになるものの、一方で押しの強さが周囲から煙たがられることも起こりそうです。

One-Point ◆ であったとしても、ご本人に悪意がないので、ごく一部の牡羊宮に象意を持つ人を除いては、気づくこともなく、お構いなしで突き進んで目的を達成してしまいそうです。

《 2.牡牛宮 = Sign Taurus 》

牡牛宮に象意を持つ人は、最初のほうや前半に象意を持つ人をメインとして、二人だけの世界に引きこもったり、また片思いの人も含めて、恋愛モードに浸りがちになりやすいでしょう。
特に、決まったステディな彼氏彼女がいる人ほどその傾向は強く、そうでない場合であっても、今週はステディな関係に持っていくことができるチャンスのときともなります。
仮に、相手と思わぬすれ違いやトラブルがあったとしても、標準以上の相性を持つお相手なら、逆に仲良くしたり関係を深めるキッカケに転じることができるときです。

One-Point ◆ 昨年2011年の後半あたりから今年2012年の前半にかけては、レベルの高い相手との交際が可能だったり、自分自身がレベルアップしていくことができるときにあります。

《 3.双子宮 = Sign Gemini 》

双子宮の前半に象意を持つ人は、今週が進むにつれて、いっそう自分の夢やビジョンを描くことができて、それに伴い次第に魅力もアップすることができます。
自分の意識レベル次第ですが、男女を問わず社会のハイレベルな人との交流や交際が可能な運勢期にありますので、社会のために大きな夢やビジョンであるほどそうなることでしょう。
後半に象意を持つ人は、自分自身を見つめ直さなければならず気落ちしたようなときが続きそうですが、それでも今週は、自分自身を「再発見」できますので精神面を意識することを忘れないことです。

One-Point ◆ こういうディレクションのときは、自分がこれまで抱いてきた固定観念を内奥から探り出して改めるなど、生まれ変わるつもりで心身ともに新たに変身していくとよいでしょう。

《 4.蟹宮 = Sign Canser 》

蟹宮の後半、とくに最後のほうに象意を持つ人を除いて、理想と現実の両方に意識や関心を持ちつつ、うまくバランスをとって、現状に対応できる人ほど自分の魅力を輝かせることができるときです。
占いやスピリチュアルなど観念的で「夢」のようなことだけに関心や意識を向けすぎると、現実とのギャップをまざまざと体験しやすいときで、逆もまたそういえますので、両方のバランスをうまくとることを心掛けましょう。
後半、特に最後のほうに象意を持つ人は、今の人生期をいちがいに「不運」ととらえるのではなく、新しくスタートできる「幸運期」と逆転の発想や意識の切り替えが必要な人もいます。

One-Point ◆ 意識をチェンジして「現状」ではなく「未来」に意識や目を向けるとよいときで、それがうまくいった人ほど、少々時間がかかったとしても、漸次、展望が開けてくるようになっていきます。

《 5.獅子宮 = Sign Leo 》

獅子宮に象意を持つ人は、どんな対人関係運や人間関係能力を生まれ持つかによって今の時期の運勢は、右にも左にも変化しやすいでしょう。
当然、ちゃんとした自意識を持ち、相手のことを高い立場からみて対処していける人は、周囲から慕われることも起こりますし、相応の人気も得ることが可能です。
しかし、自分への賞賛や労りだけを求めたり、盲目的な恋愛感情など現実を見ずに、一方的に相手にのめり込んだり信じ過ぎると、場合によっては、手痛い事実のしっべ返しを受ける可能性があるときです。

One-Point ◆ 特に獅子宮の最初に象意を持つ人は、自分の周囲の状況や現実をとらえなおして、過去にこだわらずに、人生を再スタートさせていく準備や心づもりが必要になっていきます。

《 6.乙女宮 = Sign Virgo 》

乙女宮に象意を持つ人は、たとえばの話、対外的に華々しく活躍ということではなくても、自分らしく充分に能力を発揮できるときだといえます。
完璧主義に陥りすぎたり、情を無くして技術に走りすぎないほうが一応、一般的にはよいといえるときですが、充分な霊性や精神性を持っていれば、逆にそれが持ち味にもなってきます。
乙女宮の前半に象意を持つ人は、場合によっては恋愛や異性がらみなどをはじめ、ファッションやデート代など、週末に近づくほど出費がかさんだり、または贅沢心が芽生えてきて、散財がちになるかもしれません。

One-Point ◆ 後半に象意を持つ人は、逆パターンはいい過ぎですが、思い切った対人行動に出られない可能性がある時期です。しかし、イザという事態に直面すれば、能力を発揮できます。



【↑上に戻る】

※当ページの内容は著作権法により保護されております。無断使用はご容赦お願い申し上げます。

Copyright(C) 2005-2012 Aquariun Astrology - Seiji Mitoma All rights reserved.