宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
―新・西洋占星術=宝瓶宮占星学―
星のディレクション

No.205 / 2011.04.04 〜 04.17

●隔週土曜日に更新予定です。
※2011年 4月 2日アップ

今週の星の宮移動

今週は、4日に海王星が魚宮に入宮します。
天秤宮の土星に対して、牡羊宮の水星・太陽・木星が衝(180度)をとっています。
週の後半になると、これに火星が加わり、山羊宮の冥王星と土星と火星とで、Tスクエア(180・90・90)が形成されます。
一方、冥王星と牡羊宮の天王星も矩(90度)です。
今週は牡羊宮に5つの星が集まり大会(ステリウム)を形成します。
星の配置は、大きく転換期と出発期を示しており、今週はじめの海王星の魚宮入りによって、新たな理想やビジョンを描いて進むときになります。

注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。

《 1.牡羊宮 = Sign Aries 》

牡羊宮に象意を持つ人をはじめとして、今週、すべてのサイン(宮)の人に共通していえることは、今の時期は転換期であり、新たな出発期だということです。
特に牡羊宮に象意を持つ人は、今月はパワーを発揮していけますので、困難に立ち向かっていくに、「できない」ということはありません。
過去にこだわらずに、新しいビジョンを思い描いて、直観を働かせて進んでいくときです。

One-Point ◆ ピンチのときや転換期、また開拓期に俄然やる気が出てきて、本来の力を発揮していけるのが牡羊宮です。気持ちで負けないように、考え方をもチェンジしていくとよいしょう。

《 2.牡牛宮 = Sign Taurus 》

牡牛宮に象意を持つ人をはじめとして、すべてのサイン(宮)の人に共通していえるのは、今の時期は転換期であり、新たな出発期にあるということです。
牡牛宮にとって現状は、一つの結果を示していますので、結果をふまえて仲間たちと新しく、これからは友愛的なビジョンをもって、また現実的なスキルを発揮していくとよいでしょう。
現実面においても、また深い精神面においても、今の人生期は、より本物に変わって対処していくことが求められています。

One-Point ◆ 個人的にもまた社会的にも、今の時期や今週また今後の出来事は、これまでの「結果」と考えていくことが必要で、それは新たな自分を出発していくための準備となるものです。

《 3.双子宮 = Sign Gemini 》

双子宮に象意を持つ人をはじめとして、すべてのサイン(宮)の人に共通していえることは、今の時期は転換期であり、また新たな出発期にあるということです。
状況に課題はありますが、新たな交流関係や顧客関係を組織的に築いていくときで、双子宮の前向きなビジョンが周囲の人気を得ていくことでしょう。
楽観できる現状ではないとはいえ、現実を見据えた対処は不可能なときではないために、双子宮にとって見識や実力が問われていくことになります。

One-Point ◆ もし夢だけがあって、本当の見識や実力が不十分な場合は、仲間から厳しい判断を受ける可能性がありますが、誠実さを伴えば、言葉の上では希望を与えていくことができます。

《 4.蟹宮 = Sign Canser 》

蟹宮に象意を持つ人をはじめとして、すべてのサイン(宮)の人に共通していえることは、今が転換期であり新たな出発期にあるということです。
その中でも、蟹宮に象意を持つ人は、今回の大震災に関係なく、昨年から今年にかけての人生期は、大きな転換を行って進むときにあります。
今週、また今月は、特に仕事や社会活動において実力を発揮していけるときなので、現状また現実を受け入れながら、順応しつつ対処していくとよいでしょう。

One-Point ◆ すでにディレクションを受けている人は、趣味など個人的に行なってきたことが本職になったり、新しいアイデアによって仕事や社会活動を展開していける人生期に入っています。

《 5.獅子宮 = Sign Leo 》

獅子宮に象意を持つ人をはじめとして、すべてのサイン(宮)に象意を持つ人は、今の時期は転換期であり、新たな出発期にあるときです。
獅子宮に象意を持つ人の今週、そして今月、さらには今後の人生期は、新たな自分自身に向かって進んでいくときなので、過去に拘泥しすぎないほうがうまくいきます。
パートナーなど身近な対人関係に夢が膨らむときで、今週は「雨降って地固まる」といった愛情の交流ができなくはありません。

One-Point ◆ 身近な対人関係においては、「失った」ようにみえても、時をおけば取り戻す確率が高いときなので、焦らずに広い心で対応していくほうが、良い結果につながります。

《 6.乙女宮 = Sign Virgo 》

乙女宮に象意を持つ人をはじめとして、すべてのサイン(宮)に共通していえることは、今の時期は転換期であり、新たな出発期にあるということです。
今週、また今の時期、物事がうまくいくか逆に混乱してうまくいかないか、その「キーマン」は、象徴的であっても多くの場合、良し悪しはともかく乙女宮に象意を持つ人が握っています。
それだけに重要な立場なので、狭い見識や部分的な完璧主義、また自己保身に走ることなく、本物の心の広さをもって進まなければなりません。

One-Point ◆ 逆にいえば、今こそ乙女宮自身が本物かどうか、周囲から判断され、試されていくときにあるといえます。現実も重要だし、夢も重要なので、そのバランスを見極めていくことです。

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