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宝瓶星学 ―宝瓶宮時代の新しいアストロロジー―
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●第1稿 : 2026年5月26日アップ
高市首相のもと、外務大臣に再任されている茂木敏充氏のソーラーチャートを見てみました。
かつて自民党幹事長も務めたこともある実力者ですが、政治家の悪度さがないからなのか、人が好すぎるからなのか、それともTOPから都合よく使われるからなのか、当初は凡庸な人物の印象でした。
ですが、ソーラーチャートを見ると高い実力があります。
それがオモテには出にくく、秘められる運勢です。
ということもあって、大器晩成型の運勢ですが、“見た目”もオモテには出にくい御年70歳です。
下掲は茂木氏のソーラー・チャートです。

●意外とシンプルなソーラー・チャートですが、特徴はしっかりと集中しています。
ソーラー・チャートというのは、出生時の「太陽」をASC(Ascendant:アセンダント=上昇点)の位置においたもので、出生時間が分からなくても作成でき、リーディングができますのでソーラー・チャートが象わす内実を知っていれば便利です。
というか、通常のハウスシステムのホロスコープはフルスペックですが、「ホロスコープ作成ソフト」を見ても分かるように、その何たるかは充分には理解されておらず“猫に小判”状態です。
そのことが言えるのは、「心理占星術」はソーラー・チャートのほうが適しているのですが、逆に言えばハウスシステムのホロスコープを用いながらソーラー・チャートの範囲でしか解釈できていないことを意味します。
占星術の本場であるイギリスでは、緯度が高いこともあって、ソーラー・チャートが案外と普及しています。
One-Point ◆ かつて天文少年だったご受講者が、次のような体験をお話してくれました。「なんでMC(Medium Coeli:メディウム・コエリ=南中点:天頂)は真上ではないの?」と占星師に問うたところ、「ホロスコープはそういうものだ」と答えたそうです。アチャーッ!
正しいホロスコープでなければ正しくリーディングすることができないのは当然です。
解釈にズレが微妙に生じるためです。
東洋占術の「方位学」や「風水」でいえば、真南にあるべきものが、時間帯によって右に左にブレて表示されれば、意味がありません。
正しい解釈が成り立たなくなりますが、知ってか知らずか容認しているのが“ホロスコープ占い”です。
昨今、パソコンの登場とともに誕生した「ホロスコープ作成ソフト」がそうです。
「天文暦」や「室項表」の数字とにらめっこして、いちいち計算し、ホロスコープを作成する手間暇が省けますのでラクです。
ですが、プログラミングの都合上とはいえ、簡易的な誤ったホロスコープになっています。
頭の真上なので「天頂」(ミッドヘブン)なのですが、その真南側のMC=南中点が設定時刻によって、右に左にブレて表示されるので態をなしていません。
One-Point ◆ ホロスコープの基礎となっているのは、純然たる科学の「天体学」、要は天文学です。アストロロジー(星学)ではなく占星術なので、誰でも分かる常識を無視して、当たり前のように常用しています。しかし、ソーラー・チャートはイコールハウス(ハウスホイール)なので、そういうことは起こりません。
閑話休題。
上掲のホロスコープの特徴は、一つのアスペクト・パターンに集約されていますので、案外と見抜くのは簡単だと存じます。
以下、ご参考に通常のリーディング解説でお届けいたします。
特徴さえ正しくつかんで読めば、茂木外相の優れた実力や運勢が見えてきます。
一言でまとめますと、めっちゃ有能なのに、オモテからは隠されたように見えにくい運勢をお持ちです。
少し具体的に申し上げます。
天秤宮の「太陽&水星&土星&海王星」が四重合(クワドラプル・コンジャクション=0度)をお持ちなのが第一の特徴で、「太陽」は射手宮の「火星」と五分(クインタイル=72度)にご注目です。
“調和”しようとする意志を強く持たれた“調整型のリーダー”です。
が、四重合=0度が、双子宮の「ケレス」を上三分(アッパー・トライン=120度)とし、水瓶宮「ドラゴン・ヘッド」を下三分(ロウアー・トライン=120度)としていることなどから、運勢的に、それらは隠されて、オモテからは見えにくくなっています。
ご本人も、無闇に誇らない“サムライ魂”を持っていますので、“俺が×3”といった自己主張に走る古い政治家タイプではなく、どちらかと言えばカゲの実力者に甘んじるお人柄です。

●2019年11月23日、名古屋で開催されたG20外相会合。中央が茂木氏。
One-Point ◆ かつては悪度い岸田政権や無能な石破政権の大臣を務めていたからか、凡庸な人物にしか見えませんでした。あれ? と思ったのは、先の日米首脳会談でのことです。高市首相とともにホワイトハウスでトランプを囲んだ際、どこかのバカな記者が成果を台無しにしかねない質問を発したのですが、茂木外相の一言「so so」(まあまあ)で場が納まりました。
さらに「ドラゴン・ヘッド」は、獅子宮の「冥王星&ドラゴン・テール」を尻尾として、「太陽」の四重合=0度をキレイに含めた大三角凧(トライン・カイト=60/60/120/120度)を形成しています。
また、「冥王星&ドラゴン・テール」は「太陽」と五分=72度の射手宮の「火星」を下三分(ロウアー・トライン=120度)としていて、抜群のスタミナや活力を持つことが象わされています。
「タフ」また「タフ・ネゴシエーター」と呼ばれる所以です。
それ以外は、「太陽」の四重合=0度に蟹宮の「天王星」が上方矩=90度で、大三角凧=60/60/120/120度の頂点と尻尾に、牡牛宮の「木星」が軸となってT矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成しています。
若い頃は慎重ながらも、かなり自由に振る舞ったと存じますが、御年70歳、今やそのご体験から学ばれて、寛容にもなり、懐が深くなったと存じます。
One-Point ◆ “当たる/当たらない”は刹那的なご判断です。人は年齢とともに数々のディレクション(運勢変化、時代変化)を体験しつつ変わっていきます。若い頃と相応の人生体験をしてからの人格や言動がまったく同じということはありません。要は、ネイタル・リーディングだけでなく、ディレクション・リーディングをも加味して、年齢に応じた鑑定をしなければ「実学」といえるリーディングにはなりえないということです。
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