宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しいアストロロジー―

量子もつれとホロスコープ
[占いか科学か]
― 未来を拓く理論を求めて ―

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過去の象意解釈からたった一つの根幹法則へ

●2022年 9月13日アップ。


“当たる”もよし“当たらない”もよし、占いを楽しみたいなら占星術もよし。

ただし、最先端の科学技術によるホロスコープを用いているのです。

占いに留めておくのは、宝の持ち腐れですよね。

ご存じのように、現代占星術には客観的な論拠がないため、過去の膨大な誰かの象意解釈を参考にするしかないといえます。

それがどこまで正しいのか確証が得られないまま、占断を試みることを続けていけますでしょうか。

《 占星術以前のスタンス 》




ホロスコープの歴史をみれば、現代占星術のスタンスがみえてきます。

古代ギリシャ文明期、当時、最先端の世界観にもとづいて「ホロスコープ」は誕生しました。

現代とは異なり、四角のホロスコープです。

古代ギリシャの最先端科学の四元素説(熱冷湿乾、火地風水など)によって構築されたためです。

たとえば、医学的に胆汁質、憂鬱質、多血質、粘液質といった個々人の4種類の気質を解読するのに四角のほうが便利だったからです。

そういった事由などによって、四角いホロスコープとともに発祥し、発展した古代ギリシャの「古典アストロロジー」でしたが、16世紀頃、近代科学が発達したことによって、ついに理論破綻を迎えていくことになった歴史があります。

One-Point ◆ 隆盛を誇った四元素説が疑似科学とされたためです。科学的な根拠を失った古典アストロロジーの時代は終わりました。しかし、ホロスコープ自体は、疑似科学とされた古典理論を引き継いだ古典占星術によって、占いツールとして生き残ったのです。


《 精度を増したホロスコープ 》

著名な天文学者で占星術師でもあったケプラー(1571-1630)の時代です。

疑似科学となった「古典理論」を維持したまま、四角いホロスコープによる占い稼業「古典占星術」へと転化していきました。

それから約4世紀。

ホロスコープは今日、近年にめざましい発達を遂げた天文学とコンピューターによって、格段に精度が向上し、天球を模した丸いホロスコープに変わりました。

さらには、パソコンの普及によって専門的な知識がなくても、緻密なホロスコープを誰にでも簡単に出力し手にできるようになりました。

そんな科学的なホロスコープですが、いざ象意解釈となると、19世紀後半に誕生した現代占星術は、旧態依然のまま、過去の“真偽不明”の象意解釈をご参考にするしかないという矛盾めいたアナクロニズム(時代錯誤)に陥っている現状です。

One-Point ◆ 型落ちしたパソコンで最新のゲームソフトをプレイしているようなものだといえます。19世紀後半のオカルトチックな心霊ブームの時代状況のまま、今日、21世紀のIT技術の社会を生きるチグハグ感が否めません。


《 ホロスコープの謎を解く 》

さて、ここからが本題です。

本来のホロスコープには、宇宙この世界のたった一つの根幹法則が秘められています。

ホロスコープから地上のことがなぜリーディングできるのか。

「量子もつれ」のように時空を超えて瞬時に作用する見えざる共鳴現象が、宇宙この世界の根幹法則を伴なってあるために、天空の星と地上の人間との間に作用しているといったことがいえるからです。

分かりやすく申し上げますと、とそういうことです。

そのような“運勢作用”にかかわる宇宙波動エネルギーを解き明かすのが宇宙この世界の根幹法則「基本三数」になっています。

ホロスコープも同様で「基本三数」による象意構造を持っています。

そのため、占星地から見た宇宙太陽系の星の動きと配置を忠実に写しとったホロスコープすなわち「基本三数」の象意構造にもとづいて、地上の個々人や出来事に対する共鳴関係をひもとき、リーディングを可能にしたのが、宝瓶宮時代のアストロロジーです。

地上からの見た目で遠近のある無関係の星たちをつなげて想像した星座や、単に星を映しただけのプラネタリウムでは、「基本三数」がないので無理なのです。

One-Point ◆ 宇宙この世界をつらぬく根幹法則「基本三数」が、ホロスコープの根本です。その展開、「数理法則」による12数(宇宙森羅の最小象徴数)から構成されているのです。


《 ホロスコープの「基本三数」構造 》

お話は変わります。

物質の最小単位である量子は、“粒”と“波”が重ね合わさった存在であることが、解明されています。

同じように、人間には心(精神)と体(肉体)があり、宇宙この世界は“物質宇宙”と時空を超えた“エネルギー宇宙”とによって存在しています。

両者は、対立しているのではなく、共鳴関係によって共存し、維持発展がもたらされているというのが、宇宙この世界の根本の道理です。

ホロスコープも同様です。

“波”のような「1数」と、“粒”としての「2数」と、観測にかかわる“共鳴関係”といった「3数」とが、重ね合わさった「基本三数」による重層構造をもって成り立っています。

それゆえ、時空を超えた運勢的な象意が「基本三数」を根本理論とすることでホロスコープからリーディングできるようになっていきます。

「基本三数」また「数理法則」のそれぞれに、宇宙の根幹につうじる本意(基本の象意、本当の象意)があって、組み合わせ応用展開をご自身で自在にされることによって、その影響力が読めてくるようになっているためです。

One-Point ◆ 宇宙の根本は「E=mc」のようにシンプルです。本来のホロスコープも根本はシンプルです。たった一つの根幹法則「基本三数」にもとづいて、構成や展開がされていますので、それをお知りになられれば、はるかにイージーです。


《 ホロスコープの扉を開く 》

もう少しご説明を続けさせていただきます。

ホロスコープは、宇宙森羅の最小象徴数=12数によって構成されています。

これは「基本三数」が展開された「数理法則」によるものです。

そのため、12サイン(宮)と12ハウス(室)にかぎらず、12アスペクト(座相)や12プラネット(星)を最小の構成要素としてリーディングするのが、宝瓶宮時代のアストロロジーこと通称、宝瓶宮占星学です。

それ以外の小惑星やマイナーすぎるアスペクトは不要になります。

象意も不確かな、それらの枝葉末節を後生大事に占断やリーディングしても、本質を見失うばかりか、かえって混乱を招来するためです。

ちなみに、宇宙の根幹法則「基本三数」の詳しいご説明は、「数理法則とクオリアル・ワールド」伝授講座で差し上げています。

近々、伝授講座をテキストにした解説講座も予定しています。

伝授講座は、約2,000年以上前に発祥し、400年ほど前に疑似科学とされた四元素説(熱冷乾湿、火土風水)すなわち古代ギリシャの古典アストロロジーの世界観にかわる、宝瓶宮時代の新しい超越的な(基本三数)宇宙観を伝授するものです。

One-Point ◆ 「基本三数」を用いたホロスコープの解釈、ならびに共鳴関係によるリーディングのノウハウは、最新の「ホロスコープ・マスター奥義講座」によって、「基本三数」をマスター・キーのようにして学ぶことができます。




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