宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

参議院選挙2019の結果予測
― 7月21日の投開票はどう動く ―

ここからは、「政治情勢を読み解く Part2」です。
令和元年を迎えて、「宝瓶宮占星学 第2章 実技編」がスタートしました。
国際情勢をふくめ「組織運営変革の深化」は、ピークを迎えています。

「民意」と「天意」が与党の勝利を示すホロスコープ

今年2019年7月21日投開票の第25回参議院議員通常選挙を、投票日のホロスコープから結果予測します。
これまで何度か国政選挙の結果予測リーディングを行なってきましたが、今までにはずれたことはありません。
今回はどうなるのでしょうか?

G20での安倍首相

●第1稿 : 2019年07月17日アップ

《 これまでのリーディング結果 》

国政選挙の結果を予測したホロスコープ・リーディングは、これまでほとんどはずれたことがありません。

ですが、唯一、先々回の東京都知事選挙は、“条件付き”で選挙結果をリーディングしたとはいえ、結果的にはずれました。

それは、都議連が立てた「舛添候補を自民党本部は応援しない」というアナウンスがあったためで、であれば「太陽」のサポートがなくなるために、別の候補が勝利する可能性が高いと結果予測をしたものでした。

ですが、途中で自民党本部は方針を変えたのか、それともアナウンス自体がマスコミの誤報だったのか、「舛添候補」の応援にまわったのです。

このとき、自民党本部が応援しないのであれば、自民党都議連推薦の候補以外が勝つと予測したのは、当該ホロスコープでは総理大臣や自民党本部を象わす「太陽」がポイントで、その援助が得られないと「舛添候補」の当選がむずかしい星まわりだったからです。

ですが、総理をはじめ自民党本部が舛添候補の応援に乗り出したために、結局はホロスコープどおりの結果になってしまいました。

One-Point ◆ 人間の「アナウンス」がどうであろうと、当該ホロスコープでは「太陽」が効いていたので、そのとおりにリーディングをすれば結果予測をした記事とは異なって東京都知事選もはずさなかったかもしれません。ですが当時は、そこまでホロスコープを信じていなかったようです。まあ、そんなこともあります。


《 参議員選挙のホロスコープ 》

さて、5日後に控えた今回の「参議員選挙2019」のホロスコープは次のとおりです。

参議員選挙2019のホロスコープ


One-Point ◆ 投票が締め切られる2019年7月21日、午後8時の時点でのホラリー・ホロスコープです。これに代表させて選挙結果の予測を行ないます。場所は、当然、日本の中心地で、国会議事堂がある東京都です。
ちなみに、太陽と月の許容度数(オーブ)は原則10度、それ以外の星のメジャーアスペクトは6度をとっています。


《 選挙結果は“一目瞭然” 》

ホロスコープを一見して、結果予測は拍子抜けするほどでした。

「民意」のみならず「天意」までもが、否応なく政権与党に向かうホロスコープになっていたからです。

これだと結果も何も、「与党勝利」が簡単にリーディングできてしまいます。

ですが、一見すればそうでもホロスコープ・リーディングは、全体を細かくみていくことが必要です。

すると、厳密には2か所だけ“注意”すべきポイントがありました。

それは、現実的には“思うようにはいかない”という結果をもたらす象意を投げかけていたのです。

具体的に申し上げますと、次のような2とおりの解釈が可能です。

政権与党をはじめ安倍総理が、どれくらいの「結果」を予測しているかで異なりますが、その予測どおりにいかないということなのです。

なので、1つは、予測を大きく下回って“予想外”の敗退になるということが読めなくはないというものです。

もう1つは、“予想外”の結果が、逆に予測を大きく上回って勝利をもたらすというリーディングできるものです。

いずれにしても、政権与党や安倍総理の“予想外の結果”を象わす星が一部とはいえあるということです。

さはさりながら、全体的にいえば、今回の参議院選挙2019のホロスコープは、与党側の否応ない勝利を象わしているとリーディングできます。

One-Point ◆ テレビがないので、偏向したニュースやワイドショーは耳にはいってきません。また新聞も、数年以上前から信用できないので購読をやめています。かろうじてネットの中に「参議院選挙」とあると見出しが目に入る程度です。現状がどうなのか、朝日などマスコミは“誘導”も多いので半信半疑にならざるをえず、結果、ホロスコープ・リーディングのほうが信用できる現状です。


《 概説1:選挙結果のリーディング 》

ということで、当該ホロスコープからいくつかポイント(概要)を紹介します。

ホロスコープのASC(Ascendant アセンダント=上昇点)は、「水瓶宮」です。
なので、“一般国民”(有権者)からみたホロスコープになっています。

その対室側、DES(Descendant ディセンダント=下降点)は「獅子宮」です。
なので、こちらは“政権与党”を象わしていることになります。

では、その状態はどうなのでしょうか。

まず、DES(下降点)は、イージーながら“拡大”や“発展”を象わす「木星」が下三分(ロウアー・トライン=120度)です。

さらに、DES(下降点)は、「月&海王星」の合(コンジャンクション=0度)と、「土星&冥王星&ドラゴン・テール」の三重合(トリプル・コンジャンクション=0・0・0度)を底辺とした、YOD(ヨッド=60・150・150)の頂点になっています。

これらをまとめて解説いたしますと、おおむね次のことがリーディングできます。

1、国民は変化ではなく「現状維持」を望んでいる。

2、ただし、土星と冥王星の合(0度)は、昨今のメイン・ディレクション「組織運営変革の深化」のピークを象わすために、同時に「大変革」がもたらされる可能性もありえる。

3、さらには、「民意」はいくぶんの誤解や期待をまじえながら政権与党を支持しており、同時に「天意」もまた、政権与党に味方する星まわりになっている。

DES(下降点)のみをみれば、おおむね以上のようにリーディングできます。

One-Point ◆ 「民意」も「天意」も、また現実的にも否応なく政権与党に“票”がもたらされる星まわりなのです。これは“運命的”(宿命的)とみえる星まわりなので、現在の“天運”は、安倍政権や与党側にあるというしかありません。もし、「衆参同時選挙」であれば、一気に憲法改正発議に必要な3分の2を両院ともにとれたといえるほどです。


《 概説2:安倍総理をメインにリーディング 》

もう一つ、安倍総理をメインとした政権与党のリーディングです。

前述いたしましたように「太陽」は、当該ホラリー・ホロスコープの場合、参議院議員の“中心”となる与党や人物を象わします。

宇宙太陽系の中心「太陽」は、太陽系の星たちをもちいるホロスコープにおいては、「中心となる部分」を象わしますので、「参議院選挙」のホロスコープでは、当然、安倍総理をメインとした政権与党を象わすことになります。

そうみたときに「太陽」には、IC(Imum Coeli イムン・コエリ=天底:北中点)「双子宮」の共鳴星「水星」が、金星とともに合(0度)で、許容度数(オーブ)ギリギリながら「月&海王星」を上三分(アッパー・トライン=120度)としています。

また、「ケレス&MC(Medium Coeli メディウム・コエリ=天頂:南中点)」が下三分(120度)で、「冥王星」を衝(オポジション=180度)としています。

これらの状態は、安倍総理をメインにした政権与党の選挙結果を象わします。

おおむね、次のとおりです。

1、一般国民「有権者」は、安倍総理にシンパシーや期待を抱いており、支持しているというのがほぼほぼながら“ホンネ”のところです。

2、また、“現状の打破”と“根本的な変革”を期待していることが象わされています。

3、表立って声をあげないので秘められていますが、安倍総理のTOP続投を望んでいることがリーディングできます。

ポイント(概要)のみですが、7月21日に投開票の「参議院選挙2019」のホラリー・ホロスコープからは、以上のようにアバウトながら選挙結果がリーディングできます。

One-Point ◆ 「第2章 実技編」ですが一般ページなので、詳しい解説は省きました。であっても、『入門講座』をご購入されて「レクチャールーム」のご高覧のかたは、これまでのいくつかの記事をヒントに、リーディングの理由がお分りいただけるかもしれません。また、今月からはじめる「実技講座」では、リーディング・テキストの一つとして解説する予定です。






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