宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

星たちが教える2022年3月
― 新時代へ意識化のはじまり ―

HOME重要なディレクション > 星たちが教える2022年3月

そろって一つのデレクションを差し示す星たち


●第1稿 : 2022年 3月12日 アップ

今後の生き方にかかわる今年2022年1月〜5月の「星のデレクション」の特徴をお伝えいたします。

重要な意識化のスタートががもたらされるからです。

動きの定まっている星なのに、予知していたとしか考えられません。

《 現在の星の動き 》

最初に、現在の星の動き(トランシット:運行)をご紹介いたします。

運勢的に影響力の大きいソーシャル・プラネットの「冥王星/海王星/天王星/土星/木星」の5つの星です。

【冥王星】…現在、「水瓶宮」の影響圏である山羊宮28度をトランシット中です。

【海王星】…自らの共鳴サイン(宮)「魚宮」の終盤をトランシット中です。

【天王星】…自らの共鳴サイン(宮)「水瓶宮」の下方矩(ロウアー・スクエア=90度)をトランシット中です。

まず「土星外惑星」(トランス・サタニアン)の現在をご紹介いたしました。

運勢的に影響力の大きな星たちだからです。


One-Point ◆ 「冥王星」は、昨年2021年12月以降「深層の精神意識」(霊性、深層心理)の変革をうながしはじめました。昨今、「水瓶宮」の下方矩=90度をトランシットしている「天王星」も同様です。それは「魚宮」の「海王星」も類似です。「双魚宮時代のリバイバル」のデレクションの本質は、「霊性意識の再認識」にあるからです。


≪ 新旧“支配星”のそろいぶみ ≫

次に、ポピュラーなソーシャル・プラネットの「土星」と「木星」をご紹介いたします。

【土星】…現在、「水瓶宮」をトランシット中です。

【木星】…今年2022年1月から「魚宮」をトランシット中です。

この動きは、どのような意味を持つのでしょうか。

「古典占星学」に詳しいかたなら、お気づきかもしれません。

「土星」は、かつての「水瓶宮」の“支配星”です。

「木星」は、かつての「魚宮」また「双魚宮時代」(そうぎょきゅう じだい)の“支配星”でした。

One-Point ◆ 現在の「水瓶宮」の共鳴星「天王星」は、共鳴サイン(宮)の下方矩=90度をトランシット中です。現在の「魚宮」の共鳴星「海王星」は、自らのサイン(宮)をトランシット中です。新旧“支配星”と共鳴星が、そろって自らのサイン(宮)にかかわってトランシットをしている現在です。結局、「冥王星」をふくめてすべてのソーシャル・プラネットが、双魚宮時代から宝瓶宮時代の深層の精神意識に向けデレクションを投げかけている昨今です。



≪ 星は支配せず共鳴するのみ ≫

“支配星”という呼び名は、古い双魚宮時代の古典占星学や現代占星術の用語です。

もはや、“支配/被支配”といった「対立二元論」の時代ではなく、「共鳴関係論」を歴史パラダイムとする宝瓶宮時代の昨今ゆえに、「共鳴星」という呼び名がふさわしいのです。

実際に「星」がほかの占星要素を支配したり、個々人の性質や運勢また人間社会を支配することなどありません。

とっくの昔に、迷信を事実かのように信じ込む時代ではないのです。

宝瓶宮時代は、主体的で責任ある意志判断が重要になります。

ほかの誰かに支配されるといった考えや、その発想自体が古いので、ホロスコープも“支配星”ではなく「共鳴星」が適切ではないでしょうか。

One-Point ◆ ご自身を欺く言葉やウソは、書くことも、使うこともしないほうがよい時代です。宝瓶宮時代は、ご自分の心や魂また霊性にウソをつかないことが重要です。真実が明らかになっていく時代なので、自分自身からはじめていかなければならないからです。もちろん、皆さまがどのようにご判断されても、自己責任ですし、ご自由です。


≪ 宇宙の叡智の一端 ≫

残り余白が少なくなったので、先を急ぎます。

なぜ、運勢的に影響力の強い「ソーシャル・プラネット」は、今、この時期に、「水瓶宮」と「魚宮」にかかわりつつ「深層の精神意識」をうながすデレクションをそろって投げかけているのでしょうか。

宝瓶宮時代を意識し、心の準備をしていくにふさわしい「実際的なはじまり」の時期だからです。

変革を象わす「冥王星」や改革を象わす「天王星」が、自らの共鳴サイン(宮)の下方矩=90度をトランシットしていることがポイントです。

「海王星」もまた、自らの共鳴サイン(宮)の「魚宮」をトランシットし、「霊性意識」の再認識をうながしています。

「海王星」が、まだ見ぬ理想や、いわゆる霊界をはじめとした形而上世界(けいじじょうせかい)にかかわる神秘的(オカルトチック)な象意をもつことを知れば、自ずと明らかです。

「ソーシャル・プラネット」のすべてがそろって、「深層の精神意識」や「霊性意識」にかかわるデレクションを投げかけている現在2022年3月なのです。

One-Point ◆ これらは、「宝瓶宮時代」を実際的にスタートさせていくためのデレクションです。不思議なのは、太陽系が生じた太古から動きが定まっているソーシャル・プラネットなのですが、この時期に、そろって見計らったように同じデレクションを投げかけ、宝瓶宮時代の実質的なはじまりを告げているという「宇宙の叡智」が垣間見えることです。



≪ 星のデレクションそろいぶみ ≫

さて、結論を書きます。

今年2022年1月〜5月は、影響力の大きなソーシャル・プラネット「冥王星/海王星/天王星/土星/木星」のすべてが、宝瓶宮時代の実際的なスタートをうながしています。

「深層の精神意識」の変革や改革すなわち次元上昇(アセンション)や、「霊性意識」といった深層意識の再認識です。

待ったなしの「宝瓶宮時代」に向けた実際的なはじまりのときに至った現在2022年3月です

そのことを、星たちはこの1月から「水星」にメッセージを託して、発し続け、皆さまに特別にうながし続けているのです。

今後の宝瓶宮時代を生きぬくために、古い双魚宮時代のままの観念や常識からの意識化のはじまりをうながしています

そのはじまりの時がきたからです。

One-Point ◆ 星は太古から、このことを知っていたかのように今このときにそろって、上述のようなデレクション・メッセージを投げかけています。新しい時代の潮流とともにあり、歴史の大河に逆行したり、無視して沈んでしまうことがないように、時の流れとともにある「天運」をもたらそうとしています。


【星講座の開始と現時点】

今年2022年1月から「宝瓶宮時代を生きる星講座」を急遽開始した事由ともなっています。

星講座Vol.3「水星編-牡羊宮&牡牛宮」は、この3月に「春分点」を通過して、意識化の実際的なスタートと、「牡牛宮」での現実的な日常生活をメッセージしていく、名実とものはじまりをお伝えする内容になっています。




【↑上に戻る】

※当ページの内容は著作権法により保護されております。無断使用はご容赦お願い申し上げます。

Copyright(C) 2005-2022 Aquariun Astrology - Seiji Mitoma All rights reserved.