宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代のアストロロジー―

射手宮の“自由”は尊い
[水星編-射手宮]
― 双魚宮時代と磨羯宮時代 ―

HOME宝瓶宮時代を生きる [新時代-水星編] > 射手宮の“自由”は尊い

2,000年近く双魚宮時代の支配星だった「木星」

●第1稿 2022年11月 2日 アップ。


宝瓶宮時代を生き抜くための「新時代講座」ラスト2ndの「水星編」のご案内です。

偶然か必然か「射手宮」と「山羊宮」が残りました。

両サイン(宮)は、「宝瓶宮時代」の前の時代「双魚宮時代」と、次の時代「磨羯宮時代」の共鳴星にかかわります。

双魚宮時代の約2,160年間(計算値)のうち約95%の期間は、射手宮の共鳴星「木星」が魚宮&双魚宮時代の支配星(共鳴星)でした。

この意味は、「水星編-蠍宮」ともども深いサジェスチョン(示唆)です。


《 先回の「水星編-蠍宮」 》

先回の「水星編-蠍宮」、そして今回の「水星編-射手宮」、さらに次回のラスト「水星編-山羊宮」は深い意味を持ちます。

それはともかく、先回の「水星編-蠍宮」のコンテンツを掲載しておきます。

1■はじめに…宝瓶宮時代の社会現実を象徴する「蠍宮」
2■「基本三数」と「数理法則」による蠍宮の本意
  【頂点とどん底、霊性と憎悪、両極端の象意】
  【蠍宮のさまざまな象意がもたらす“支配性”】
  【「友愛精神」を伴なった蠍宮は「最強」か?】
3■安倍元首相銃撃事件のクオリチュアルな真相
  【事件の瞬間のホラリー・ホロスコープから見えた天意】
  【冥王星がうながす深層の精神意識と個性化の時代】
  【ご受講者さんの蠍宮などが示唆する宝瓶宮時代】
4■水星が蠍宮にある場合の新旧解釈例
5■「水星」の12サイン(宮)入宮日…2022年

One-Point ◆ これからの宝瓶宮時代は、社会の“頂点”に立つには「蠍宮」の象意が重要です。その意味は、過去の“権力”などではなく、蠍宮の高尚な美しい象意によって、お一人ひとりがご自分らしい「個性表現」を行なう社会になるということです。



《 人類の歴史パラダイム 》

その前提に、宝瓶宮時代の「深層の精神意識」があり、その成長に射手宮の代表的な象意の“精神”と“自由”がかかわります。

宝瓶宮時代に共鳴する水瓶宮も“自由”の象意を持ちますが、射手宮の“自由”とは意味内容が異なりますので、「水星編-射手宮」でご紹介いたします。



また、次のことをご理解ください。

人類歴史は、春分点の移動にともなって(前略)→「双魚宮時代」→「宝瓶宮時代」→「磨羯宮時代」→(以下略)といったアストロロジカル・エイジ(占星学的な時代区分)いわゆるプラトン月(約2,160年:計算値)によって変遷しています。

学校で習う人為的な歴史区分とは異なりますが、人類歴史を敷衍してみると、何とアストロロジカル・エイジの象意:歴史パラダイム(枠組み)によって段階的に発展してきているのです。

先の双魚宮時代は、“神仏と悪魔”、“善と悪”また“支配/被支配”といった「対立二元論」による宗教的な倫理規範や専制君主によって運営されてきた時代でした。

その終盤、1630年から宝瓶宮時代の影響圏がはじまっていくと、個々人の独立解放や自由と権利が叫ばれるようになり、信仰から近代科学の論理思考へと変わりはじめます。

さらに宇宙波動エネルギーによって宝瓶宮時代が正式にはじまった1989年に近づくほど、共存共栄の考えが徐々に広まってきました。

今後の宝瓶宮時代は、「共鳴関係論」を歴史パラダイムとして、すべてのものは共鳴関係によって存立し発展しているといった“常識”に変わっていきます。

One-Point ◆ 平たく申し上げますと、かつては仏教やキリスト教といった宗教規範によって人類文化が築かれてきた時代でした。そこから、個々人の自由な「深層の精神意識」による「友愛精神」(和、絆、民度)や「共鳴関係論」の社会へと変わっていきます。


《 理想と現実の中間時代 》

宝瓶宮時代は、「射手宮」の象意である“精神”の“自由”が前提になります。

観念的な“形而上世界”を象意とする双魚宮時代(そうぎょきゅう じだい)から、現実の“形而下社会”を象意とする磨羯宮時代(まかつきゅう じだい)へと、約2,160年(計算値)をかけて移行していく時代推移の中間にあるのが昨今、正式にはじまったばかりの「宝瓶宮時代」です。

双魚宮時代は、宗教や思想に代表される、極楽浄土や天国理想またユートピアや共産主義社会理想など“まだ見ぬ理想”を描き、見果てぬ夢を抱いてきた時代でした。

その反対に磨羯宮時代は、夢や幻想から“誤魔化すことのできない現実”に着地させた、地上の実体社会へと移行していく時代です。

その中間に位置するのが今後の「宝瓶宮時代」です。

One-Point ◆ いわば「理想現実」(Ideal-reality)の時代です。双魚宮時代のように、観念的な理想論の時代ではなく、かといって磨羯宮時代ほど超現実の社会ではないといった、その中間の「友愛精神社会」の時代になってまいります。


《 双魚宮時代と磨羯宮時代 》

宝瓶宮時代を生き抜くための単発メール講座「新時代」の残り2つが、「射手宮」と「山羊宮」で、共鳴星を勘案すると、前時代の「双魚宮時代」と次の時代の「磨羯宮時代」を象徴します。

一方、宝瓶宮時代において「蠍宮」は、「水星編-蠍宮」でもご紹介いたしましたように、“社会現実”を象わし、今後の宝瓶宮時代は対外的に重要な象意を発揮するサイン(宮)になります。

「深層の精神意識の変革」のデレクションを正式にうながしはじめた蠍宮の共鳴星「冥王星」に、トランシットの「水星」が合(コンジャクション=0度)をとったまま、今年2022年のお正月に宝瓶宮時代の共鳴サイン(宮)「水瓶宮」に入宮したことから、急きょ、はじまったのが単発メール講座「宝瓶宮時代を生きる 新時代-水星編」です。

今後は予想外の宝瓶宮時代を迎えていくことになるために、その変化の方向性を知って生き抜くために、トランシットの「水星」が入宮していくサイン(宮)ごとに、そのサイン(宮)にもとづくアドバイスをお届けしている新時代講座です。

双魚宮時代の95%ほどを象徴する「射手宮」と、将来の磨羯宮時代を象徴する「山羊宮」が最後に残るとは思いませんでしたが、星の動きにはよく驚かされることがあります。

One-Point ◆ 「水星編-射手宮」は、深層の精神意識に伴なう“クオリチュアル”な内容が含まれます。今回、水星の射手宮トランシット中に海王星が順行に戻り、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションの一段落に向かって動きはじめることも無関係ではありません。

《 新時代講座と料金 》

「水星編-射手宮」は、水星が射手宮に入宮する11月17日までにお届けいたします。

今後は、過去の想いや社会通念とは大きく異なる個々人の「深層の精神意識」が明暗を分けていくようになるために、水星のメッセージによる意識化や知識化は、そのご準備として重要だと考えています。

それによって何気にでも“体感”や“体得”が進むと、共鳴関係による新時代のご感得が漸次、可能になっていくからです。

そのような新時代講座は、お好きにチョイスされてお申込みいただける2022年のみのサイン(宮)ごとに配信の単発メール講座です。 各サイン(宮)=1講座で、料金は5,000円(税込)です。

One-Point ◆ 「水星編-射手宮」の概要は、1)「木星」を支配星とした双魚宮時代の軌跡。2)海王星の信仰宗教とは異なる木星の学問宗教。3)「木星」の象意“学術”によるアストロロジー。4)射手宮の精神と自由が重要な「深層の精神意識」。5)射手宮と山羊宮とにかかわる“クオリチュアル”などです。

※バックナンバー基礎編「水星編-水瓶宮」〜「水星編-双子宮」は終了いたしました。「水星編-蟹宮」以降の実際編は年内まで「講座お申込みフォーム」から可能です。







【↑上に戻る】

※当ページの内容は著作権法により保護されております。無断使用はご容赦お願い申し上げます。

Copyright(C) 2005-2022 Aquariun Astrology - Seiji Mitoma All rights reserved.