宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

特別編/占星術の相性をみるポイント
―「星のディレクション」がもたらす変化―

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皆様は、星占いや西洋占星術の相性判断をどこまで信じられますか?
安易な解釈は、皆様にも西洋占星術にとっても、よくありません。

相性判断の見方 ☆ 決定版/5つのポイント

相性イメージ

●第1稿 : 2008年03月21日アップ

一般に、雑誌や書籍に掲載されている西洋占星術は、素人向けとはいえ、安易な相性判断が多すぎます。 西洋占星術は本来、優れた相性判断をもった占いなのですが、占星術師自体がよく理解していないのかもしれません。

《 西洋占星術の間違った相性判断 》

中には素晴らしい相性判断をされている西洋占星術師がいらっしゃるかもしれません。
まだ、実際にお目にかかったことはありませんけどね♪
一般に流布(るふ)されている「星占い」の相性判断や、「西洋占星術」の相性判断を見るときに、「こんなの信じていたら間違わない?」という安易なものが多いのです。
皆様が、参考の参考程度に捉えていらっしゃるのであれば、それほど問題にする必要はありません。
しかし、安易でも当たる部分があるゆえに、丸々信じてしまい、結果的に傷ついたり、間違ってしまうケースが多いようです。
西洋占星術は、「好き・嫌い」「合う・合わない」といった対立二元論で捉えられる恋愛相性や結婚相性は、他の分野よりも効果を発揮します。
それゆえ、安易な相性判断がまかり通ってしまうことに問題を提起したいのです。
現在の西洋占星術の相性判断は、多くの場合、「恋愛相性」の枠からさほど出ていないため、「結婚相性」の参考にするのは危険が多すぎます。

One-Point ◆ 太陽サイン(宮)つまり「星占い」でいう「〜座」だけの相性判断は、間違う可能性が非常に高いのです。また、太陽・月・金星・火星を使った相性判断も、それほどの確実性はありません。これまで知人や友人をみてきた経験上、また宝瓶宮占星学の理論上からも断言できます。


星占いの相性判断は間違い?

●太陽どうしの相性、つまり「星占い」でいう「〜座」の相性は、右の本文に書いたように、人によって太陽の影響度が違うので、当たらないことがあります。
特に「星占い」を信じていない人の場合、一般に太陽サインの影響が薄い人が多いので、そういった人を、生まれ月でみる「星占い」で相性判断しても、あまり意味はありません。
そういう人は多いので、「星占い」による相性判断は、あまり当たらないと考えたほうが無難です。

※ここでは、「星占い」は生まれ月(太陽サイン、間違って「〜座」)だけでみるもの。「西洋占星術」はホロスコープ(出生天球図)を作成してみるもの、として使っています。

《 「星占い」から生まれるトリック 》

今はもう、生まれ月(太陽サイン)だけで相性判断をされる方は少ないでしょう。
太陽サインというのは、生まれたときに太陽が何サイン(「星占い」では間違って「〜座」を使う)にあったかということです。
本来の西洋占星術は、太陽から冥王星まで10の星や12サイン(宮)、生まれた時間による12ハウス(室)と、それらのアスペクト(座相や位相=角度)を含めて判断します。
生まれ月だけで占う「星占い」は、簡単なため広く一般に普及していますが、それによって「当たる!」と感じた方が、「西洋占星術」を信じることになります。
ここに一つのトリックが生じるのです。
星占いを「当たる!」と思われた方は、その人のホロスコープ(出生天球図=生まれたときの星の配置図)をみると、太陽サインの象意が強いのです。
逆の言い方をすれば、星占いを「当たらない!」と思った方は、太陽サインよりも他のサインの性格や運勢をより強く持っているのです。もしくは、いくつかのサインに分散しているのです。
お分かりいただけますか?
そういった人の相性を、太陽サインだけで占っても、当然、当たりません。太陽サインが、その人の性格や運勢を充分に象わしているとは一概にいえないのです。
このことに気づかないかぎり、「星占い」はもちろん、「西洋占星術」はいつでも間違う可能性を秘めています。

One-Point ◆ 当サイトの「今週の運勢」や「今年の運勢」で、太陽サイン(宮)だけがあなたの運勢を象わしているとはかぎらない、必ず二つ以上(通常、2つ〜4つ)のサインを参考にして、総合的にご判断ください、と注意を喚起しているのもこのためです。

《 太陽、月、金星、火星だけでも、やっぱり間違う! 》

太陽サイン(宮)だけで占う「星占い」はともかく、「西洋占星術」では、太陽に加えて月、金星、火星といった四つの星をもって相性を占うのが一般的なようです。
その一つが「聖四ツ星(聖四色とも)が教える相性占星術」なのかもしれません。
残念ながら、そのような占い方でも、10%〜30%程度しか当たりません。
恋愛期間は金星と火星で相性を判断し、結婚にいたれば太陽と月で相性を判断するといった解説もまた、間違う可能性を残しています。
一面の事実は含まれているものの、やっぱり正確ではありません。
西洋占星術が得意な分野の相性判断においてさえ、このありさまです。
一部の占星術研究家が「心理占星学」といってユング心理学に基礎を置くことを自慢気にするのも同様で、船で山に昇ろうとするようなものです。
西洋占星術がいかに思い込みの激しいオカルトチックな占いに堕しているか、このことからも見えてきます。

One-Point ◆ 『聖四ツ星が教える相性占星術』(初版:1999.5.15)という本を最近、古本屋で見つけました。その巻頭に太陽、月、金星、火星(聖4ツ星?)で占った4組のカップルの相性事例が載っていて、「永瀬正敏氏と小泉今日子さん」「保坂尚輝氏と高岡早紀さん」の相性は、「理想的な愛が続く良い相性」と書かれていました。他の実例は「松田聖子さんと波多野氏」「貴乃花親方と河野景子さん」でしたが、こちらは離婚の可能性が高いように書かれていました。ご存じのとおり、現在(2008.3.21)では、聖子ちゃん1組を除いて全く逆の結果です。聖4ツ星って、どうナンでしょう?


4組の結婚と離婚の年月

●永瀬正敏氏・小泉今日子さん
1995年2月結婚、2004年2月離婚。
●保坂尚輝氏・高岡早紀さん
1996年11月結婚、2004年6月離婚。
●松田聖子さん・波多野氏
1998年5月結婚、2000年12月離婚。
●貴乃花親方・河野景子さん
1995年5月結婚。

《 相性判断のポイント:Part1 》

そろそろ正しい相性判断の見方を多少なりとも示さなければなりません。
ここは一般向けページなので、ノウハウにまでは触れませんが、主な相性判断のポイントを述べておきます。
ポイント1、まずは本人の「恋愛運」「結婚運」「夫婦運」
あたりまえでしょ?
でも、なぜか相性を観るときにあまり重要視されていないんですよね。
相性といっても、結局は自分の反映なので、自身の性格や運勢は重要です。
ポイント2、ホロスコープの共通性
ホロスコープ(出生天球図)の共通性というのは、お互いのホロスコープの中に似たような運勢や物事の見方や感じ方を持っているかということです。
だって、気が合うとか合わないとか、これで決まることも多いのですから…。
見過ごしている占星術師も多いのですが、欠かせないポイントです。
ポイント3、お互いの星のアスペクトによる相性判断
これが西洋占星術の一般的な相性判断ですね。
「星占い」の太陽サイン(宮)だけの相性判断は、上に述べたように、ほとんどあてになりません。
次に、太陽、月、金星、火星を使った相性判断でも、一時的な恋愛相性だけならともかく、結婚相性には実用的ではありません。
恋愛時代は部分的なお付き合いですみますが、結婚は全人格的な関係ですよね。
それが4つの星だけで分かると思います?
結婚相性までみるのであれば、やっぱ、全体的に判断する必要があるのです。

One-Point ◆ ここまではご理解できますか? 太陽どうしが凶座相であっても結婚し、離婚に至らない夫婦は多いのです。太陽、月、金星、火星を使った「聖4ツ星」などと一部にいわれる星どうしに凶座相をもつ夫婦であっても、上で証明されたように必ず離婚するとはかぎりません。逆に、これらが吉座相あっても離婚に至る夫婦はいます。それが意味するところは、結婚相性は他に重要な要素があるということです。


「星のディレクション」って何?

●ディレクション(direction:方向、指図)。
「星のディレクション」とは、現在の星の位置や角度(アスペクト=星の位相や座相)が示す方向・指図といった意味で使っています。
西洋占星術でいうトランシット法(を正しく解釈したもの)と考えても間違いではありません。
相性における「星のディレクション」というのは、星の動きがカップルの相性に与える影響をリーディングしたものです。影響作用はあるものの、実際の結果は人間が決めるものです。

《 相性判断のポイント:Part2 》

次を続けましょう。
ポイント4、現在の「星のディレクション」
「星のディレクション」というは、現在の星が指し示す方向性や指示(影響)といったように宝瓶宮占星学では使っています。
この「星のディレクション」によって、相性にダイナミズムが生まれます。
人は時によって、ふだんより異性に惹かれやすくなる時期ってありません?
また、今まで気にもしなかった相手なのに、あるときから急に魅力的に思えたり、なぜか一気に冷めてしまったり、意識の変化ってありますよね?
お年頃であっても、「結婚なんて関係ない!」と思う時期もあれば、「結婚や家庭に夢や希望を抱く」時期もあるのです。
なぜかというと、「星のディレクション」によって、多少なりとも人の心や想いは変わるという事実があるからです。
みなさまは、どんな状況のときに恋愛や結婚を決めますか?
こういった運勢や想いの変化をもたらす「星のディレクション」を無視していては、実用的な正しい相性判断は行なえません。
西洋占星術では取り上げられていませんが、宝瓶宮占星学では欠かせない相性判断のポイントです。
ポイント5、人間的にどれくらい成長しているか
最後に、星とは関係なく、人間的な成長度は、やはり重要です。
人は、星によってすべてが左右されているわけではありません。
自分の意志によって行動しているというのが常識でしょ?
星の象意が示す影響は受けるものの、それだけではなく、人間的な成長度があれば、その影響をそれなりにカバーできるという意味です。
自分の価値観や考えと違うタイプの人のことを理解できたり、受け容れて人格的に対応することができる人は、相性の許容度が高いのです。
一般に若いときの結婚ほど離婚しやすいのは、この人間的な成長度が低いためです。

One-Point ◆ 当たり前のことを書いて恐縮ですが、西洋占星術の信者になってしまうと、宗教と同じで当たり前のことが見えづらくなります。相性を許容できる範囲や可能度は、人によって違いますが、星の相性を100%とすると、平均してプラス20ポイントくらいが妥当ではないしょうか。


ポイント計算の基準とは?

●どの星の相性がよければ何ポイント加算できるのかは、ケースバイケースです。原則となる重要な星はありますが、人やカップルによって重要な星は異なっているのです。
一つご参考に申し上げれば、結婚相性においては、一般に男女とも「月」が重要です。建築物に例えれば、「月」は、インテリア=生活空間です。嫌いな壁の模様の部屋や居心地の悪い部屋に、ずっと一生は住みたくないでしょ? 夫婦関係も同じです。
月をはじめ他の相性が良い場合、太陽どうしが西洋占星術でいう「凶座相」であっても、逆に、お互いに異なる部分に惹かれ合ったり、夫婦として違うスタンスで助け合えることもあるので、必ずしも「凶」とはいえません。

《 相性判断の重要度=パーセンテージ 》

上の相性判断のポイントをパーセンテージ化すれば、次のようになります。

ポイント1、本人の「恋愛運」「結婚運」「夫婦運」…… 40%
ポイント2、ホロスコープの共通性……20%
ポイント3、お互いの星のアスペクトによる相性判断…… 40%
   太陽・月・金星・火星(一部で「聖4ツ星?」と呼ばれる)→ 10〜30%
   その他の残り6つの星やハウスなど全体 → 10〜30%
   ※二つあわせて最高で40%にしかならないという意味です。
ポイント4、現在の「星のディレクション」…… 0.5倍〜1.5倍
   上のポイント1、〜3、の合計に対して 0.5 〜 1.5 を乗算し(かけ)ます。
   ※たとえば、1、〜3、を加えた相性が70%だとします。
   その場合、「星のディレクション」によって最高で105%になる時期があります。
   70% × 15 = 105% ということです。
   一方で、最低で35%になる時期もあるということです。
ポイント5、人間的にどれくらい成長しているか… プラス20ポイント
   相性に関係なく、人間的成長度があれば+20ポイントを加算できます。

以上のポイント1、〜5、を計算して80%以上であれば結婚に至る可能性が大です。
50%が標準で、50%〜60%であれば、候補者圏内。このパーセンテージでは、結婚を決意するにも、また結婚後に離婚を決めるにも、どっちつかずで迷うレベルです。
40%以下では、結婚に至りません。
もし、結婚した後に「星のディレクション」によって、40%を下回ると別居や離婚の可能性が高くなります。

もう少し、ご説明しておきましょう。
二人の相性が、55%と一般的に迷う場合であっても、ある時期に「星のディレクション」が最大限に作用して、1.5倍になると、55% × 1.5 で 80% を超えます。
こういったときに条件が整えば、結婚を決意する可能性が大です。
こうして結婚した後、いずれ星が動いて、「星のディレクション」が作用して0.5倍の時期を迎えないともかぎりません。
そのときの相性は、本来の55% × 0.5 で 27.5% に下がってしまいます。
このままでは別居か離婚話が持ち上がるのは必至です。
ところが、このときまでにお互いを理解していたり、人間的な成長度が伴っていると、プラス20ポイントが加算できます。
すると、27.5% + 20ポイント = 47.5% になって、40%を超えるので、必ず離婚に至るとは断定できません。
一方、本来の相性が結婚可能な80%であっても、「星のディレクション」が0.5倍の時期にあれば、その期間の相性は40%に下がるので結婚には至りません。
結婚した後であれば、別居や離婚の可能性さえ生じます。
その場合であっても、もし人間的な成長度が伴っていれば、プラス20ポイントが加えられるので、60%になって、離婚話は持ち上がらないのです。

One-Point ◆ ここで使っている数字は厳密に計算できるとはかぎりません。目安とお考えください。こうみていくと、相性がさほど良くないのに結婚して、後で離婚するケースや、相性が良いはずなのに別居や離婚に至ってしまうケースが理解できません? ポイントは、本来の相性が現在の「星のディレクション」によって底上げされていないかチェックすることです。

※ここに書かれた内容は、あくまでもご参考に留めおきください。丸々信じられても責任は持てませんので…ネ♪ お互いに成長することが重要です。

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