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AKB48-9th選抜総選挙予測
― 変化した投票締め切り日時の影響 ―

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昨年の上位メンバーに卒業や不参加が目立つ今年の選抜総選挙。
1位と2位だった指原莉乃と渡辺麻友も、今年が最後と公言。
そんな先行きがみえないAKB48選抜総選挙ですが、結果はいかに?

今年の人気運では指原の3連覇、当日の運勢では珠理奈が健闘


●第1稿 : 2017年 5月30日アップ

どうでもいいのですが、6月17日に沖縄で開催される第9回AKG48選抜総選挙のリーディング予測をお届けいたします。
ちょうど、明日5月31日に発売される48thシングル「願いごとの持ち腐れ」のシリアルナンバー(投票権)などによって、当日夜、速報が発表され、6月17日の開票日に最終順位が発表されます。

《 会場投票がある場合のホロスコープ 》

今年が最後の総選挙という指原莉乃(24)の3連覇か、それとも同じく今年が最後という渡辺麻友(23)の首位奪還か。
どちらでもいいのですが、ホロスコープからみてみます。
ちなみに、立候補したメンバーの生年月日はわかっていても、出生時間まではわかりません。
そのため、それ次第によっては、以下のリーディング内容には若干の修正が必要になります。

まずはご参考に、総選挙のホロスコープを2点、掲載しておきます。


●開票日:16時30分の場合のホロスコープ




One-Point ◆ と、上掲のホロスコープをプレ・リーディングしていたのですが、当記事のアップ前に確認したところ、当初あった昨年と同じく行なうとされていた会場での投票のアナウンスがなくなっていました。投票の締切りも前日の6月16日15時に変更になっていました。これではリーディングができません。会場での投票があるのかどうかは、「運勢的」(ディレクション的)に少なからず影響するため、最初からやり直しです。


《 投票締切日のホロスコープ 》

というわけで、念のために確認した最新のアナウンスでは会場での投票がなくなり、開票前日の締切りに変わっていました。
6月16日の午後3時が締切りで、その日時で再度、作成したのが、次のホロスコープです。


●締切日:16日15時のホロスコープ




One-Point ◆ こういった変更は、前もってリーディングしていた内容が使えなくなります。それは仕方ないのですが、占星地はAKB48劇場のある東京にしています。「ホラリー占星術」からは開催地の沖縄にすべきだという意見があると存じますが、これまでの検証から、日本の場合、首都の東京でのデータでよいことを確認しています。なので、いずれも東京です。


《 ご参考:昨年2016年の順位 》

上掲の2つのホロスコープは、かなり異なります。
そのため、昨年のように開催会場での投票があるのか、それとも会場投票はなく、前日で投票締切りなのかは、リーディングの結果に大きな影響をおよぼします。

実際、動きの早い「月」や、ASC(上昇点)をはじめとする4つの「基本点」が異なりますので、それらをはじめとしたアスペクトにも変更が生じるために、星のディレクションが異なってきます。

もちろん、当日の星だけで「順位」が決まるわけではありません。
ご本人のホロスコープ(出生天球図)はもちろんのこと、直近の運勢や、意外なことに選挙後の運勢変化も相応に影響することがあります。

そんなこんなで、厳密にリーディングを行おうとする場合、さまざまな要因(ファクト)を勘案しなければならないのですが、そこまでの労力は、出生時間が分からない以上、ムダが多いことになってしまいます。
なので、ポイントのみをみたリーディングです。

ちなみに、もし昨年と同じように、各グループのアピールののち、一人1票で会場参加者の投票が行なわれて午後4時30分が投票締切りとなった場合、直近の運勢からも、また当日の星からも、指原莉乃(蠍宮、5期生)の3連覇は確定的でした。

それが、前日16日の午後3時の締切りの場合、当日の星だけをみれば一部とはいえ、そのようすが変わってきます。
それは渡辺麻友も同様で、昨今の1年程度や当日は、かつてほど運勢的ないきおいはないのが実状です。

まずはご参考に、昨年2016年の総選挙の順位と、卒業や参加辞退による今回不参加のメンバーを掲載しておきます。

●昨年2016年の選抜総選挙の順位 …… ※右端の緑色は2017年6月18日[付記]

■「45thシングル選抜メンバー」(1位〜16位)       [2017年の順位と票数]
第1位 243,011票 指原 莉乃 (HKT48 TeamH)        1位 246,376票 ↑
第2位 175,613票 渡辺 麻友 (AKB48 TeamB)        2位 149,132票 ↓
第3位 112,341票 松井珠理奈 (SKE48 TeamS)        3位 113,615票 ↑
第4位 110,411票 山本  彩 (NMB48 TeamN)             
第5位  92,110票 柏木 由紀 (AKB48 TeamB-NGT48 TeamNIII兼任)    
第6位  78,279票 宮脇 咲良 (HKT48 TeamKIV-AKB48 TeamA兼)4位 82,803票 ↑
第7位  69,159票 須田亜香里 (SKE48 TeamE)        6位 63,124票 ↓
第8位  68,126票 島崎 遥香 (AKB48 TeamA)             
第9位  60,591票 兒玉  遥 (HKT48 TeamH-AKB48 TeamK兼任)     
第10位  58,624票 武藤 十夢 (AKB48 TeamK)             
第11位  58,610票 横山 由依 (AKB48 TeamA)        7位 58,314票 ↓
第12位  50,190票 北原 里英 (NGT48 TeamNIII)       10位 45,684票 ↓
第13位  47,094票 向井地美音 (AKB48 TeamK)        17位 35,201票 ↓
第14位  43,318票 岡田 奈々 (AKB48 Team4)        9位 48,143票 ↑
第15位  40,648票 高橋 朱里 (AKB48 Team4)        11位 42,663票 ↑
第16位  40,071票 にゃんにゃん仮面小嶋陽菜:AKB48 TeamA )     

※上記以外の2017年の新規選抜メンバー : 荻野由佳(NGT48 TeamNIII) 5位 73,368票、本間日陽(NGT48 TeamNIII) 13位 41,230票、吉田朱里(NMB48 TeamM) 16位 35,540票。

■「アンダーガールズ」(17位〜32位)
第17位  40,011票 峯岸みなみ (AKB48 TeamK)        19位 34,688票 ↓
第18位  36,894票 入山 杏奈 (AKB48 TeamA)             
第19位  33,524票 小嶋 真子 (AKB48 Team4)        24位 29,699票 ↓
第20位  33,176票 高柳 明音 (SKE48 TeamKII)       15位 38,576票 ↑
第21位  32,886票 込山 榛香 (AKB48 Team4)        52位 20,910票 ↓
第22位  32,118票 大場 美奈 (SKE48 TeamKII)       26位 28,544票 ↓
第23位  31,314票 朝長 美桜 (HKT48 TeamKIV-AKB48 Team4兼)35位 25,733票 ↓
第24位  29,983票 白間 美瑠 (NMB48 TeamM-AKB48 TeamA兼任)12位 41,491票 ↑
第25位  29,517票 沖田 彩華 (NMB48 TeamM)        48位 22,264票 ↓
第26位  29,333票 加藤 玲奈 (AKB48 TeamB)        21位 30,282票 ↑
第27位  29,213票 川本 紗矢 (AKB48 Team4)        29位 28,118票 ↓
第28位  28,706票 矢吹 奈子 (HKT48 TeamH-AKB48 TeamB兼) 37位 25,364票 ↓
第29位  28,553票 古畑 奈和 (SKE48 TeamKII)       14位 40,202票 ↑
第30位  28,369票 惣田紗莉渚 (SKE48 TeamKII)       8位 52,475票 ↑
第31位  28,282票 竹内 彩姫 (SKE48 TeamKII)       56位 19,919票 ↓
第32位  28,260票 大島 涼花 (AKB48 TeamB)             


※大島涼花は、3月に「卒業」にしていましたので付記にあたり、“赤”に変えました。
                                                [以上]

One-Point ◆ 掲載は32位のアンダーガールズまでにしました。赤字は今回の不参加のメンバーです。一見してお分かりのように、昨年、上位16名の選抜メンバーのなかに卒業や辞退者が多くいます。なので「選抜メンバー」の入れ替わりは確実です。


《 世間一般の予想 》

世間一般の予想では、昨年末のNHK紅白歌合戦の投票で1位になった山本彩(蟹宮、NMB48:1期生)が、今回のAKB48選抜総選挙で1位になるのではと予想されていました。

しかし、山本彩は早々に不参加を決めています。
実際、AKB48選抜総選挙と、NHK紅白歌合戦では、投票者層が異なります。
NHK紅白歌合戦の場合、どうしてもNHK視聴者が多くなります。
そのため、NHK連続テレビ小説「あさが来た」の主題歌「365日の紙飛行機」を歌った山本彩の知名度やイメージは高く、AKBグループにこういった人もいたのかと投票を決めた人も多いのです。
それがNHK紅白歌合戦の投票では有利に働きました。

一方、シモネタまがいの発言も多い少々“異端児”の指原莉乃は、大人受けはよいものの、コアなNHKの視聴者やスマホが浸透した若者世代からは、今年はともかく、昨年はいくらかでも敬遠されがちです。
その結果が、年末のNHK紅白歌合戦での投票結果にあらわれていますので、さほど違和感はありません。

その山本彩と同じく蟹宮生まれで選抜常連の柏木由紀(蟹宮、3期生)も、今回不参加です。

最新のアナウンスどおり6月16日15時が投票締切りの場合、全員ではありませんが蟹宮生まれにはよい星まわりなので残念です。
昨年4位 山本と、5位 柏木の不参加は「神セブン」にも影響します。

世間の予想では、柏木由紀の票がどう動くのか、注目されています。
柏木と同じAKB48で3期生の渡辺麻友(牡羊宮、3期生)に柏木の票が流れて、指原莉乃の3連覇の阻止に動くのではないかという下馬評も聞かれます。

その論でいけば、NMB48のツートップだった渡辺美優紀(乙女宮、NMB48:1期生)が卒業し、山本彩も不参加のなか、昨年、24位ながらNMB48メンバーの中で山本につぐ順位を獲得し、昨今、頭角をあらわしてきた白間美瑠(天秤宮、NMB48:1期生)に山本の票が流れて、今年は相応に順位をあげるのではないかとも考えられます。

One-Point ◆ ほかにもありますが、以上は寡聞ながら、知る範囲での世間一般的な予想です。それはそれで参考にするとして、ホロスコープの星のディレクションからはどうなのか。上述しましたように、当日、会場投票があるのかどうか、前日の15時で締め切られるかどうか、それ次第ではリーディングの内容が異なってきます。


●注目は、STU48 岡田奈々

岡田奈々-AKB48&STU48

岡田奈々(おかだ なな)
1997年11月7日生まれ。
神奈川県出身、AKB48:14期生。
現在、AKB48 Team8の副キャプテンとSTU48のキャプテンを兼任。
当初の固い真面目さがとれて、責任感は強いままに、柔軟さも表わすなどキャラが広がっています。
14期生ながらAKBグループの将来を担う一人として期待されているようです。
今回の選抜総選挙では、昨年14位から一気に上位7人の「神セブン」に入るかどうかが注目。


●瀬戸内48 (STU48)

海外をふくめれば、8組めのAKBグループとなる「瀬戸内48」(STU48)が今年2017年に誕生しました。
瀬戸内海地域の広島県、山口県、岡山県、香川県、愛媛県、徳島県、兵庫県の7県を拠点に、瀬戸内の主要港を回る「船上劇場」となります。
支配人は指原莉乃(蠍宮、AKB48:5期生)で、STU48メンバーとHKT48を兼任します。
キャプテンに岡田奈々(蠍宮、AKB48:14期生)が抜擢されています。
STU48 OFFICIAL WEB SITE (http://www.stu48.com/)

《 上位メンバーのリーディング 》

繰り返しになりますが、参加メンバーの出生時間がわかりません。
なので、詳細なリーディングを行なってもムダが多く、生年月日のみのリーディングとなります。

いずれの締切り日時でも、注目は魚宮の初盤や中盤の生まれで、またそこに象意ポイントをもつ人だといえます。

これには、上位グループでは、松井珠理奈(魚宮、SKE48:1期生)が該当します。

ただ昨年の順位は、すでに3位なので、上には1位の指原莉乃と2位の渡辺麻友しかいません。

昨年の票数は、渡辺とは6万5千票の差、指原とは13万3千票の差です。
そのツートップの牙城をくずせるかどうかですが、いずれにしてもTOP3に残る可能性は高いといえます。
ただし、後述する宮脇咲良も、その出生時間次第ではTOP3に浮上する可能性がありますので、渡辺麻友がどこまで残れるかに注目です。

昨年、4位の山本彩、5位の柏木由紀が不参加を決めたことで、6位だった宮脇咲良(魚宮、HKT48:1期生)が、そのまま繰り上がれば、4位です。

星のディレクションからは、魚宮の終盤の生まれなので、少しズレますが、もし午前中の生まれだったり、開票当日に会場での投票があれば、松井珠理奈を抜いて2位や3位争いにも食い込むことができます。
逆に、午後の生まれの場合、のるかそるか、賭けにひとしい結果になります。
つまり、情況次第で変動が生じるいちばんのダークホースです。

宮脇に続いて昨年7位だった須田亜香理(蠍宮、SKE48:1期生)も、順当に繰り上がれば5位です。
16日の投票締切りであれば運勢は悪くはないのですが、何位に落ち着くかが、ほかのメンバーの順位に大きく影響します。

昨年の上位メンバーは今年もそれなりに運勢があり、星のディレクションを受けますので、全員ではありませんが、そう簡単には下克上をゆるしません。
むしろ、選抜下位グループや、17位以下のアンダーガールの順位変化が大きく、そこにも注目です。

ちなみに、昨年8位の島崎遥香(牡羊宮、9期生)は卒業で不参加。
9位の兒玉遥(乙女宮、HKT48:1期生)も不参加。
10位の武藤十夢(射手宮、12期生)も今年は不参加と続きます。

11位以下では、当日の星の動きからは、北原里英(蟹宮、5期生)や17位の峯岸みなみにも注目で、いずれも午前中の生まれであればという条件つきながら、少し順位を上げそうです。

注目は、昨年14位の岡田奈々(蠍宮、13期生)です。
当日の星の配置もそうですが、第5回圏外、第6回51位、第7回29位、そして昨年第8回14位と徐々に順位を上げてきており、昨今はSTU48のキャプテンに就くなど、頭角をあらわしはじめた注目メンバーです。
なので、大躍進もありえるなど、順当に順位を上げそうです。

さて、指原莉乃(蠍宮、5期生)と渡辺麻友(牡羊宮、3期生)です。

指原莉乃は、昨年2016年末〜今年夏場あたりまで「人気運」が高まるアタリ年の運勢期になっています。
そのため、開票当日に投票があれば、確実に3連覇ですが、前日16日の締切りの場合、強いディレクションは受けないのですが、そこは昨今の運勢の余勢をかって、16日午後3時の締切りでも突っ走り、最後の花道になりそうです。

一方、渡辺麻友は、悪いとまではいえませんが、一昨年までの数年間と、来年2018年に比べると、今年2017年は、比較的ながら運勢の狭間にあたります。

そのぶん、ギリギリ外れている程度なので、許容度数(オーブ)をどれくらいとるかで異なりますが、少々の厳しさはどうしても残ります。
むしろ渡辺麻友の場合、1位になった2014年までが「TOP運」のピークで、今後は、実力次第ながら今年2017年末あたりから来年2018年に再び「出世運」や「栄達運」が訪れます。

その点、昨年や直近では、松井珠理奈と宮脇咲良に「センター」や「主役」を張れる「栄達出世運」が訪れています。
なので、出生時間次第によっては、渡辺麻友との順位逆転もないとはいえません。

One-Point ◆ 指原莉乃にとって、今年が最後の総選挙というのは、よい判断です。逆に渡辺麻友の場合、来年のほうが全体的には運勢がよいので、今年が最後というのは、選抜総選挙の順位のみからみれば残念です。いずれにしても、今回のように上位16名の「選抜メンバー」のうち、卒業をふくめて4割近いメンバーが不参加というのは、選抜総選挙の「開催地」は、経済効果を望めますので歓迎ですが、総選挙自体のシステムや内容を一考する時期に来ているといえそうです。




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